<夫に好きな人ができました>みっともなくていい!ゼッタイに離婚はしない!私の決意【第6話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。ある日、夫(ススム)から離婚を切り出されました。「百井(ももい)」という会社の部下と両想いだと言うのです。私が「離婚したくない」と言っても、ススムは「もう無理だ」と言います。ススムにとってこの家は、もう居心地のいい場所ではないのです。けれど今はまだ離婚に納得ができていない私。これからどうすればススムの心を取り戻せるのでしょうか。翌朝は、子どもたちの手前「いつも通り」のパパとママを演じました。
ススムと子どもたちとのいつも通りの朝を見送って、私はひとりで残った家事を片付けます。
洗濯物を干していると、ススムのワイシャツがありました。ワイシャツを見ていると、涙が
溢れてきます。
一緒に同じ方向を向いて子育てをしていると思っていました。いつだってススムは私の話をしっかり聞いてくれていたのに……。私は目の前の育児や仕事に追われて、ススムのことを気にかけてあげなかったから、いつの間にか私から気持ちが離れてしまっていたのです。
いつも私を気遣ってくれて、子どもたちのことを心から愛してくれていた。ススムの笑顔が途切れることなく思い出されます。
(まだ……ススムのことがこんなにも好きなのに……)
離婚を言い渡されて気づきました。私はまだススムを愛しているのです。ススムのいない人生なんて考えられません。私は涙をぬぐって立ち上がります。そして、持っていたワイシャツをパンパンとはたいてハンガーにかけ、残りの洗濯物も干し終えました。
リビングに飾ってあった結婚式の写真を手に取ります。いまでは私に向けられない優しい笑顔がそこには写っていました。ススムの妻は私です。絶対にススムを百井さんに渡さない。「私はまだススムを愛している」というススムへの想いを再確認してから、私は絶対に離婚をしないと決意しました。私が頷かなければ、ススムは離婚できないはずです。みっともないと思われてもいい。最後まで抗ってみようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu