<暗い食卓>家族が「おいしい」と言ってくれなくても、がんばって料理しますか?毎日悲しくて……
毎日食事の準備をするみなさん、お疲れさまです! みなさんの旦那さんやお子さんは食事のときに「おいしいね」「ありがとう」とママに感謝の言葉を伝えてくれますか? もし伝えてくれなかったとしても、家族が喜んで食事をしていると感じられますか? ママスタコミュニティには、毎日の料理に疲れてしまったママから、こんな悩みが寄せられました。
『5歳の子は偏食があり、旦那は食事に関心がない。食事の支度ができて旦那を呼んでも、冷めたころにやってきて「いただきます」や「ごちそうさま」を言わない。作りたての料理を出しても「俺は残り物でいい」と。1歳の子だけは、おいしそうに食べてくれるのが救い。私なりに頑張って作っているつもりですが、毎日悲しくなります。みなさんはどうやって料理のモチベーションを保っていますか?』
投稿者さんは「料理がうまいわけではないし、失敗することもある」のだそう。しかし家族のために、一生懸命作っている様子は伝わってきますね。だからこそ旦那さんの態度にイライラしたり、腹立たしく感じたりするのでしょう。さてこの相談にママたちからは、共感や提案などさまざまな反応が返ってきました。
毎日の食事作り。モチベーションを保てていますか?
相談者さんが「どうやって料理のモチベーションを保っているの?」と問いかけたことに対して、ママたちからはこんなコメントが寄せられました。
ハッキリ言います!モチベーションはありません
『料理にモチベーションは必要ない。歯磨きや挨拶と一緒。必要だからすることにモチベーションなんていらない』
『役割だと思っている』
『モチベーションはない。面倒なときは、焼肉とか作る工程が少ないものにしている』
『モチベーションは保てないです。私が食べたいものを作っても旦那に文句をいわれるし、娘は好ききらいが多い。私の少ないレパートリーのなかから、文句を言われないものでくり返し作っている』
「料理にモチベーションなんていらない」との意見が寄せられました。毎日の生活に必要なことだと割り切って料理したり、家族からの文句や素っ気ない態度に悩んでいたりするママもいるようです。そんなママの姿を見て、家族は何を思うのでしょう。
毎日のことだから、モチベーションは保ちたい
『本当にアップはしないけど、ユーチューバーになったつもりで、動画を撮りながら料理している』
『料理教室で習ったものや料理番組で見たものを作って、ステキな器に盛りつける』
『宅配野菜を使っている。生産者さんの顔が見えると「ちゃんと使い切ろう」と思える』
『自分が楽しんで料理をして、そこに家族を巻き込む。たとえばカツオのたたき。生カツオの半身を買ってきて、家でバーナーで炙る。家族の前でやっていれば、自然と家族の期待も高まるよ。食卓に並べながら、いかにいい食材に巡り合ったかなど、料理のウンチクを語る。子どもたちは私のトークに洗脳されて「ママは料理じょうず」と信じている』
自分なりに料理への楽しみを作っているママたちがいました。お子さんが小さなうちからママの料理へのこだわりを伝え、食への関心を育むのは大切なことかもしれません。毎日お子さんと一緒に食事の準備をしながら、ママが食育を意識して語りかけるのはいかがでしょうか。モチベーションの保ち方は人それぞれ。ママ自身が楽しめるように、いろいろ工夫してみるのもいいかもしれません。
家族のためより自分のため
いっそのこと「自分自身のためにと割り切る」とのコメントもありました。
『私は「自分が食べたいものを作れるのは、作る人の特権」と思って、自分のために作るよ』
『家族のためにと考えず、自分のために料理する日を増やしたら「家族が喜ばなくてもいいや」と思えるようになった』
家族に喜んでもらえないと悲しくなるなら、はじめから「家族のために」と考えるのをやめれば、毎日悲しい思いをしなくてすみますね。自分の分を作るついでに家族の分も作る。ポジティブに「自分が食べたいものを食べられる」と考えるのは、アリかもしれませんね。
旦那さんの態度が食卓に及ぼす影響は?
今回の投稿のなかで、ママたちから指摘が相次いだのは「旦那さんの食に対する関心の薄さ」でした。ママたちからは「義実家での食卓の様子が気になる」と投稿者さんに逆質問が投げかけられました。すると投稿者さんは、
『義実家は誰も「いただきます」を言わない。食事中の雰囲気が暗いんです。義母が出してくれた料理を私は、おいしいと思っているのですが……』
と返答。旦那さんが食に対する関心が薄いのは、義実家の影響もありそうです。旦那さんが育った環境を知ったママたちは、
『旦那さんはそういう環境で育ったから仕方がない。でもこのままだと、お子さんが旦那さんと同じように育ってしまうのが心配ね。旦那さんにわかってもらうのは大変かもしれないけれど、家族揃って「いただきます」や「ごちそうさま」と言う家族の食卓を作ろうって話そうよ。お子さんのために……』
ママたちは食べものや食事の作り手に対する感謝のない旦那さんの態度は、いずれお子さんにも影響するのでは? と心配しているようです。もしかしたら「一家団らんの楽しい食卓」を経験してこなかった旦那さんは、「自分の食卓での態度がママを悲しませている」と気づいていないかもしれませんね。
楽しい家族の食卓は夫婦の歩み寄りで
夫婦の食事に関する思い入れや価値観が極端に違う場合、それらを擦り合わせていくのは難しい気もします。しかし投稿者さんがこのままずっと旦那さんの態度にモヤモヤした気持ちを抱え続けるのも、お子さんたちにとってよくないでしょう。今、投稿者さんのお子さんは5歳と1歳。今後成長していけば塾や部活、アルバイトなどで時間が合わなくなり、家族揃って食卓を囲めなくなる日がやってくるかもしれません。それまでの数年間一緒に食卓を囲もうと、旦那さんと話し合ってみるのはいかがでしょうか。もしかしたら旦那さんの気づきや歩み寄りが、楽しい家族の食卓への第1歩になるかもしれません。
【つぎ】の記事:<私の離婚体験談>子どもが入院したのに……「モラハラ旦那と離婚したい!」私の選択【第1話まんが】
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※子どもがなかなか食卓についてくれず、料理が冷めてしまう。それでも「おいしい!」が聞きたくて……。- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 料理の作り甲斐がない