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<父子におせっかい?>改めて考えた「私には何ができる?」みんなで支えあう子育てとは【後編まんが】

前回からの続き。私(アズサ)は結婚して地元の隣町に住んでいます。地元仲間のひとり、サクマくんが奥さんを亡くし、3歳の娘さんをひとりで育てることになりました。サクマくんのSNSを見ていると、最近は娘さんをつれて居酒屋で飲んでいる日が増えています。私はサクマくんの気持ちや状況は理解できるものの、「小さな子を連れて毎晩居酒屋なんて」とモヤモヤしてしまいました。あまりに気になったのでサクマくんに連絡を取ると、やはり仕事と子育ての両立は大変そうです。またママ友にも「いまは親子で寂しい思いをしないのが先決」と言われて、私は気持ちが少し変わり始めます。
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ママ友と話して、それぞれ事情があるから外野があれやこれや意見すべきではない、という思いが強くなりました。サクマくん親子にとっては、いまは緊急事態ともいえる状況です。しかし……SNSを見ると、サクマくんの居酒屋通いは、前より頻繁になってきているように見えました。「一時的なもののはず」「親子が楽しく過ごせるならいいじゃない」「娘さんが元気ならそれが一番」何度もそう思いましたが……居酒屋通いや飲酒がエスカレートしたり、いまの状況が長くつづいたりするのに、心配な気持ちは拭えませんでした。私は迷惑がられることも覚悟しつつ、またサクマくんに連絡してみると……。
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「他の友だちにも、おまえ大丈夫か? なんて言われたよ」どうやら私と同じようにサクマくんを気にかけている友人がいたようです。サクマくん親子を気にしている人が、私の他にもいたことに少し安心しました。

「小さい子をつれて毎晩居酒屋なんてどうなのかなとは思っているよ」「ただ……」
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サクマくんは家にいるとどうしても奥さんを思い出して、気持ちが落ち込むようです。「でも娘の前では泣きたくない」とも言っていました。きっと娘さんもまだ不安定な心を抱えています。父親が泣いているのを目の当たりにすることで、何らかの影響を受けるのではないかと心配しているのでしょう。

さらに話を進めると、子どもと行ける場所や、頼れる団体など……ママ友がいたり少しアンテナをはったりしていれば、すぐ手に入るような情報すら、サクマくんは知らないことに気づきます。本当に孤立した子育てをしているようでした。
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その後、私はお願いされた情報はもちろん、ミールキットのサービスや、子どもと行って楽しかった場所などさまざまな情報をサクマくんに伝えました。そのたび、サクマくんはビックリするくらいありがたがってくれます。
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私の言動を出すぎたまねだと思う人もいるでしょう。でもサクマくん親子が楽しそうに過ごす様子を見て、思いきって連絡してよかったと思いました。同時に、私も周りのママ友などに支えられて子育てしていることを改めて実感しました。私が当たり前だと思って得ている子育て情報は、サクマくんにとっては得がたい情報のようです。これからもおせっかいにならない程度に、サクマくん親子をサポートできたらいいなと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌
【つぎ】の記事: <マネしないで!>「え、車も同じなの!?」なんでもマネするご近所ママ友にウンザリ!【前編まんが】

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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