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<夫、親にカネ使いすぎ>母の言葉「親孝行させてあげなさい」……意地の張り合いは終了【後編まんが】

前回からの続き。私(キミカ、40代)は、両親が40代のときに生まれた一人っ子です。結婚が決まったとき、父はサポートが必要な状態だったため、夫(ミチオ、40代)に私の親との同居を頼み込みました。しかし、夫はことあるごとに、同居に不満をもらします。さらに義実家への過剰に思える援助をやめません。子どもたちの習いごとのために義実家への仕送りだけでも控えてもらうよう夫にお願いすると、夫は怒ってしまい、ケンカがこじれてしまいました。同居に関しては、私が結婚時主張を通してしまい反省していますが、子どものことより親を大事にする夫に不信感があります。
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「親孝行させてあげなさい」という母の言葉に驚きます。さらにお金のことが心配なら、私が稼げばいいとまで言うのです。母からの思いがけない言葉に、戸惑ってしまいました。しかし母と話して、気づきます。夫の立場で考えると、私が義両親をないがしろにするような発言をするのは、自分を軽んじられているのと同じ想いなのでしょう。私は夫に私の考えを軽んじられているように感じて、感情的に言い返したことを思い出しました。

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私は、夫に対してどこか自分の所有物のような感覚をもってしまっていたかもしれません。夫は誰のものでもないのに。自分の親孝行に協力させておいて、夫に親孝行させないのは傲慢すぎました。「子どもたちのため」と言いながら、自分が納得できないからと夫を批判していたようにも思います。確かに子ども優先で生活をしていきたいと思ってはいるけれど、甘えすぎてばかりいたと本当に反省しています。夫はめずらしく素直に謝る私に肩透かしを食らったような様子です。夫婦なら意見を言い合うだけでなく、ときには素直に自分の非を認めて謝らないとと思ったのです。

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夫は私の考えを受け入れて同居している。両親は同居の引け目で私に強く出ない、子どもたちもまだ小さいから私の言うことをそこそこ聞く……。そんな環境で、私は家族の思いやりにあぐらをかいてしまったのだと思います。居心地の良さに甘んじて、少しずつ横柄な自分と視野の狭い考えになっていたようです。夫に申し訳ないし、悪いと思ったら謝ったり、もっと感謝も伝えたりしていけたらと思います。
これからは、私も夫と一緒に義両親への親孝行を考えていきたいです。もちろん2人の子どもたちの将来のことも夫と考えながら、家族をやっていこうと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ゆずぽん 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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