引っ越し挨拶で持参する品物は?ご近所へ挨拶をするママは8割<ママのリアル調査>
皆さん引っ越しの経験はあるでしょうか? いざ引っ越しとなると荷造りだけでなく諸々の手続きなど、やることは盛りだくさんですね。そのなかには「ご近所への挨拶」も含まれるかもしれません。そこでママスタセレクトでは「引っ越しの際、近隣の住民へ挨拶をしますか? またはしましたか?」というアンケートを実施しました。「挨拶をする・した(集合住宅)」「特にしない・しなかった(集合住宅)」「挨拶をする・した(一軒家)」「特にしない・しなかった(一軒家)」の4つを選択肢に設定したところ、1,200人を超えるママたちから回答が寄せられました。
8割近くのママが引っ越しの挨拶を「する・した」と回答
挨拶をする・したと答えたママは、集合住宅で36.3%、一軒家で42.7%。合わせると全体の約8割となりました。集合住宅か一軒家かの形態は関係ないといえそうです。
引越し挨拶の際に持参したものは?
さらに今回のアンケートでは「挨拶に行くときに持参するもの」についても聞きました。その内容は多岐にわたり、これから引っ越しを予定しているママたちにとっては、参考になりそうですよ。
消耗品や日用品
もっとも多かったのは「消耗品、日用品」を挙げたママたちでした。
『ラップやキッチンペーパーが無難』
『食器洗い用洗剤とスポンジのセットにした』
『ジップロック』
保存用袋や洗剤を選ぶ人が多いようですが、キッチンペーパーやティッシュペーパーという声もありました。いずれもどの家庭でも使えるもので、在庫がいくつあっても良いものなのではないでしょうか。
また、感染症流行時ならではのグッズもありました。
『コロナ禍の時期だったので除菌スプレーと除菌シートを渡しました』
『コロナ禍だったので、泡で出るハンドソープにした』
「ご近所さんが手洗い石鹸をくれました。手に入らない時期だったのでありがたかったです」との報告も。
『指定ゴミ袋』
『地域のゴミ袋一式は好みもないし、絶対使うしいいと思う。準備もラクだし』
『無難なところでタオルにした』
さらには地域指定のゴミ袋やタオルを選んだママたちもいました。筆者もゴミ袋をいただいたことがありますが、必ず使うものだけに重宝しましたよ。
お気に入りの食料品やお米
『老舗のお菓子』
『私はケーキ屋のゼリーのセット』
引っ越してくる前に住んでいた地域の銘菓や老舗のお菓子を選んだ人もいるようです。いずれも「賞味期限の長いもの」を意識して購入したといいます。
『ご挨拶が記載されているお米を持って行きました』
『引っ越しの挨拶のプリントがされてるお米を配りました』
なかにはお米を選んだ人も。個別包装になっているお米やパッケージに「ご挨拶」などが印刷されたものを選ぶ人が多いようです。
金券を選ぶ人も
こちらは少数派ですが、金券を選ぶ人もいました。
『商品券にした。食べ物や飲み物は好みがあるので』
『1,000円程度のタオルかQUOカード』
挨拶の手土産としてママたちが選んだものには共通点がありました。それは日用品や食品、金券といった「消えもの(消耗品)」である、ということです。相手の好みがわからないという理由だけでなく、受け取る側に気を遣わせない、という心遣いもあるように感じます。
引っ越しの挨拶を「しない・しなかった」ママは約2割に
一方で、挨拶をしない・しなかったを選択したママは全体の2割という結果に。集合住宅でしない・しなかった人は15.7%、一軒家でしない・しなかったと答えた人は5.3%にとどまりました。この結果をみる限りでは、住居の形態によって違いがあるといえるのかもしれませんね。
引っ越しの挨拶は住まいの形態や地域に合った対応が必要
今回のアンケートでは「挨拶をする・した」と回答した人が8割近くにのぼりました。とくにお子さんのいる家庭では子どもによる騒音問題などを気にし、事前に挨拶をしておきたい、という人も多そうです。また顔見知りのご近所さんの見守りや声かけがあることは、防犯にも繋がるでしょう。安心して子育てをしたいママたちにとって、引っ越し時の挨拶は必須と考える人も少なくないのかもしれませんね。
一方で集合住宅では、プライバシーを守りたいと考える人もいます。挨拶をするかしないかは、住んでいる地域の文化や慣習によるところも大きいでしょう。住まいの形態や地域にあわせた挨拶の仕方を考えていけると良いですね。
総回答数:1,248票
調査方法:インターネット
調査月:2024年1月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・Ponko