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<子育ての後悔ばかり>叱りすぎや無意識のきょうだい差別。今さら反省しても時間は戻せない……

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完璧を目指してもなかなかできないのが子育てなのかもしれません。ママたちは失敗や反省、後悔を繰り返しながら日々試行錯誤をして子どもと接しているのではないでしょうか。そして親子ともども成長していき、気が付いたら子どもが大人になっているのが世の常なのかも。先日ママスタコミュニティにはお子さんが二人とも大学生になったという投稿者さんから「子育ての後悔を教えて下さい」というタイトルでこんな投稿がありました。

『ホッとしたんだか寂しいのか、幼い頃の子ども達を思い出して後悔ばかり。実際恨み辛みを言われたことはないけど私は自分で思い返して決していい母親ではなかったなと。よく叱ってた。皆さんは私みたいに酷いお母さんじゃないと思うけど小さな後悔とかありますか?』

投稿者さんは自分のように「子育てにおける後悔」があるかママたちに尋ねていました。

きょうだいで差をつけてしまったことを後悔

『上の子に冷たかった。相性が合わないんだと思う。それでも自分が産んだのだから毒親になりたくないと思いながら仮面を被ったつもりで優しく接してた。でもやっぱり綻びが出る。下の子との差を感じてたと思う』

きょうだいで格差をつけてしまったことを悔やんでいるママからのコメントがありました。下の子が産まれてから上の子を可愛いと思えない、俗にいう「上の子可愛くない症候群」にこのママはなってしまったのかもしれません。上の子との相性の悪さを感じながらも精いっぱい優しくしていたものの、下の子への接し方とは違ったことを思い返していました。

筆者にも2人の子どもがいますが、下の子が産まれてからきょうだいに対する愛情のかけ方のバランスに悩んでいました。平等に接しているつもりでも筆者と下の子が遊んでいる様子を見て、上の子から「どうして僕とは遊んでくれないの?」と責められることも多々。いくら親が平等を意識をしているつもりでも、上の子に「自分だけ愛されていない」と思わせてしまっていることを毎日のように後悔しています。

子どもを可愛いと思ったのは寝顔だけ?

先ほど子育てに後悔があると述べていた投稿者さんは、子どもが小さかった頃の家庭状況について更にリアルに綴っていました。

『単身赴任の旦那、協力のない両親・義両親をみんな恨んで「こいつら皆覚えてろ!」と思ってた。私もすごく幼かったと思う。 母親にもなれない子どものくせに子どもを産んじゃってキャパを超えて毎日毎日辛かった思い出しかない。可愛いなんて感じたのは子どもの寝顔だけ。子どもが起きた途端に昼寝してくれることを考えてた。私だけなんだろな。こんな母親』

旦那さんが単身赴任で家にいないということから、投稿者さんはワンオペで2人の子育てを頑張っていたようですね。頼れる人もいないなかで毎日孤軍奮闘していた様子が伝わってきます。今まさにワンオペ育児で辛い思いをしているママのなかには、投稿者さんに共感する人もいるのではないでしょうか。ちなみに投稿者さんが少し楽になれたのは、お子さんをスポーツ少年団に入れたり積極的にPTA役員になったりしてママ友ができたときなんだとか。友だちを作って悩みを分かち合うことは大変な子育てを乗り越える1つの方法のようです。

言葉ではなく行動で示さないと子どもには伝わらない?

「口ばかりで偉そうだった」と自分の言動を後悔しているママもいました。

『私が思うのは言葉や思いで伝えても意味がない、行動で示して初めて子に伝わる。私は言葉は達者だったけどだらしのない人間で面倒くさがりで口ばかり偉そうな親だったことを反省してます。それなら優しくすればよかった』

子どもに対して「行儀よくしなさい」、「片付けなさい」など口だけでしつけをしても伝わらないのではとこのママは述べています。ママが行動を見せて子どものお手本になったほうがいいのかもしれませんね。また子どもに愛情を伝えるときも「可愛いね」、「大好きだよ」と言うだけでなく、目を見て話す、ハグをするといった態度も合わせると更によさそうです。

子育ては大変なものですからいっぱいいっぱいになっているときは、ママは強い口調で子どもを叱ることもあるかもしれません。しかし月日が経ってから「あんなにきつく言うべきではなかった」と後悔することもあるのが今回の投稿でわかりました。育児に関して悩みがある場合は友人や家族、地域の相談窓口などに話を聞いてもらうことも1つの手でしょう。ママが子育てにおいて少しでも後悔しないように、イライラしてしまうなど問題があるのであれば解決する方法を考えて、子どもに優しく思いやりを持って接するようにしたいですね。

文・AKI 編集・ササミネ イラスト・水戸さゆこ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
子育ての後悔を教えて下さい