<夫に好きな人ができました>じ~ん「私たちは応援する!」友人からの本気アドバイス【第8話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。ある日、夫(ススム)から突然「好きな人がいるから離婚してほしい」と言われてしまいます。そのことを友人のミホとマリに話しました。2人は私のために怒ってくれたり、泣いてくれたり……。でも私はもう「離婚しない」と決めているのです。まだススムのことを愛しているから、一緒にいる未来のために今できることを頑張りたい。もうひとりの友人(マリ)も口をひらきます。
マリは冷静に私が見落としていた大切なところを教えてくれました。「子どもたちにとってもいいパパって言っていたけれど、勘違しちゃダメだよ? 本当にいいパパは他に好きな人、作らないから。そりゃ人間だから、結婚していても他の人にトキメクこともあると思うし、心が動いてしまうこと自体は否定しないよ。でも本当にいい旦那さんは、そこから行動しないの」
そうか、私は30代のほとんどを育児に費やしてきたんだ。ほかのことはすべて後回しでカケルとミナトのために生きてきました。それを1番近くで見ていたはずのススムは、自分のことでいっぱいいっぱいだったんだと思うと……また悲しくなってきます。
「カナコに覚悟があるのなら私たちは応援する」ミホとマリは、私の気持ちを尊重してくれました。
ススムのことは許せない。でもこういった話をしているときも優しかった頃のススムの笑顔が頭をよぎるのです。ちゃんとススムを愛していると伝え続けたら目をさましてくれるんじゃないかと……どれだけ時間がかかるかわからないけれど、いつか戻ってきてくれると信じています。
「カナコ! 何かあったらいつでも連絡ちょうだいね」「2人とも今日は本当にありがとう!」子どもたちが帰ってくる時間になったので、解散することに。
帰り道、ミホとマリの言葉のひとつひとつを思い返していました。「ススムは最低な男」そこを見誤ってしまってはいけませんよね。でも私はそんなススムのことをまだ愛しているのも事実。いっそのこと嫌いになれれば楽なんだろうな……そう思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu