<夫に好きな人ができました>「元に戻りたい……」私のために泣いてくれる友人へ相談【第7話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。ある日、夫(ススム)から突然「好きな人がいるから離婚してほしい」と言われてしまいました。相手は「百井(ももい)」という名前の会社の部下なのだそう。しかし私は離婚に応じるつもりはありません。みっともなくてもいい。まだススムのことを愛している限り、彼の気持ちが戻ってくるように頑張ってみようと思っているのです。そのことを友人たちに打ち明けてみると……。



ミホのいうとおり。周りから見たらススムは、若い子にフラフラ浮ついているただのオッサンです。
「あんたの好きな上司が着ているシャツは、履いている靴下は、パンツは、誰が洗っていると思ってるんだ。あんたの好きな上司が健康であんたと一緒に仕事ができているのは、カナコが愛情込めて作ったご飯を食べて、カナコがキレイに整えた部屋でたっぷり眠っているからなんだよって言ってやりたい~!」言いたかったけれどうまく言葉にできなかった想いを、ミホが代弁してくれました。それでも私の気持ちに変化はなく――。
ススムが他に好きな人を作ってしまったのは、私のせいでもあって……すごく後悔しています。きっとススムは寂しかったのでしょう。ススムが落ち込んでしまったとき、話を聞いてほしかったとき、私がもっと寄り添ってあげられればこんなことにはならなかったんだろうなって。自分を責めてしまうのでした。
だからもう少し頑張りたい。私が頑張ることでススムが少しでもこっちを向いてくれて、また昔みたいに想い合える日がくるのであれば。
「ほんと……カナコは大バカだよ……」ミホはまるで自分のことのように怒ってくれました。その姿に、少し救われた気持ちになります。けれど私は離婚しないと決めたのです。
離婚とか社会的制裁とかじゃなくて、私はススムと元の関係に戻れるならそれでいい。まだススムのことを愛しているから、一緒にいる未来のために頑張りたい。友人のミホとマリには、「別れる」話じゃなくて「続けていく」ための相談にのってもらうことにしました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu