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<高1息子が不登校に……?>ココロが壊れる前に気づけてよかった!息子に笑顔が戻る【第9話まんが】

前回からの続き。

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「学校へ行くように強く言って悪かった」と、夫はタクトに告げました。自分の悪い点を素直に息子に謝ることができる立派な父親だと思います。夫の態度を見て、タクトの心も少し動いたようでした。第一志望の高校じゃないとやる気が出ないということかと、夫はタクトに確認します。タクトは黙っていましたが、夫の指摘はおおむね当たっているのかもしれません。高校は義務教育ではないので、行っても行かなくてもいい場所であると夫は話を続けます。

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高校を休み続ければ留年になる、そうなってもいい覚悟はあるのか夫はタクトに確認します。タクトは何も言いませんでした。そこまで深くはまだ考えていなかったのかもしれません。第一志望だった高校を再受験するのか、今の高校をやめて定時制や通信制の学校へ通うのか、それとも就職をするのか。夫はさまざまな選択肢をタクトに示しました。

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最後に夫は「今後どうするかは自分で調べて決めなさい」とタクトに告げました。そしてどんな答えであっても父さんと母さんは応援すると。それは事前に夫婦で話し合って決めていたことでした。私は「無理はしないでいい」とフォローを入れます。タクトは学校に通えないほど今、追い詰められています。まずは休んで気持ちを落ち着けるのが先決でしょう。私と夫はそれぞれ在宅勤務ができるように会社と調整をしました。こうすることで2人でタクトを見守れるはずです。

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私と夫が在宅勤務になることをタクトは気にしたようです。でも子どもをためにできることは何でもしたいと思うのが親の常ですよね。私はその気持ちをタクトの手を取り伝えました。「父さんと母さんの一番の仕事はタクトを守ること」だと。

こうして、タクトはひとまず期間を決めずに休養することとなりました。少し前に比べると、随分と表情も明るくなり、笑い声も聞こえるようになりました。今後どうするかはまだ決まっていませんが、タクトの心が壊れてしまう前に気がつくことができて、ほっとしています。

【第10話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・まゆか! 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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