<初めての挫折>わが子がお友達に手を振りほどかれている場面を見て切なくなった!こんなこと普通?
子どもは家庭以外の場所でたくさんの人たちと交流することで社会性を身に着けるのかもしれません。ただその過程では子どもにとって楽しいことや嬉しいことばかりではなく、辛いことや悲しいこともありそうです。ママスタコミュニティでは「幼稚園での出来事、少し切ない気持ち」というタイトルでプレ幼稚園に通うお子さんに関するこんな投稿がありました。
『いつも仲のいいお友達と手を繋ごうとわが子がしたら手を払われて悲しそうだった。相手のお子さんがどうこうって気持ちは全くないのですが、わが子の悲しそうな顔を見て親としては少し切ない気持ちになってしまって。皆さんは幼稚園にわが子を通わせていて、少し切なくなったことはありますか?』
プレ幼稚園に通っているということで、投稿者さんのお子さんやお友達は2、3歳ぐらいでしょうか。人の気持ちを汲んで手をつなぐことなどはまだできない年齢だろうと、手を払ったお友達について投稿者さんは理解を示しています。ただお子さんが拒絶されたような場面を見て切なくなったそう。ママたちに同じような経験があるか尋ねていましたが、どのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
親は心配!でも子どもは気にしていないことも
『自分の子どもじゃないけど体操教室を見学してたらペアを組むときに女の子が1人余っちゃって「○ちゃん余ってまーす! お友達がいない子はどうすればいいですか?」って他の子が先生に大声で聞いてたときかな。隣に余った子の親がいてこっちまで胸が痛くなった』
ママたちのなかには、わが子に限らずよその子が寂しそうにしている状況を目の当たりにした人がいました。みんなの前で恥ずかしくなるようなことをよその子が言われていて辛くなったそうです。子どもは思ったことや感じたことをそのまま口に出したり行動したりすることがあるので、大人からすると「それはかわいそう」、「切ないな」と思う場面はあるようですね。一方大人にとっては胸の痛い出来事でも子どもは気にしていなかったケースもあるようです。
『「遊ぼう」とか「入れて」と言っても「嫌だ」ってハッキリ言う子もいるし、うちの子も入れてもらえなくて泣いたこともあったけど、一緒に遊んだことがない子とある日急に仲よくなったりもするから気にしないほうがいいよ』
『わが子の紙飛行機が隠されてて集団で笑われてたとき。「大丈夫だった?」って聞いたら、「何が? 僕の飛行機がどっか行っちゃったんだよねー」って全く気にしてなかった』
自分と一緒に遊ぶことを拒否したお友達と次の日には何もなかったかのように仲良くしていたり、親が心配しても「意地悪をされた」という認識を持っていなかったり。大人がひどいと思う出来事も、子どもの目線で見ると大したことではない場合があるようです。お友達にからかわれたわが子を心配したけれども杞憂に終わった経験談を聞いて、投稿者さんも少し安心したかもしれませんね。
友だちに意地悪をした子の親も切ないもの?
『投稿者さんと同じ経験があります。相手のママからすると、お友達と仲良く手を繋げないわが子に切なくなることもあるようです。子どもはあっという間に忘れていくことに大人が右往左往しているという。お子さんはお友達と仲良くしたいという気持ちや悲しみを表現できて、投稿者さんはその気持ちを汲み取り共に切なくなっていて、とても素敵でほっこりしてしまいました』
手を払われた子のママは「どうしてわが子がそんなことをされてしまうのだろう」と切なくなり、手を払った子のママは「どうしてわが子はそんなことをしてしまうのだろう」と胸が苦しくなることもあるのでしょうね。投稿者さんは手を払われた子の側だったわけですが、わが子を心配する優しさに「とても素敵でほっこりした」と感想を述べる人もいましたよ。
嫌なことをされたら「やめて」と言うことを教えるチャンスかも
お子さんに起こった出来事を通して、投稿者さんはお子さんに教育を施すことができそうとのコメントもありました。
『嫌なことをされたときにハッキリ「嫌だ」と意思表示することは大事だよね。小学校に上がるとほーんといろんな子がいるから反発しなそうな子は標的にされる。だから幼稚園でいろいろと経験積んでおくんだけどさ』
お友達から手をほどかれたときに投稿者さんのお子さんは悲しい顔をしていたとのこと。家に帰った後などに子どもの気持ちに寄り添いつつも対応の仕方などを教え諭すことができそうです。幼稚園などでたくさんの時間をお友達と過ごしさまざまな出来事を経験することで、子どもは対人関係について学ぶのではないでしょうか。悲しいことがあっても子どもが勉強をするチャンスと捉え、「手を払われたくらいで気にしなくていいよ」「今度同じことをされたら『そんなことしないで』って言っていいんだよ」などとママは教えてあげられそうですね。
挫折や悲しいことがない人生なんてない!親がポジティブでいることが大事?
今回投稿者さんに対して「これからも似たようなことはたくさんある。見守ってあげて」と共感したり応援したりするコメントが目立っていました。
『その年齢は相手の気持ちを考えるってまだまだ難しいからね。これからたくさんあるよ。基本親は気持ちに寄り添いつつ、でもポジティブに限る』
『そうやって社会経験を積んで大きくなるよ。これからも見守っていてあげてね』
『それも含めて成長に必要なこと。他者に受け入れられない、どうしたら仲良くできるのか。今後身をもって学んでいくんですよ。挫折のない人生などないのだから』
大事なわが子に何かネガティブなことがあると不安になってしまうのは、一生懸命に子育てをしている親なら経験することがありそうです。ただあまりにも過干渉をすると親子ともに苦しくなるかもしれませんね。意地悪されても子どもが悲しいと思っていなそうであれば、ママがわざわざ「辛かったね、悲しかったね」と声をかけなくてもいいのかもしれません。「お友達から自分は嫌なことをされてたの?」と子どもが困惑してしまう可能性もありそうです。親としては子どもの反応や感情の変化を見て、必要に応じ寄り添ったり対応について教えたりするだけでも十分ではないでしょうか。子どもに嫌なことがあった場合でもママはできるだけポジティブにどっしり構えることが大切かもしれませんね。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・んぎまむ
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