「妊娠中」と「産後1年間」どっちがツラかった?
妊娠中と出産後にはそれぞれ違った「肉体的つらさ」「精神的つらさ」があります。でもあえてどちらが大変かと聞かれたら、あなたはどちらを選びますか?
「肉体的つらさ」を訴えるママが多い妊娠中
『私は妊娠中の方が大変だった。
腰痛や恥骨痛、つわり、頻尿。風邪を引きやすかったし陣痛もキツかった。
産まれてからも大変だけど身体の痛みとかはないし、子どもはかわいいよ』
『3回妊娠したけど、妊娠中の方がつらかった。つわりがひどかったからかな。
常に吐き気、眠気、頭痛とお腹の張りの心配など、お腹も重いし身動き取るのもゼエゼエ言うし、思うように動けなくてイライラが嫌だった』
『3人産んだけど、つわりや腰痛、その他諸々の不便さを抱えた妊娠中より、産後の生活の方が本当に楽だなぁと毎回思っていました。
寝不足やら肩こりはあるけど、かわいい我が子を見てると癒されるから疲れなんて吹っ飛びます! 妊娠中はとにかくイライラしてました』
『私は重度悪阻、切迫流産、切迫早産で入院してるから出産前の方がはるかに大変でした。産後は子どもが4時間連続で寝てくれることもあったし、旦那も手伝ってくれて楽だと思いました』
『妊娠中は入院と自宅安静の繰り返しでネガティブ祭りだった。寝たきりでも出血して死産を覚悟したとき、それでも寝てるしかできない自分が生きる屍にしか思えなくなり、人類滅亡してしまえ! とか拝んでた。恥ずかしいほど病んでて辛かった。
無事に出産してからは、寝不足でも泣かれてもわめかれても、子どもがいて大変なことが嬉しくて辛いと思ったことはない』
妊娠中は、つわりにはじまり、腰痛、お腹のハリなど「肉体的ツラさ」を訴える方からのコメントが集まりました。自分の中にもう1つの命を宿すということで、身体にさまざまな変化を感じるのかもしれませんね。10ヶ月間、生まれてくる我が子を想いながら身体の痛みと戦うママたちには尊敬の念を抱かずにはいられません。
やらざるを得ないという「精神的プレッシャー」がある産後
『大変なのは、産まれてからに決まってる! 10年前に産んだ私も、娘の反抗期で未だに大変すぎる』
『妊娠中は自分が辛いだけ。産まれたら辛くても子どもがいるからやらなきゃいけないし大変』
『そりゃ産まれてから数年は子どもに付きっきりになるんだから育児のほうが大変に決まってるよ。妊娠中もしんどいのは知ってるけど、それは産めば終わりだからどんなに長くても10ヶ月は続かない』
『妊娠中は妊娠中のしんどさがあるよね。私も妊娠中、お腹重いし、食事制限しんどいしって愚痴ってたら、実母と義母から、「生まれてからのほうが大変だよ! ゆっくりできるのは妊娠中だけ!」って言われた。実際生まれたら、出産後の方がしんどかった』
『生まれてからの方が大変。何度、少しお腹に戻っててくれないかしら、って思っただろう。まぁ、なんだかんだで楽しくもあるけどね!』
出産という大仕事を終えた直後には安心感もあるでしょう。しかし産後は自分のことだけではなく子どものお世話もしないといけません。家事の負担も待ってくれません。この、「子どもがいるから、辛くてもやらなきゃ」というプレッシャーがママたちを精神的に追い込んでいるのかもしれませんね。
妊娠も出産もママにとっては一大変化です。弱音を吐いたり、くじけそうになることもあるでしょう。しかし心身ともにつらい山場を何度も乗り越えきたママのことを、子どもはお腹にいるときからずっとそばで見ています。ママからの深い愛情を受けながら日々成長しているのです。
いまはつらいかもしれません。でもママが子どものために捧げてきた愛情へのお返しは、いつか子どもから100倍になって返ってくるはずです。その日を想いながら、「つらい時期」を一緒に乗り越えていきませんか?
文・編集部 イラスト・ごぼふく
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