<お札のマナー>子どもたちに渡すお年玉、新札を用意する?しない?古いお札だと失礼?
年の瀬が近づいてくるとママたちはあれやこれやと大忙し。年末の準備だけでなく年始の準備にも追われるので、ひとつでもやることが減るとありがたいものですよね。そのようななか、あるママはふとした疑問を感じたようです。それは、子どもたちにあげるお年玉の「お札」についてでした。
『子どもたちに配るお年玉。お札は新札にしていますか? 新札を用意したところで、どうせ折ってポチ袋に入れるわけですよね。子どもたちにしてみれば、新札かどうかなんて気にしないのではないでしょうか。みなさんは、きちんと新札を用意していますか?』
慌ただしいなかふと気がついた疑問。もし新札を用意しないで済めば、年末の混み合った銀行に行かなくていいじゃない! これってかなりの労力削減につながると思いませんか? しかし実際のところ、大変だとわかっていてもきちんと新札を用意する人のほうが多いのであれば、自分も同じにするべきかと悩む気持ちもよくわかります。さっそくママたちの声を見てみましょう。
やはり根強い!?お年玉の新札
投稿者さんがママたちに投げかけたアンケート結果は以下の通りとなりました。
・必ず用意している:62%
・できるだけキレイなものにするけどなかったら諦める:30%
・全然気にしない:8%
納得の結果というべきか……。今回は必ず新札を用意すると答えたママが半数を超える結果となりました。お年玉はご祝儀のひとつ。渡す相手が子どもであろうがなかろうが関係なく、「あなたのためにきちんと新札を用意しました」とアピールするものだと筆者も親から教わりました。とくに違和感もなかったので「そういうものか」と深く考えず新札を用意していたのですが、もしかしたら他にも理由があるかもしれませんね。そこで、それぞれの選択肢を選んだママたちの声を見てみましょう。
必ず新札を用意している
『もちろん用意しているよ~。手渡しのお月謝も必ず新札にしている』
『子どもがもらったお年玉をいちいち新札かどうかの確認はしないけど、よその子に渡すお年玉には必ず新札を用意する。キレイなお札をあげたいから』
新しい年を迎えたとき、たとえ折り曲げられていてもキレイなお札だと気持ちがいいかもしれませんね。子ども相手にそこまで気にしなくても……と思うかもしれませんが、少しの気遣いで気持ちよくなってもらえるのなら、両替の苦労もなんのその……でしょうか。
『子ども相手とはいえ、マナーかなと。私が子どもの頃、親戚の人からクシャクシャの1,000円札3枚のお年玉をもらった。嬉しいけど、いくら急いでいたとはいえ「これはないよね……」と思った記憶がある。私はポチ袋も相手に合わせて選びます。捨てるものだけどこだわりたいから』
新札どころか、クシャクシャのお札でお年玉をもらったという経験談が届きました。もらって嬉しいけれど、子ども心に複雑だったようですね。やはりしきたりや受け継がれてきた伝統、暗黙の了解やマナーには意味があるのだなと思い知らされる瞬間です。手間ではありますが、ポチ袋選びも考え出すとおもしろいですし、年末のお楽しみと楽しむこともありかもしれませんね。
できるだけキレイなものにするけどなかったら諦める
『年末までにキレイなお札があればストックしておいて、そのお札をお年玉に使っている。でもストックがなかったらヨレヨレのお札でも入れるよ』
ママたちの声で目立っていたのは、普段から買い物のお釣りや両替をしたときに、新札があればストックしておくというもの。ストックを作っておけば、急に御祝儀が必要になったときでも安心ですよね。ちょっとしたライフハック。しかし昨今は、両替に手数料がかかるようになったことなどから、「絶対ではない」と考えるママも増えてきているのかもしれません。あと純粋に、年の瀬の忙しいときに銀行へ出向くことが面倒という声もありました。お気持ちわかります~(笑)。
新札かどうかは全然気にしない
『今までは新札にこだわってきたけど、渡した相手からはいつも古いお札で渡されてるから、もう新札はやめようかと思っている』
『もらう立場で考えると、新札でなくても気にならなかったから』
新札があれば使うけれど、なかったら全然気にしないを選んだママたち。ただもしかすると新札ではないけれど、キレイなお札にはしているかもしれませんね。このあたりは贈るときの気持ちも影響しそうです。ちなみに「できるだけキレイなものにする~」を選んだママのなかでも、「自分がもらって気にならない」という話はいくつか出ていました。そう考えると、もらう分には新札であろうとなかろうと、親も子もあまり気にしていないのかもしれませんね。
ムリがない程度に準備するぐらいがちょうどいい!?
誰かに聞いてみたいけれど、誰に聞けばいい? そのような疑問となった今回のテーマ。ママたちの声を聞けて「助かった!」と感じたママもいるかもしれませんね。今年はダメでも、来年に向けて新札をストックしておくライフハック、新札でなくてもできるだけキレイなお札をチョイスすればいい、このあたりはとても参考になるのではないでしょうか。
年末年始は大忙しのママですから、こだわりすぎず、ムリがない程度に準備できればいいですね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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