いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<オシャレNGは毒親?>部屋に閉じこもった娘「子育ての正解は?」【第10話まんが:義姉の気持ち】

前回からの続き。私(シオリ)は夫と中学1年生の娘・ヒカリと3人暮らしです。ヒカリは私たち夫婦の宝物。いつまでも「そのまま」でいて欲しい。余計なもので「そのまま」のヒカリを汚さないでほしい。いつの時代も外見を着飾る子はそこに価値を置き、それ以外の子をバカにするのです。そんな子にはなってほしくない。ヒカリはそのままで充分可愛いんだから、いつまでも子どものような純粋な心も持っていてほしい。そう育てているだけなのに、夫の妹キョウコさんの娘であるサラちゃん(ヒカリにとってはイトコ)が、ヒカリに悪影響を与えているようなのです。ヒカリはおかしくなっていき、しまいには私に暴言まで吐くようになったのでした。そのことでキョウコさんに連絡をすると、「ヒカリらしさ」を決めるのは私ではなく、ヒカリ自身だと言われてしまって……?
【修正版】10_1_1

10_1_2
10_2_1

ヒカリは部屋からほとんど出てこなくなりました。学校に行かなくなり、私はどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。

夫と2人で話し合います。
「私……間違っていたのかな……」
私は夫に、自分の中学時代の話をしました。

【修正版】10_2_2

10_3_1
私とヒカリが別の人間であること。そんなことは分かっているつもりです。ですが、本当の意味で理解することはできていなかったのだと思います。私はヒカリを「自分のもの」だと思っていたのかもしれません。

10_3_2
サラちゃんと関わったから、ヒカリは部屋から出てこなくなってしまったんだ……。
最初はそう思っていました。
けれど日が経つにつれて、迷いも出てきたのです。
もしかしたら、私はずっと自分のコンプレックスをヒカリにぶつけていただけだったんじゃないか。
夫とも話し、子どもの気持ちを一方的に押しつぶすのではなく、受け止めてあげたうえで、気を付けるべきこと、教えたいことを話すことが大切だと気付けたのです。
「どうしてお母さんが私らしさを決めるの」
「ヒカリちゃんらしさはヒカリちゃんが決めること」
ヒカリやキョウコさんの言葉の意味が、ようやく理解できました。
もう一度しっかりとヒカリと話し合いたいと思います。

【第11話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

よしはなの記事一覧ページ

関連記事

<オシャレNGは毒親?>ケア用品を買う娘「不安…」だけど信じる!【第11話まんが:義姉の気持ち】
【第1話】から読む。 前回からの続き。私(シオリ)は夫と中学1年生の娘・ヒカリと3人暮らしです。ヒカリは私たち夫婦の宝物。いつまでも「そのまま」でいてほしい。余計なもので「そのまま」のヒカリを汚さな...
<オシャレNGは毒親?>笑顔がカワイイ姪っ子。久しぶりに会ったら、風貌ヤバすぎ!【第1話まんが】
私(キョウコ)は、夫と2人の子どもとの4人暮らしです。長男のマサトは公立高校の2年生で、サッカー部に所属。長女のサラは私立中学の3年生でバスケ部に所属しており、2人とも部活動に汗を流しながら、学生生活...
<タクシー代300円、高い?>気の合う趣味仲間だけど……お金の価値観の違いに愕然【第1話まんが】
私はリョウコ、専業主婦です。旦那と小学生の子ども2人の4人家族。趣味はお菓子作りです。月1回、自宅でお菓子作りを教えている先生のところ(いわゆる自宅サロン)に、同じく専業主婦をしているママ友のサヤカさ...