トイレでも構わず後追い真っ最中!ママと子どもの”トイレdeコミュニケーション” #産後カルタ
わが子はたとえ泣いていても可愛い! というママもいるでしょう。いつでも、いつまでも一緒にいたい! と願っているママも少なくないのではないでしょうか。まさに目の中に入れても痛くないほど可愛いわが子。ただ、もよおしたとき、特に大きいほうを致すときだけはトイレに独りでこもりたい! と願うのが人間の性(さが)というものでしょう。しかし、その人間の性を理解してくれないのも後追い真っ最中のかわいい我が子だったりするのです。ママたちの切実なトイレ(大)事情はどうなっているのでしょうか。
『後追いが酷い子のお母さん、トイレ(大)の時どうしてる? おもちゃ箱ひっくり返して夢中になってる間にさっさとしてる……たまにはゆっくりトイレしたい……』
ドアをオープン! 恥じらいなんて言っていられません!
トイレに入る行為というのは、たとえ家族といえど見られたくないものです。しかし後追い真っ最中の子どもにとっては”ママの姿が見えない”ことは、何よりも恐ろしいことなのでしょう。この世の終わりとばかりに泣き叫ぶ子どももいるようです。
『私がトイレ行くと必ず察知して泣きながら探すからオープンにしてる』
『トイレのドアを開けてしまいましたよ。お腹が痛いー! 待っててー! とか言った日には応援してくれたな』
中には声援をもらえるママも……。ありがたいような、ありがたくないような……。
トイレのドアを開けて致すママたち。その心中はいかに!?
『いつもトイレの前で待たれたわ。ゆっくりできやしない』
トイレのドアを開けていても、じっと見つめられて待たれていたらママは焦ってしまいますね。トイレに入る時間はママがゆっくり過ごせるはずの時間でもあります。しかし、ゆっくりさせてもらえることはないのですね。
『うち上の子どものときトイレの前まで来て泣きわめいてたよ。でも、どうにもならないから気にしてなかった』
こちらのママはドアを閉めておられたのでしょうか。仮に開いている状態で泣かれたら本当にどうしようもありませんね。子どもは抱っこしてほしかったのでしょうか。……難しい!
『思い出すなぁ~。ほっこりするね。私もドア開けて待ってね~。待ってね~ってささっと用を足していたなぁ。ズリバイで頑張ってる姿かわいすぎだよね!』
ママを求めてトイレまでズリバイする姿。想像するだけで悶絶するほど可愛いですね。トイレのドアに子どもが到達するまでにママはトイレを済ませられたのでしょうか。
『ゆっくりできなすぎて笑えてくる』
あまりにも後追いが激しすぎて、トイレすらゆっくり入ることができていなかった、というママがいました。焦る、困るを通り越して笑うしかなかったのだとか。子どもに降参ですね。
成長しても終わらない?”ママと子どものトイレdeコミュニケーション”
『4歳はドア開けて話だけして戻っていく。後にしてくれと思う(笑)』
4歳ともなるとさすがに後追いは終わっているでしょう。ただ、トイレに入るママのそばにいたい、という気持ちは変わらないようです。トイレのドアを開け、ママとお話をして子どもは去ってしまう、というママがいました。”後にしてくれ”とは、本音以外の何物でもありませんね。
『うちは3歳くらいまで一緒に入ってたけど、4歳の今はトイレの外で待てるようにはなった。でもトイレの扉の下の隙間から「郵便でーす」と広告とかを入れてくるから落ち着いてできないのは相変わらず』
ママがトイレに入っているのに遊びを仕掛ける子どもがいました。いやいやいや……、ゆっくりさせてあげて!
『うちもオープンにしてたな。抱っこしたままの時もあった。もう小4の息子がたまにトイレの前で「ねぇねぇ」と話しかけてくるからずっこけるわ。まだまだかーい』
小学4年生になってもママがトイレに入っているとわざわざ(?)話しかけてくる子どももいるようです。相手がリラックスしている隙を狙っているのでしょうか。”トイレに入っているママはリラックスしている→ゆっくり話を聞いてくれる”という式が子どもの中で成立しているのかもしれません。これは賢い方法かも!?
ママがトイレでゆっくり過ごすことができるのは、子どもの身体が成長しただけではなく、精神的にも成長を遂げたあとかもしれません。ママがトイレに入ったとき子どもが話しかけてこなくなったら、”あ、もうゆっくりしていいんだ”と実感できるのではないでしょうか。その日が来るまで、トイレで子どもとコミュニケーションを楽しんでくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ