家計にやさしい「モヤシ」でできる簡単レシピ、教えて!
値段の変動が比較的少ない印象の「モヤシ」。冷蔵庫に常備している人も多いのではないでしょうか?
『モヤシがあったら何を作りますか? 子どもがたくさん食べてくれるようなおかずを教えてください』
ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。味のクセがあまりなく、火も通りやすいため、モヤシの使い勝手は抜群。みなさん、さまざまな料理に使っていることでしょう。ではさっそくそのレパートリーを教えていただきましょう。投稿者さんのご希望に合う、子どもがどんどん食べてくれるような味付けのレシピもありそうですよ。
焼き付けて食感も楽しむ「粉物」
『チヂミやお好み焼きもおすすめ』
『モヤシととろけるチーズと片栗粉でペッタンコ(平たく)に焼く。おやきみたいな感じ』
チヂミやお好み焼きなどいわゆるもちもちとした「粉物」と、歯ごたえを残したモヤシは相性抜群です。モヤシは比較的火が通りやすいので、焼き上がりまでもそう時間がかからないのも忙しいママたちにとってはありがたいところでしょう。そこにキャベツやニラなど葉物野菜を足すと、風味に奥行きがアップします。お好み焼きソースやウスターソース、あるいはマヨネーズなど‟タレ”の選択肢を増やしてあげると、子どもが飽きずにたくさん食べてくれますよ。
「汁物」の具材に
『豚汁にたくさん入れるとおいしいよ』
『うちの子たちはモヤシスープが好きだよ』
スープや味噌汁の具の定番にしているという家庭も少なくないのではないでしょうか。調理し始めからモヤシを湯に入れてしんなりとさせるのか、それとも出来上がり直前にモヤシを投入してシャキシャキ感を残すのか、好みが分かれるところです。
ボリューム満点の「炒めもの」に
『豚バラと炒めて焼肉のタレをかけて完成』
『焼肉のタレで焼いたお肉と一緒に炒める。生姜焼きに混ぜる。味が濃い炒め物に混ぜると食べやすくていいよ』
『豚バラと炒めて、卵で巻いてお好みソースとマヨネーズをかける』
『シンプルに、モヤシとニラ卵のオイスター炒め』
『私が子どもの頃は、ピーマンと塩胡椒で炒めたのが好きだったな。たまにハムやベーコンが入っていた』
『モヤシを麻婆豆腐の素で炒めるだけ』
火にかけると水分が出てくることから、炒めても焦げ付きにいのがモヤシのいいところ。しかもリーズナブルで1袋に入っている量も多め。そんなことから他の具材と炒め、夕食のメインにする人も少なくありません。焼肉のタレやオイスターソースなど市販の調味料を使って味つけすれば、手間をかけずに出来上がる、それはもう「ごちそう」。実は筆者も時おり麻婆豆腐の素を使って豆板醤風味のモヤシ炒めを作ります。あるいは麻婆豆腐の中にモヤシを入れてしまうこともありますよ。
さっと茹でてから味つけする「和え物系」
『うちはナムルにするとよく食べるよ』
『茹でて胡麻油、塩or醤油、ニンニク、すりごま。もりもり食べるよ』
モヤシを茹でて、ごま油や塩、胡椒、好みでお酢や胡麻と和えると、前菜として焼肉屋さんのメニューに並ぶナムルの出来上がり。ニンニクや生姜などを加えると、アクセントのきいた、また違う味わいが楽しめますよ。
『モヤシのおひたしカレー味。茹でたモヤシ、酢大さじ2、醤油小さじ1、カレー粉(ルウではなく)適当』
『モヤシのゆかり和え』
ほかにも家庭ごとに好みの味付けをして茹でモヤシを活用しているようですね。筆者はあと1品おかずが欲しいときに、市販のふりかけと茹でたモヤシを組み合わせる「簡単モヤシ和え」を作ります。不思議とどんなふりかけとも相性がいいので、だまされたと思って試してみて欲しいです。ほかに鮭フレークと組み合わせてもおいしいですよ。
『豚バラのしゃぶしゃぶ用の肉と茹でる。小葱、ポン酢につけて。これ、簡単だしすごくおいしい』
ひとつの鍋でいっぺんに茹でてしまう、手間いらずのアイデアを教えてくれたママもいました。銘々皿に盛りつけた一人用ミニしゃぶしゃぶとは、小料理屋風情なのがまたいいですね。寒い季節にはあたたかいままで、夏場には冷やしてから食卓に出してと、季節で変えもいいかもしれません。
モヤシは一定期間、冷凍保存がききます。ふだんから手に入れやすい価格の野菜ではありますが、さらに値引きされたときなどに数袋買い、冷凍庫に入れておいてもいいかもしれませんね。今回ママたちが教えてくれたさまざまなレシピを参考にすれば、味も印象も変えながら、日々家族の食卓をいろどってくれるはずです。
文・こもも イラスト・久坂さくら 編集・blackcat
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