<身勝手な旦那?>「男は文句を言わず稼ぐもの」私の中にある古い価値観。気づきと改善【後編まんが】
前回からの続き。 私はマキ、40代前半の主婦で40代半ばの旦那(雄介)と息子2人(小4、小2)の4人家族です。
9年前、「子どもが小さいときは家庭を守ってくれ」と旦那に言われ、育児休暇が明けるのを機に仕事をやめました。旦那は、家事も育児も私に丸投げ。その後、下の子が入園したことからパートをはじめても、全く協力しません。旦那への不満が溜まっていくなか、今度は「仕事をやめたいから、正社員で働け」と言い出す始末。「私がフルタイムで仕事を再開するのなら、あなたも家事育児をするのは大前提」と言うも、前向きな返事はもらえません。しかし旦那は「仕事をやめたい」と繰り返し、夫婦仲はますます険悪に。旦那の退職願望の告白をキッカケに、夫婦仲の問題が浮き彫りになってしまいました。
数日後、少し切羽詰まった様子で旦那が急に言い出しました。
結婚してから、旦那はほとんどといっていいほど家事をしていません。
私は旦那の「女は家庭を守るもの」の考え方に反発し続けていたけれど、私のなかにだって「男は稼ぐもの、男は父のように文句を言わないもの」という古い価値観があることに気づかされました。私たち夫婦には、お互いさまな部分があったのかもしれません。
私は以前の会社で再び正社員として働くことに。体力的にはツラいけれど、やっぱり働くことは好きだし、日々学ぶことが多くて楽しくてたまりません。旦那は半年ほど無職となり、そのあいだの家事はほとんど丸投げをしていました。再就職後、旦那の収入は減ってしまったけれど、その分私が稼いでいるし、今は旦那もひまを見つけて家事をしてくれるので結果オーライです。
旦那が「仕事をやめたい」と言い出したときにはどうなるかと思いましたが、夫婦仲を改善するいい契機になりました。旦那が家事をやるようになっただけでなく、私も旦那に仕事をやめさせられた被害者意識から抜け出せて、さらに“旦那は黙って正社員として稼ぎ続けるもの”という、自分自身にあった古い価値観を捨てるキッカケにもなりました。旦那に頼らなくてもいいくらい経済的に自立できたことで、私の心には余裕も生まれ、今となってはこの出来事があったことで、私だけでなく家族みんなに笑顔が増えた気がしています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・Uemura
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