人間関係トラブルの始まり?思い通りにならないとすぐ不機嫌になる子どものお友達。親の立ち回り方は
子どものお友達が家にきたとき、必ずしも仲良く遊ぶとは限りません。途中でけんかをしたり、不穏な空気が流れたりすることもあるでしょう。ママスタコミュニティのあるママも、お子さんのお友達の態度について悩んでいるようです。
『3年生の娘のお友達で、わが家に遊びにきたときでも、自分のしたい遊びができないとあからさまに不機嫌になる子がいます。娘や私が声をかけるまで、ひたすら床やソファーにうつ伏せ寝の状態で黙ってしまいます。
娘に聞くと、その子の家に遊びに行ったときもその状態になるようで、その子のしたい遊びに合わせると機嫌が元に戻るそうです。うちでは娘も主張するので、険悪な時間が必ずあります。こういう場合はどういう対応をとればよいのか、また娘にはどんな声かけをすればよいでしょうか。何もしないほうがよいのでしょうか?』
小学3年生のお子さんと遊ぶお友達が、自分の思うようにいかないと、途端に不機嫌になってしまうそうです。お互いにしたいことがあるのはわかりますが、譲り合って遊んでほしいと思ってしまいますよね。不機嫌になってしまうお友達の様子をみて、投稿者さんもどう対応していいのか困っている様子です。まずはお友達がこのような態度をとることに対して、どう対処していけばよいでしょうか。
すぐに不機嫌になるお友達。どう対処する?
遊ぶ前に注意しておく
『遊び出す前に、わざと娘さんに言うようにして「ケンカになったらもうバイバイだからねー? 仲良く遊んでねー」と釘を刺しておく』
お友達が家にきた時点で、不機嫌になったら遊びは終わりにすると遠回しに伝えるのも効果がありそうです。直接的にお友達に注意をしてしまうと、その時点で機嫌を損ねるかもしれません。そのため、お友達に聞こえるようにしながらお子さんに話す形をとれば、その子もやってはいけないことを理解するのではないでしょうか。
お友達には構わずにいる
『放置でよいと思う。そのうち誰もご機嫌なんてとってくれなくなる』
お友達は、不機嫌になれば誰かが気にかけてくれて、自分の思い通りになると考えているのでしょう。床やソファーに顔を埋めているのも、構ってほしいからですよね。そして、誰かが話しかけたり機嫌を取ろうとしたりするから、ますますわがままに。その悪循環を断ち切るには、構わないで見守っていればよいのではないでしょうか。そうすれば、やがて自分で立ち上がって歩み寄ってくるかもしれません。
不機嫌になったら、即帰ってもらう
『○○ちゃん、うちではそれ通用しないよ。そうやって寝転ぶなら帰ってもらうよとハッキリ言う』
『じゃあ今日は解散だね! と声をかけてみたら?』
『私なら、仲良く遊べないなら今日はもう終わりねー! と言って帰らせる』
お友達が不機嫌になってしまったら、その時点で遊びは終了。自分の思うままにはならないと注意しながら、帰ってもらうとのアドバイスもあります。すぐに帰ってもらえば、投稿者さんもお子さんもどうしようかと悩むこともないでしょう。お友達に対しては厳しい対応かもしれませんが、もう小学3年生です。わがままばかりは通用しないと教えることも必要かもしれませんね。
不機嫌になるのは子どもの友達。子どもにもしっかりと考えてもらいたい
『家に遊びにきたときは、投稿者さんは構わず娘さんに任せればよいと思う。招待したのは子どもなんだから、子どもが相手をするべき。なるべく娘さんから「面倒だから遊びたくない」方向に持って行かせるのがよいかと』
『投稿者さんの娘さんが優しいから、相手はわがままな態度を取るんだよ。多分同じクラスメイトでも、キツい子やハッキリ言う子にはそんな態度は取らないはず』
お子さんは親である投稿者さんが助けてくれると思っているのかもしれませんが、お友達と遊ぶことを選んだのはお子さんです。これまで何度も不機嫌になることがあったにも関わらず一緒に遊んでいるわけですから、お子さんにも対応を考えてもらいましょう。今後の友人関係も含め、お子さん自身がしっかりと考え対応することは大切ですね。
親が子どもから少し離れる時期かもしれない。子どもの自主性を尊重しよう
『何年も密に付き合ってきたので、お友達としては姉妹に近い感覚で娘に甘えているんじゃないかなと思います。娘も最近はその子のわがままは受け入れず相手にしなくなってきたので、「仲良く遊べないならもう解散!」をしたら、その後は娘に任せようと思います。好きな部分もあるから家に呼ぶのだと思いますが、本当に嫌になったり他に遊びたい友達ができたりしたら、自然に離れますよね』
幼馴染のようにして仲良くしていたお友達であっても、相手の態度によっては受け入れるのが難しくなることもありますね。お互いに小学3年生で、周囲のことを考えられるようになってきた年齢でしょう。わがままがすぎる場合には、遊びを終わりにしてしまうなど、厳しさも必要になってきそうです。投稿者さんも、お友達の態度に厳しくするとともに、わが子にも対応を求めることにするそうです。
ただ親として気になるのは、お友達との関係性ではないでしょうか。ずっと仲良く遊んできたわけですから、トラブルになるのは避けたいですよね。一方では、そのようなトラブルもある程度は自分で乗り越えてほしいという気持ちもあることでしょう。自分で考えて行動する、お子さんの自主性を信じることも大切かもしれません。
文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko
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