<父子におせっかい?>娘と夜のお店へ!?シングル家庭にモヤモヤ……「気にしすぎ!」【中編まんが】
前回からの続き。私(アズサ)は結婚して地元の隣町に住んでいます。地元仲間のひとり、サクマくんが奥さんを亡くし、3歳の娘さんをひとりで育てることになりました。サクマくんのSNSを見ていると、娘さんをつれて居酒屋で飲んでいる日が増えています。私はサクマくんの気持ちや状況は理解できるものの、「小さな子を連れて毎晩居酒屋なんて」とモヤモヤしてしまいます。
サクマくんのSNSを見ると、毎日のように居酒屋に通い続けているようです。私はその様子がどうしても心配になり、思わずダイレクトメッセージを送りました。お店の人に遊んでもらっている……? 気になって質問すると「俺がさ、子どもが楽しめる遊びがよくわかんないしできないから、お店のスタッフとか常連さんに(娘と)遊んでもらっているんだよねー」と返事が。「娘も楽しそうで助かっている」そう言われると私は何も言えません。
結局、葬儀での声がけと同じようなことしか言えませんでした。
その後もサクマくんのSNSには居酒屋での投稿が続き、最近はスナックのような店にも行き始めたようです。店員の女性に娘を抱っこしてもらっている写真をあげていました。
20時をすぎた時計が写っているお店での写真を見て、私のモヤモヤはさらに大きくなります。(私があれこれ言う話じゃない)(娘さんが楽しそうならいいはず)(お店の人が困っていないならいいはず)そう思いますし、SNSを見なければいい話なのかもしれませんが……どうしても気になってしまいます。
モヤモヤした日が続き、スッキリしません。
朝、幼稚園の送り後、立ち話の際。私はついママ友Aに話しました。すると意外な返事が。
「ちゃんとご飯を食べさせているならいいんじゃない?」ケロッとした顔でママ友は言ったのです。
私はママ友に同意してもらえると思って話をもちかけていました。私の非難めいた気持ちに共感してほしい、という考えもあったように思います。
しかしママ友Aの意見を聞いて、狭い視野でしか考えられていなかったかもしれないと少し恥ずかしくなりました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌