旦那さんからもらった「産後のプレゼント」は何?うれしかったもの、うれしくなかったもの
ママが全力で挑む出産。命がけで出産に臨んだママに対し、旦那さんが何らかの形で感謝や労いの気持ちを伝えてくれれば、ママの幸福感はひとしおでしょう。もちろんその形は夫婦によってさまざま。ママスタコミュニティには、こんなトピックが投稿されています。
『少し前に出産した友人が10万円はするだろうブランドのバッグを持っていて、私が「かわいいね」と伝えると、友人は「旦那が”産んでくれてありがとう”と言って、出産のご褒美にくれたの」と。正直すごく羨ましく思ってしまいました。私も旦那に「ありがとう」は言われましたが、同じように出産しているのにプレゼントがある人とない人がいるのかと……。これは嫉妬ですよね(汗)。みなさんは、出産後のプレゼントやサプライズ、ありましたか?』
旦那さんから出産のご褒美プレゼントをもらった友人が羨ましいと綴る投稿者さん。このトピックによりママたちは「産後、旦那さんにもらったもの」を振り返る機会を得たようです。ママたちがママスタコミュニティに残した、産後旦那さんにもらって嬉しかった物やコト、投稿者さんへのメッセージなどをご紹介していきましょう。
産後、こんなプレゼントをもらいました!
まずは投稿者さんの友人と同じように、出産後旦那さんからプレゼントをもらったというママのコメントをご覧ください。
『誕生石の入ったベビーリングと私のリングのセットをもらった。2人目はベビーリングと私のピアス。3人目はベビーリングと私のネックレス』
『出産前に私が「いいな」と言った財布を、産後に「お疲れさま」と言ってプレゼントしてくれた。結婚18年だけど、旦那のサプライズはこれだけ。私の誕生日すら忘れる旦那だから、すごく嬉しかったな』
『ママになったお祝いとして、ダイヤのネックレスをもらったよ』
『「お疲れさま」と「ママになっても、おしゃれで綺麗で」という意味でサンローランのバッグをもらった』
『手紙とダイヤのネックレスをくれた。女性として扱ってくれるから、ずっと綺麗でいたいと思う』
『私はプレゼントがないから催促したよ! 1人目は財布で、2人目はネックレスにした』
最後のコメントのように、プレゼントを催促する手もあるようですよ! 「ありがとう」や「お疲れさま」といった感謝や労いの気持ちだけでなく、「ママになったお祝い」や「いつまでもおしゃれでいてほしい」という気持ちをプレゼントに込める旦那さんの姿がありましたね。子どもをもつと、新婚の頃のような空気は薄れるご夫婦も多いかもしれません。しかし寄せられたコメントからは、親になっても新婚の頃のような、あるいは恋人の頃のような感覚をずっと大切にしたいと願う夫婦の思いを感じます。
プレゼントは欲しいけれど、こんなサプライズはやめて
投稿者さんと同様に「私もプレゼントがほしい」とこぼすママたちがいました。なかには、ご褒美プレゼントではなく「嬉しくないサプライズなら頂戴しました」とブラックユーモア満載で語るママも。
産後のプレゼント、私もほしい!
『私にもプレゼントがあったというママ友がいて、羨ましい限りだわ!』
『うちの旦那じゃ、国が法律で定めない限りプレゼントなんてないと思う』
『ご褒美なかったなぁ。羨ましい反面、「出産にブランドもの?」と複雑な気もするけど……結局もらえなかった女の強がり(笑)? もらえるのならほしいかな~』
欲しくなかった!こんなサプライズ
『「どうしておれの手を握って産まなかったの?」っていうクレームならもらった(笑)』
『うちなんて、1人目の出産直後「次は2人目だな」という言葉を頂戴しました』
『プレゼントなんぞない。突然”無職”のサプライズならいただきました!』
『産む前だけど、陣痛中に”サプライズ姑”ならあったよ。ちなみに嫁姑仲は悪い』
旦那さんからのインパクト大の台詞や事態をサプライズでプレゼントされたママたちの心中、お察しします。
プレゼントはナシでOK。私は”これ”が嬉しかった!
プレゼントが欲しいと考えるママがいる一方で、ご褒美プレゼントはなくてOKと考えるママたちもいました。旦那さんがくれた”これ”が嬉しい贈り物だったと語るママたちの声をご紹介します。
「感謝の言葉」編
出産直後の旦那さんの「ありがとう」のひと言には、グッとくるママも多いことでしょう。
『普段は感謝の気持ちを表すことのない旦那から、「ありがとう」と言われたときは感動した』
『旦那に何度も「本当にありがとう」と言われた。私が抱っこをしたいのに、全然こっちに赤ちゃんをよこそうとしない親バカぶり(笑)。それで十分』
「育児のフォロー」編
育児にはママの想像を絶するような大変さがあるものですし、何より、生まれた赤ちゃんは夫婦2人の子ども。子育てにおいてパパの手があることは、ママにとってどれほど安心で心強いことでしょう!
『プレゼントはなかったけれど、育休を2ケ月とってくれた』
『旦那が子どもを可愛がってくれるのが、いちばんのプレゼント』
『旦那の抱っこだとすぐ赤ちゃんが寝たりして、旦那の子守りが上手くて助かった。私が産後鬱っぽかったときに、旦那は育児でメンタルやられることもなく、すごく頼りになった』
「目の前のプレゼント」編
最後のご紹介は、当然のことだと捉えがちな事象に幸福を見出そうとするママの姿です。
『よそはよそ、うちはうち。私はプレゼントはいらない派。「普通に生活できれば良し!」と思う』
『自分のもとに生まれてきたお子さんが何よりのプレゼントでしょう!』
投稿者のママさんのように、周りと比べてしまうことで、どうしても気持ちが沈みがちになってしまうことがありますよね。そんな投稿者さんを元気づけるようなコメントも残された今回のトピック。形のあるプレゼントはもちろんうれしいものですが、形のないプレゼントにも気づく自分でいられることで子育てに奮闘する日々がより愛おしく思えるものかもしれません。
文・福本 福子 編集・Natsu イラスト・Ponko