<仲間外れ>友だち関係でツライ思いをしているわが子に何ができる?問題解決だけがすべてじゃない!?
子どもが成長するごとに、親の目や手がどんどん届かなくなっていく。成長は嬉しいけれど、不安が増すことも事実でしょう。そのようなわが子の成長を見守るなか、どうやら友だち関係でツライ思いをしているようだと気がついたら……、皆さんはどうしますか?
『わが子が急に仲間外れにされたり遊んでもらえなくなったりなど、お友だちとの関係でツライ思いをしているとき、親である私たちはどうすればいいのでしょう。友だち関係でツライ思いをすることって多いのでしょうか。皆さんのお子さんは、いつもお友だちと仲よくできていますか?』
わが子の口からハッキリ聞いたわけではないけれど、なんとなく様子がおかしい。もしかするとお友だち関係がうまくいっていないのでは……? そのような心配や不安はどのご家庭にもあることなのかもしれません。ではそのような状況に陥った場合、親である私たちはわが子にどう接すればいいのでしょう。
友だち関係のトラブルはよくあること?
『子どもとはいえ、人間同士の付き合いだからトラブルはあって当たり前なんだよね』
子ども同士のいざこざやトラブルはよくあること。なのについつい「うちの子だけ?」とか「よその子はみんなと仲よくできているのに」などと思ってしまうこともありそうですよね。実際は表立って見えないだけで、誰しもさまざまな悩みやトラブルを経験しているものなのかもしれません。
友だち関係でツライ思いをしているわが子にしてやれること
ツライ思いをしているわが子に何もしてやれない。そのように思い悩み、自分を責めるママたち。しかし本当になにもしてやれないのでしょうか。子どもたちはママに対して、問題解決のみを求めているわけではない可能性もありますよね。ママに何ができるのか、一緒に考えてみましょう。
元気が出る環境づくりをする
『いじめとまではいかなくても、ツライこともたまにはあるだろうね。気になるけど普通にしているよ。人付き合いって楽しいことばかりではないし、何でも経験するしかない。だから少しでも元気になれるように、好きなおかずを用意したり、衣食住をいつもより整えたりして、家では快適にすごせるよう務めている』
直接的に問題解決の手助けをできなかったとしても、家族だからこそココロの傷やツライ思いを軽くしてあげられるのではないでしょうか。食卓に好きなおかずが並んでいる、おふとんがふかふかで気持ちがいい、入浴剤の香りに癒される……。このような些細なハッピーを少しでも増やしてあげることは、家族だからこそできることと考えてはいかがでしょう。
明確な逃げ場を与えてあげる
『好きそうな習い事を勧めるなどして、子どもの世界を学校だけにしない。自己肯定感が高められるように自信をつけさせ、ストレス発散ができる場所を作り、学校以外にも会える人を増やす』
ツライなら逃げればいいと言うのは簡単なことですが、言われた子どもたちは「どこに逃げるの?」「逃げた後どうすればいいの?」と悩むかもしれません。であれば、明確に逃げられる居場所を確保してあげたり、逃げても大丈夫と思える状況・環境を作ってあげたりすることも、ママがしてやれることではないでしょうか。
学生時代、子どもたちの世界は気がつけば学校のみになりがちです。しかし、それは非常に狭い世界。そのような狭い世界にだけいては、息が詰まってしまうこともあるでしょう。だからこそ、積極的に学校以外の世界を作ってあげることが重要なのかもしれません。家庭と学校だけではなく、あと1つで構いませんので、子どもが楽しくすごせる場所を一緒に探してみてはいかがでしょう。新しいことに挑戦することで、気持ちがリフレッシュできて元気を取り戻せる可能性もありそうです。
専門家の手を借りられるよう導く
『私もママスタコミュニティでアドバイスをもらったんだけど、親がスクールカウンセラーに相談してどうすればいいかを聞くといいよ。親がスクールカウンセラーとつながることで、子どもも見守ってくれるようになる。先生に言ったほうがいいかどうかも教えてくれるよ』
学校内で起こっている問題については、先生に相談するといった声も目立ちました。そこでさらに一歩踏み出して、スクールカウンセラーのような専門家の手を借りてみてはいかがでしょう。親や家族、担任の先生などには話しにくいことも、新たな第三者が現れることで話しやすくなることもあります。いきなり子どもとスクールカウンセラーをつなげることが難しければ、まずはママが相談をしてみてもいいかもしれません。
ママたちによると児童の保護者からの相談も受け入れてくれていることもあるようです。学校によってシステムは異なるでしょうが、一度学校に確認してみてはいかがでしょう。プロだからこその解決策が提案してもらえるかもしれませんよ。
問題解決だけがすべてではない!
子どもが成長すればするほど、親が子どもにしてやれることは減っていきます。関与できないことが増えていくと、痛感することもあるでしょう。ならば、ママにしかできないことを考えればいいのです。できないことを探し落ち込むのではなく、できることを探す。そのような行動は、子どもたちの目にはどのように映るのでしょう。もしかすると、人生の先輩として子どもたちのお手本になれるような気がしませんか?
些細なことでココロは折れてしまうし、乱れてしまう。でも逆に些細なことをきっかけにココロは救われると信じ、自分にできることを探しながらわが子をサポートしていきましょう!
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