<意外な理由アリ!>おうちごはんは大皿派?それとも個別派?それぞれのメリットは……
みなさんのご家庭の食卓では大皿で料理が並びますか? それとも個別に小皿や小鉢に取り分けていますか? 家庭によって異なる食事風景。当たり前だと思っている家庭内での常識は他の家庭にとっては異なることがあるようです。ママスタコミュニティではおかずの盛りつけで大皿派と個別派の論争が繰り広げられていました。ママたち自身が育った環境や、子どもたちの年齢や性格、生活習慣も関係しているようです。それぞれの意見をご紹介しましょう。
ラクが一番!大皿派のママたち
小皿や小鉢を人数分用意すると洗い物も増えますよね。いかに家事を減らして時間短縮するかは忙しいママにとって必要なことでしょう。
『お皿を洗うの面倒くさいから、なんでも大皿でしか出さないわ』
『私、面倒くさいとき(いつもだけど……)フライパンで出すときがあるわ。切り干しとかは小鉢だけど』
『ひじきなどは保存容器のままだわ』
一方、個別派のママから大皿派のママへこんな質問も。
『大皿と取り皿と茶碗とかならあまり洗い物は変わらないような?』
これに対して大皿派のママからの返答は?
『全部大皿! 個別に盛ったら洗い物が増えるし。大皿を取り分ける小皿くらいなら洗い物が増えてもそう困らないし。ラクが1番』
取り皿として人数分の小皿くらいであれば、個別にメインの中皿とその他小鉢や小皿などといった形の異なるお皿が人数分あるより洗い物の負担は少ないでしょう。
子どもに偏食なく食べさせるために個別派のママたち
一方、あえて大皿にせず個別に盛りつけしているというママたちもいます。その理由として一番多く寄せられた声は子どもの食べる量を把握するためというもの。
『私が大皿育ちで、好き嫌いして好きなものばっかり食べていたから(指摘されると嫌いなものをほんの少しだけ取って食べました! と言っていた)、家ではご飯と汁物だけ茶碗でおかずはワンプレートにしている。大皿だと好きなものたくさん食べたくなるから栄養が偏るよ』
『子どもたちの食事の内容(量)も把握したいから、個別にすることが多い。大皿に盛っても取り皿を使うなら洗い物は減らないし、メリットがないから』
『大皿だと苦手なものは絶対取らないから分けて出している』
『子どもがちゃんと食べるならいいんじゃない? うちは嫌いなものは食べないから個別にしている』
一方、ママスタコミュニティには大皿でも子どもに偏食なく食べさせるように工夫しているママもいました。
『基本的に大皿。ハンバーグとか魚などは個別。子どもが何をどれだけ食べているかくらいちゃんと見ているし、嫌いなものは最初に取り皿に取り分けてこれだけは食べなさいって言っている』
ちなみにわが家は上の子は基本的によく食べるので、声をかければ好きなもの以外でも食べますが、下の子は好き嫌いが激しいため大皿にすると全く食べず、場合によっては白ご飯のみ、という結果になることも……。そのため基本的に個別にしていますが、下の子は食べる量も少ないのでワンプレートで汁物以外全てのせて出すことが多いです。
適量を子どもに把握させるためにも大皿で教育するママたち
個別で料理を提供されることに慣れていると、いざ皆で大皿料理を囲む状況になったときに自分で適量を取ることが難しい子どももいるようです。特に好きな料理な場合、ついたくさん食べたくなってしまいますよね。小さい子どもであれば許容されることでも、大人の場合はマナーがなっていないとみなされるでしょう。その場にいる人数を考えて一人あたりの適量を把握することは、今後必要なスキルですよね。ママスタコミュニティには子どものうちから教育するために、あえて大皿で出すという意見もありました。
『子どもの将来のこと考えると、むしろ大皿から適量を取ることを家で教育するほうがためになると思うけど。食いつくしとか食べ物の感覚がおかしい人の話を聞くと、子ども時代から人数分で分けるって感覚がないって話は聞いたことある。単に手抜きで大皿ドーン、誰がどれくらい食べるかは早い者勝ちとかだと余計にダメかもしれないけど。1人これぐらいだよ、嫌いなものも一口は盛り付けるんだよ、って教育できるなら大皿のほうがいいと思う』
『来客相手にも何もかも大皿ドーンだとちょっとな、と思うけど、家族だけで食べるんだったら別に大皿ドーンでもいいんじゃない? 自分の箸で取り皿を使わず食べることが当たり前だと子どもが勘違いしたらだめだけど、ちゃんと大皿料理の取り分け方とか食べ方を教えられる方が子どもの将来に役立つんじゃない? 小鉢や個別なんて外食すれば勝手にそうなっているし』
家族のライフスタイルの変化で個別になることも
大皿派であったママたちも子どもの学校や部活動・習い事などで時間が不規則になり、家族全員で食卓を囲むことが減って次第に個別になってくる、という意見もありました。
『家族全員で食卓を囲めれば大皿でもいいかもしれないけど、子どもが大きくなると食事時間がバラバラになるから自然と個別に出すようになった』
『以前は大皿ドーンだった。感染症が流行してからは個別に出すようになった。その間に子どもが大きくなって家にいる時間がバラバラになったから個別が当たり前になった。なので作ったものは一旦大皿に取り、そこから小鉢に取り分けて出す』
確かに大皿は皆で囲んで食べる、というイメージがありますよね。子どもが成長するとなかなか家族全員揃って食事をすることが難しくなってくるでしょう。そのため大皿では逆に不便になるのかもしれませんね。
大皿と個別を使い分けて
ママスタコミュニティには料理によって大皿か個別かを分けているという意見もありました。
『個別の皿と大皿の組み合わせが多いよ。取り分けるスプーンや箸も添える。大皿は炒め物とか煮物とか、あるいは個数の多い小魚のフライや餃子など。大皿=各自で量を調整できるって思っている。小食の小学生と育ち盛りの中学生と中年の夫とか、食べる量がバラバラすぎるし、その日によって思ったより食べたり食べなかったりするから。個別の皿はサラダだったり刺身だったり』
『ひじきや切り干し大根は小鉢でそれぞれに出して、真ん中に唐揚げの大皿をドーンと置く感じだよ』
ただ、何を大皿、個別にするかは各家庭で異なるようです。
『常備菜みたいなのは大きめのお皿をみんなで。メインは個々ににしている。常備菜系は食べない人もいるからっていう理由だけど』
忙しいママパパたち、少しでも家事をラクにしたいけれど家族にバランス良く食べてほしいですよね。子どもにとって家庭での食事がその子にとっての食事ルールになっていくので、将来子どもが困らないようにもしたいもの。大皿と個別を組み合わせたり、ワンプレートにして洗い物を減らしたり、家族みんながそろう休日は大皿料理にしてみたり、どちらかに偏らずさまざまな食事風景を楽しむことも子どもにとっては良い経験になるのかもしれませんね。
関連記事
※焼き魚の盛り付けは一人につき1尾?それとも大皿?十人十色の食卓事情- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- えー!食事時、大皿にドーンって、叩かれるんだね。