<園ママの民度>悪口、シカト、嘲笑、仲間外れ。非常識な保護者にされたことが忘れられない
子どもが小さいうちは園の送迎や役員仕事など何かと親の出番が多く、ママが他の保護者と関わる機会が多いもの。人との関係が生まれれば、心強いことや楽しいことが起こり得る一方で、頭を悩ませる事態が発生することもあるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには園ママに関係する、こんな質問が投稿されました。
『子どもが通っていた園には、働くママのグループがあって、そのグループが他の保護者の悪口ばかり。気に入らない保護者はシカト。私は「友達ちゃんといる!?」とゲラゲラ笑われたりしました。いわゆる田舎の園で、越してきた私はずっと「よそ者」扱いだったな。卒園した今でも思い出すと涙が出る。似たような経験がある方いますか?』
悪口、シカト、嘲笑、仲間外れ……。投稿者ママは保護者との付き合いのなかでひどく心を消耗させてしまい、今でもその記憶に苦しむことがあるようです。この園では、子どもを0歳から預けていた保護者や、地元出身の保護者が古参ぶるように振る舞っていたとのこと。たとえば役員活動で投稿者ママたちが決めた謝恩会のお弁当に文句をつけたり、地元出身でない保護者に対しては挨拶がなかったりと……。そのような保護者関係を経て投稿者ママがトラウマを抱えるようになった気持ち、頷けますね。今回の投稿を受けたママスタコミュニティのママたちはどのようなコメントを残すのでしょうか?
ママたち、”民度”の低い保護者を斬る!
まず投稿者ママのつらい経験を知ったママたちは、園ママの卑劣な振る舞いに対して率直な思いを吐き出します。
『人間性の質の悪い保護者がいると、ほんと大変だね』
『園ではママ同士がよく顔を合わせる。だから同じ園の母親たちの「民度」って大事だよね』
『私もあからさまに挨拶しない保護者には驚いた。そんな人たちも親なんだと、ただただ引くばかり』
相手の気持ちを顧みることなく、人として情けない言動を続ける保護者を目にすると、どうしてもその人間性やモラルを疑わざるを得なくなるかもしれませんね。「そんな人たちも親なんだと、ただただ引くばかり」という言葉にも、きっと多くのママが賛同するはず。どの口でわが子を教育するのかと、呆れてしまいそうです。
”民度”の低い保護者は他にも……
『うちの園は専業主婦のママグループが怖かったよ。常に固まってひそひそ。LINEも「○○さん抜き」っていうグループが4つあった。私も専業だったけど、そのグループが怖くて距離を置いたら目をつけられた。わざと私に聞こえるよう悪口を言うなんて日常茶飯事。私抜きのLINEグループ、あったと思う』
『同じバス停の保護者のなかで、無視してくる保護者がいた。で、その人と繋がってたらしい、私が話したこともない保護者からも無視されるようになった。小学校区も同じで、無視され続けて10年目……。違う園にすれば良かったと心の底から後悔してる』
投稿者さんの経験と似たエピソードを寄せてくれたママもいます。グループに馴染まないママを攻撃したり、他のママを巻き込みながら気に入らないママを孤立させたり……。そんな精神的な攻撃が何年も続くなど、想像するだけで重く暗い気持ちに襲われそうです。なぜそんな理不尽な目に遭わなくてはならないのかと腹立たしく、またなぜそんなことが起きてしまうのだろうかと悲しくなりますね。
よそ者は目の敵?排他的な園で、私が受けた仕打ち
自分たちに馴染まない相手、自分たちが気に入らない相手を異分子と認定して攻撃し、排除しようとする心が働いているのであろういじめ。とても残念なことに、他の土地から越してきたママが異分子と見なされてしまうこともあるようです。
『転勤のため転園した幼稚園は、その土地で人気の園だった。そうとも知らず、年度途中で転園できるか問い合わせたら即OKで入園。参観日、他の保護者たちが私に聞こえるように「入れなかった子がいるのに、転園なら入園できるの?」と話してて、そこからいじめが始まった。とくに遠足は地獄。バスには親子で隣り合って座るはずなのに、うちの分だけ親子一緒の席をなくされ、子どもと別々で座った』
投稿者ママと同様、引っ越し先の園では排他的な考えの保護者が多かったために、苦しい記憶を抱えることになったママたちがいます。「よそ者」とか、もはや死語のような「村八分」という言葉が浮かんでくる話ですね。入園を優遇されたかのような親子に嫉妬心を抱いたとしても、村八分に似たやり方で相手の心を蝕んでいくやり方は決して許されるものではないはず。本来親子で座る席を奪うという、子どもまで巻き込んだ悪質な嫌がらせは、不愉快極まりないものです。子どもをもったからには、人としてはもちろん親としての誇りをもって、「いじめなどしない」という決意をより固くして構えていたいものですよね。
救世主あらわる。ドラマのような本当の話
ここまで、ママ友トラブルを題材にしたドラマのような実話を綴ってくれたママたち。当事者のママの胸中を思うと、こちらまで胸が痛くなる後味の悪さで、人を精神的に追い詰める行為に憎しみが湧いてきます。最後にご紹介するのは、嫌がらせのような行為がひとりのママを苦しめながらも、それのみで終わらない、ドラマのような本当の話。ぜひご覧ください。
『上の子のとき、はじめ仲良くなったのがボスママグループだった。気付けばなぜかグループから外されていて、うちの子がボスママの子に何かしたとかで、毎日2時間の電話の嵐。うちの子が悪いと思い込んで謝り続け、子どもを可愛がれなくなり、鬱っぽくなった。
下の子が入園して話しかけてきたママがいた。そのママは例のボスママと上の子同士が同学年。持ち物が高級そうで容姿はモデル並み、目立つ人で正直警戒した。でもそのセレブママ、「上の子の学年しんどいでしょ? 噂は聞いてる。ママ友なんていう狭い世界で苦しんでいないで、視野を広げてみよう? 保護者同士に上も下もない。うちらは気楽にいこうね」と言われ、すーっと気持ちが軽くなった。上の子が小学校に上がった今、ボスママと関わることはなくなった。セレブママとは飲みに行くような仲に。今は幸せだよ』
躊躇なく人を傷つける”民度”の低い保護者が一定数存在する現実のなかで、でもそれだけが現実ではないと思わせてくれるエピソードですね。投稿者ママにとって、わが子の園時代は排他性に悩まされる日々でしたが、お子さんが卒園した今、現実の明るい部分に目を向けて前に進んでいけることを祈ります。
文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・Ponko
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