<育児の後悔>【後編】親はないものねだりばかり。わが子が幼かったころを思い出して切なくなるなんて
前回からの続き。投稿者さんはすでに成人したお子さんを持つママさんです。立派に成長した姿を誇らしく思うと同時に、「できることなら幼いころのわが子にもう一度だけ会いたい……」という切ない気持ちも抱えているのだそう。
「みなさんも同じように考えることはありますか?」との質問に、投稿内のママたちからは「ある!」と共感の声が。「赤ちゃん特有の姿が懐かしい」「写真や動画を見ただけで泣いてしまう……」と、ママたちが「わかる!」と思わず頷いてしまいそうなコメントも見受けられました。なかには「もっと優しくしてあげればよかった……」と後悔の念を口にするママもいたようですね。
小さい子どもを育てる辛さもあるけれど、今が可愛がれるときで……
先輩ママたちから集まったたくさんのコメント。それに対して、現在小さいお子さんを育てているママたちからは”決心”が聞こえてきたようですよ。さてその内容とは……?
『みなさんの言うとおりですよね。今まさに乳児と幼児を育ててるけど、そう思うときが来るんですよね。今を大切にしなきゃ』
『現在7歳。ママ大好きでかわいすぎるけど、こんなに「ママ大好き」なのもあと数年なんだろうなと思うと寂しくなる……』
まだまだ「ママ大好き」な時期の子どもを育てているママたち。「あと数年したらこの関係も変わってしまうのかも……」としみじみとしているようですね。もちろんわが子はいくつになっても可愛いものでしょう。しかし今の年齢のわが子には”今”しか会えないからこそ、この瞬間を大切にしようと考えたのかもしれません。
『うちも6歳の子がいるけど、「今がいちばん小さい!」と思って抱きしめてる。あと数年したら腕の中に収まらないんだろうな』
わが子が少しずつ成長するのを感じながらも、できる限り抱っこをしているママも。「あと数年したら抱っこできなくなるかも……」との考えが根底にあるのでしょうね。
親の願望なんて結局、ないものねだりかもね
『うちの子たちはまだみんな小さいから、もっと小さいころに会いたいとかは思わないな。逆に大きくなったわが子を早く見たいわ。ないものねだりなんだろうね』
『乳幼児のときは本当に大変で、早く大きくならないかなって思っていたのに今は寂しい。本当に自分勝手というか、ないものねだりなんだなーと』
小さいときには「早く大きくなってほしい」と願い、大きくなると「1日でいいから小さいころのわが子に会いたい」と願う……。つまるところ、これは”ないものねだり”なのかもしれません。しかしわが子のことを大切に思っていたり、「わが子のいろいろな姿を見たい」と願うからこその気持ちなのではないでしょうか。当然のことですが、ママたちにとってわが子というのはそれほどまでに大きな存在なのでしょう。
今だって可愛いわが子だよ
『もっともっと抱っこすればよかったと思う。今はすくすく成長して高校受験を控えた息子。でも、まだまだ親を頼りにして今もかわいいよ』
『可愛かったな。下の子が産まれてから息子をあまり抱っこしてあげられなかった。でも今ももちろん可愛いけどね!』
「幼いころはもちろん可愛かったけれど、今もすごく愛しい」と話したママたちもいました。ママの手助けが必要だった小さいころのわが子と、すっかり頼もしくなったわが子……どちらもママたちにとっては大切な姿ですよね。
『可愛くて可愛くていっぱい抱っこした。もう抱っこできないけど、今のわが子も大好き。いつも心の中で抱きしめてるよ』
もう実際には抱っこできないものの、心の中では常に抱きしめているというママも。わが子を愛おしく思う気持ちに、子どもの年齢は関係ないのでしょう。
幸せな日々を過ごしたんだよね
それでは最後に、こちらのコメントをご紹介しましょう。
『子育てしてるときは「早く大きくなってほしい」、小学生くらいになれば「自分の時間も持てるようになってバンザイ」と思ってた。でもいざ親にあまり頼らなくなると寂しいものがある。子育ては大変でつらいことばかりと思ったけど、今思うと母親として幸せな日々だったんだなと気付く。大きな病気もせず事故にも遭わず育ってくれただけで、感謝しかない』
育児で悩むママたちは少なくありませんよね。ひょっとしたら毎日悩みながら過ごしていた方もいるかもしれません。しかし大変だった時期を過ぎてから振り返ってみると、親として幸せな時間をもらっていた……と感じることもあるでしょう。子どもがすくすくと成長したことに、感謝の念を抱かずにはいられませんね。
「幼いころのわが子にひと目だけ会いたい」という気持ちは、決して珍しいものではないのでしょう。しかし今のわが子だって負けず劣らず愛しいものですよね。「心の中ではいつも抱きしめている」というママのコメントに、思わず頷いてしまった方もいることでしょう。「これまで無事に育ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを抱きながら、今後もよりよい親子関係を築いていきたいものです。
【つぎ】の記事:<引きこもりの接し方>ビックリ!高2甥「高校に行っていない」初めて知る事実に絶句【第1話まんが】
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- もう一度小さい我が子に