いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<育児の後悔>【前編】幼いころのわが子にもう一度だけ会いたい。 もっと抱っこしてあげたかった

044_赤ちゃん_善哉あん

育児をしていると、ふとしたことで子どもの成長を感じるタイミングがあるでしょう。それに伴って、小さいころのことを思い出すこともあるかもしれません。過ぎ去った日々のことを懐かしく振り返るママたちもいるのではないでしょうか。

『もう一度幼かったころのわが子に会いたいと思うことはありませんか? わが家にはすでに20歳を超えた息子がいますが、ときどきそんなことを考えます』

投稿者さんは20歳を超えた息子さんを持つママさんです。立派に成長したわが子を誇らしく思っていることでしょう。しかし一方で、「もう一度だけ小さいころのわが子に会いたい」と願ってしまうのだそう……。投稿者さんはトピック内のママたちに対して「みなさんも同じように感じますか?」と質問を投げかけました。さてどのような回答が集まったのでしょうか?

あの日の可愛さが懐かしい

『会いたくなるとき、あるよ。「抱っこするからおいで」って言うとすっ飛んで来て、ニコニコしながらお膝の上にちょこんと座ってさ……。本当に可愛かった』

『会いたいよ……。「かーかん、かーかん」って、全力で母親を求めてた息子に会いたい。愛されてたなぁ、ありがとう』

投稿者さんからの質問に対して、ママたちからは「あるある!」と共感する声が寄せられました。全力でママのことを求めていた姿、膝の上に収まる姿……小さいころならではの様子を懐かしく思い出すママたちもいました。愛くるしい姿を思い出して「もう一度会いたい」と願うママは、きっと少なくないのでしょう。

赤ちゃん特有の姿にまた会いたい

『赤ん坊時代の娘を抱っこしたい。甘い匂いでふわふわしてて、ほっぺぷくぷくで、私が手を伸ばすと最高に嬉しそうな笑顔で抱っこされるのを待つんだよ。ちっちゃい手、すべすべの踵、元気な泣き声、可愛かったなあ……』

『白くてプヨプヨして、玉のように可愛いかったわが子。小さいころのつるんとしたお肌にスリスリしたい』

赤ちゃんって、言葉では言い表せないほどの愛くるしさがありますよね。赤ちゃん特有のぷくぷくした肌、甘い匂い、可愛らしい泣き声……思い出すだけであまりの可愛らしさに悶絶してしまうママたちもいることでしょう。わが子が”赤ちゃん”でいる時間は本当に短いからこそ、愛おしさと懐かしさでいっぱいになるのではないでしょうか。

思い出すと、涙が……

『もし会えたら、「大好き」っていっぱい伝えていっぱい抱っこしたい。考えるだけで泣けてきた』

『可愛かったなぁ。たまに写真とか動画を見てるけど、なんか泣けて来るんだよね』

幼いころのわが子のことを思い出すだけで涙が出てくる……と話したママも。幼いころの姿を思い出したり、写真や動画を見ると自然と泣けてくるのでしょう。小さいころの可愛らしさは儚いもの。その尊さを知っているからこその反応なのかもしれませんね。

『育児はほぼ終わった。あれほど願っていた自由……。寂しくて寂しくて、40歳にして正社員になったよ。暇すぎて泣きそうだったから。あのバタバタが懐かしいね』

育児にかかりっきりになっているときは「早くひとりの時間がほしい!」と願うものではないでしょうか。しかし実際に育児が落ち着いてみると、寂しい気持ちを抱えてしまうことも……。育児がひと段落したら今度は、育児に夢中だった日々を懐かしく思うものなのかもしれません。

自分の育児には、後悔ばかり

『初めての育児なので余裕がなかったとはいえ、もっともっと抱っこしておけばよかったと思いました。5キロで音を上げてた自分が憎い。もう12歳。抱っこできない今、悔いてばかりです』

『あまり言ってあげれなかった、「偉かったね、賢いね、頑張ったね、大好きだよ」をたくさん言いたい。たくさん叱ってしまったけど、幼かったころの息子に会えたら思い切り抱きしめてたくさん可愛がりたい。ほんと子育て後悔しまくり。ごめんよ、わが子』

『転んで泣いて「ママー」って泣いてきたころに戻ってほしいよ。そしたらもっともっと優しくする。あのころは余裕がなさすぎて……思い出すのも嫌だ』

自分の育児に「まったく後悔をしていない」と言えるママは、ほとんどいないのではないでしょうか。その後悔の念が大きければ大きいほど、「もう一度あの日に戻ってやり直したい」と考えるものかもしれませんね。しかし「もっと優しくしてあげればよかった……」と考える時点で、ママの優しさはお子さんたちに伝わっていることでしょう。

成長したわが子を見て、幼いころに思いを馳せている投稿者さん。赤ちゃん特有の姿を思い出したり、自分のふがいなさを感じて涙してしまったり……。「一度でいいからあの日のわが子に会いたい」と考えるママは、少なくないのでしょうね。どんなに願っても過ぎ去った日々には戻れませんが、それを願ってしまうほどに可愛らしいわが子の姿だったのでしょうね。
みなさんは「もう一度だけ幼いわが子に会いたい!」と思うことはありますか?

後編へ続く。

文・motte 編集・みやび イラスト・善哉あん

motteの記事一覧ページ

関連記事

<育児の後悔>【後編】親はないものねだりばかり。わが子が幼かったころを思い出して切なくなるなんて
前回からの続き。投稿者さんはすでに成人したお子さんを持つママさんです。立派に成長した姿を誇らしく思うと同時に、「できることなら幼いころのわが子にもう一度だけ会いたい……」という切ない気持ちも抱...
子どもの成長の記録となる思い出の数々。愛着がありすぎて片付けられない
子どもが作った作品や、成長ごとに残していくおもちゃや教科書、ワークやプリント。どれもそのときどきの思い出がたくさんありすぎて、処分しようと思ってもできないママもいることでしょう。なかには「こんなもの取...
<身長への思い>息子に背を抜かされたら嬉しい?それとも寂しい?ママが抱く複雑な気持ちとは
幼かったわが子が、スクスクと成長していくのは嬉しいことでしょう。しかしこれまで膝を折ったり腰をかがめたりして話していた子どもと、次第に目線が同じ高さになっていくとき。嬉しいけれど寂しい。そんな複雑...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
もう一度小さい我が子に