<子離れ未満>【後編】彼女とのデートは息子が奢るのが当たり前!?社会人のお金事情に賛否が
前回からの続き。社会人の息子が彼女とのデートをほぼ全額奢っていることにモヤモヤしてしまう、という悩みを寄せてくれた投稿者さん。互いに社会人同士のカップルにおいて「デートのお金は誰が出すか」をめぐって、ママスタコミュニティでも賛否両論が飛び交いました。「お金」に対しての考え方は人それぞれなので、一概に「正解」を導き出せないところもまた、投稿者さんの悩みを深めてしまっている要因なのかもしれません。果たして投稿者さんが「ママ」としてできることとは……?
もし息子が不服と感じているのであれば……
『奢るのが嫌なら彼女と話せばいい』
『そういう彼女を選んでいるのは息子だからね。嫌なら別れるでしょ』
『とりあえず、もし息子が愚痴ってきたのであれば「母親に愚痴るくらいなら、彼女に直接言え!」かな(笑)』
『息子情けないな。愚痴るぐらいなら別れて同じような価値観の人と付き合いなさいよって思うわ』
まずは息子さんの気持ちを確認するべきでは? とママたち。息子さんがデート代の支払いを負担と思ってしまっているのであれば、それは彼女に直接言うことが大切だと的確な指摘が入ります。改善されないようであれば別れを選ぶこともできますよね。現状お付き合いを続けているのであれば、息子さん自身も「納得」のうえでの行動なのでは? との鋭い指摘が光ります。
「そんなことに親が首を突っ込まない」投稿者さんが気を付けなくてはいけないことは?
『投稿者さんの息子さんは、その彼女に本気なんでしょ? だったらケチくさいこと言わないで、黙って見てなさいな。子どもの恋愛について口出しするママなんて、ダサいよ』
『社会人の息子のデートの支払いを、いい歳した母親が気にするなんてちょっと……』
『ごめんなさい。こんな事を知っている親子の関係には「うわぁ……」って思う』
『親からお小遣い貰っているとかなら話は別だけれど、社会人でしょ? そんな娘さんを好きなのは、あなたの息子。その先を干渉していると本当に子離れできなくなりますよ』
社会人の息子が自分のお金をデートでどう使おうが、母親がいちいち首を突っ込むことではない! とママたちから愛のある指摘が入ります。子どもがいくつになっても親は親です。心配する気持ちも痛いほど分かりますが、ここはあえて社会人として自立した息子さんを信じて、しっかりと見守ってあげることもまた、愛情なのかもしれません。
大事なのはふたりの「納得感」
『息子がそれでいいならいいんじゃねって思う』
『どっちが払っても割り勘でも、2人で決めたらいいと思うわ』
『本人たちが決めること。社会人なんだし、ほっときなはれ』
デートの支払いをどう分担するかは外野がとやかく言う問題ではありません。2人が納得して「一緒にいる」ことを選んでいる以上、それを見守る以外に方法はないのだというコメントに、思わず頷いてしまいます。不満があれば2人で話し合って解決する。それが難しいなら残念だけれど別れの道を選ぶこともある。そうやっていろいろな経験を積むこともまた、恋愛の醍醐味ですよね。
『成人した子どものすることに親がいちいち首つっこんで、どう思うって言ってしまうのが一番最悪だよ!』
手を出したい、口を出したい、そんな「気になる」気持ちを抑えつつ、見守り続けて子どもが出した結論を受け入れる。「子離れ」という言葉が一番しっくりくる回答ではないでしょうか。
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