<残酷な孫差別>【後編】実母の孫差別が許せない!非常識な毒親と今後も関わらないといけない?
前回からの続き。実母からの孫差別をされていると感じ、憤慨している様子の投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちからは「孫差別」に関する体験談が続々と寄せられ、悲しいことですが珍しいことではないように感じます。孫差別をされ、つらい思いをしたママたちからは、関係を疎遠にしたとの声も聞こえてきました。
孫差別をするような実母には関わりたくない!
『うちも差別されていたよ。いい加減に頭にきて疎遠にした。実親は毒親だし。娘差別は耐えたけれど、孫差別は許せない』
『私は姉で、子どものころから妹ばかり母親に優遇されていたのだけれど、それは孫にも受け継がれた。子どものころのネグレクトもありどうしても許せなくて、10年以上前に絶縁しました。すると意外なことに、優遇されていた妹も母親と絶縁したんです。皮肉なことにやっと平等になれた気がします』
『そんな母親とは関わらないようにすればいいよ。私は妹の子ばかりかわいがっているのが気に障るようになってから母親とは疎遠にしている。妹ともだけれど。会わなくてすんで清々しているわ』
『うちもきょうだい差別をされていて、孫同士は同い年だから比べられていた。実母はうちの子と会うと「疲れる、疲れる」と言い、私は実母のその言動にイライラしてしまったので今は会っていない』
孫差別をされているママたちのなかには、自身が子どものころからきょうだい間で差別をされていた感じていた方たちも。「娘として差別されたことは耐えたけれど、自分の子どもまで差別されるのは耐えられない」と話してくれました。その決意に母親としての強さがにじみ出ているようにも感じられますね。可愛がってくれるならばいざしらず、わかりやすく差別をするような人とはたとえ実母であっても関わりたくない! というのが関係を疎遠にしたママたちの総意のようです。
投稿者さんへのアドバイスも
『関わらせないし、自分も関わらない。向こうも冠婚葬祭すら知らせてこないと思う。そう言われているし』
『関わらなくていいよ。うちはもう3年は会ってない。私の子と妹の子、どちらも今のところひとりっ子だけれど妹のほうを優遇するよ。だからうちの子もおばあちゃんが嫌い』
『そんな母親は疎遠でいいよ! 今まで子どもたちを会わせていたなんて優しすぎる!』
『子どもの年齢が上がると自分から寄り付かなくなるよ。そういうのは伝わるから』
自らが実母と縁を切ったママたちからは、投稿者さんに対して「実母と関係を疎遠にしてもいいのでは」とのアドバイスが寄せられました。ママたちの体験談から察するに、孫差別をされているお子さん自身が「おばあちゃんが嫌い」と言い出すケースも少なくないようですね。ママも子どもも嫌な思いをしてまで無理に関わる必要はあるのか、心を落ち着けてから一度考えてみるのはいかがでしょうか。
疎遠にするときのコツは?
『縁を切るときのルールは知っている? どんなことがあろうと許さないし、関わらないと決めることだよ。人って憎み続けることは難しいみたい。原因となることが目の前にないとね。謝られたり弱ったりしていると、自分の良心の呵責に襲われるから許してしまったりするんだよ。自分を守るために憎み続けるのをせずに距離をおき、会わずに忘れること。連絡先も変えることをおすすめする』
『うちもきょうだい差別から孫差別へと変わった。大人の対応をして頑張っていたけれど、限界がきて縁を切った。今はどこに住んでいるかも何をしているかもお互いに知らない。電話番号も変えて、教えていない。3人目がもうすぐ生まれることも知らないし、一生知らせるつもりもない』
関係を疎遠にするときのコツを伝授してくれたママたち。「今後どんなことがあっても関わらない」という強い決意、そして連絡先すら変更するほどの行動力が必要なのだと話してくれました。もし疎遠にすると決めたならば、相手のことを忘れて自分やお子さんが幸せになることを一番に考えるべきなのですね。
「人のふり見て……」自分の行動を顧みるママたちも
『実母は「なるべく不公平を感じさせないように」とか「バランスを取らなきゃ」なんて優しい気遣いはゼロ。常に「自分、自分、自分」で本能のおもむくまま。私は自分の子どもたちに同じ仕打ちをしないよう、毎日絶えず気をつけています。そんなつもりがなくても不公平と感じさせてしまうことはあるかもしれませんが……。でも最後の最後まで、できるだけのことをしたい』
『子どもたちも性格が違うし、親にも好みや相性がある以上、完全に平等というのは不可能かもしれない。でも本人たちにはなんとかそれを悟らせないように努力することは親として最低限の義務だよね。かわいくないほうを優遇するくらいでちょうどいいと聞いたことがある』
孫差別をする実母を見て「自分は同じような行動をしないようにしよう」と意思を固めるママたちも。親も人間である以上、気がある子どもとそうでもない子どもがいるのは仕方がないことかもしれません。しかし大切なのはそれを子どもに悟られないようにすることではないでしょうか。少なくとも「自分の子どもをみんな平等に愛している」と見せるようにするのは、親のつとめのひとつでしょう。
かわいい我が子が実母から孫差別をされてしまうと、イライラを通り越して堪忍袋の緒が切れてしまうこともあるでしょう。「自分ではなく子どものことだからこそ許せない」と語ったママたちからは「母は強し」との言葉が感じられました。もしどうしても孫差別が許せない場合には、これ以上関わらないようにするというのもひとつの手です。関係や関わり方を見つめ直し、ママもお子さんも不当な差別から解放されますように。
【つぎ】の記事:<理不尽な義姉>【前編】発達障害を抱える姪の面倒を見るために「受験を諦めろ」。義姉の相談を受け入れるべき?
関連記事
※<残酷な孫差別>【前編】実母の孫差別が許せない!非常識な毒親と今後も関わらないといけない?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 実母に孫差別されている方はいますか?