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<無視する旦那・すれちがい夫婦>家出した私へ「大切なのは話し合い!」ママ友の経験【第3話まんが】

前回からの続き。今から15年前のお話です。私(カナ)は当時20代。生後9ヶ月の娘(ミサ)を育てていました。ある朝、私はダイニングテーブルの上に置かれていたお刺身パックを見つけて驚きました。前夜遅くに帰宅した旦那(アキト)がスーパーで購入した刺身パックを冷蔵庫に入れ忘れていたのです。私はとっさに「自分で買ってきたなら、最後まで責任持ちなさいよ! お刺身だって安いものじゃないし……もったいない!」と旦那を責めてしまいます。

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旦那は黙って部屋にこもってしまいました。何度も声をかけても返事はなく、部屋の前でミサが泣いても出てくる気配もありません。話し合いもできない旦那にショックを受けた私は、ミサを連れて家を出ました。

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近所に住むユカリさんは、結婚当初から家族ぐるみでのお付き合いがあります。年上でとても頼り甲斐のあるママ友です。突然泣き出した私のことを落ち着かせようと、近くのカフェに誘ってくれました。そこで私は、旦那との出来事をすべてユカリさんに打ち明けたのです。

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私はちゃんと旦那と話し合いたいのに、部屋にとじこもって無視をされている状況を話しました。ふと、ユカリさんと旦那さんの場合はどうなんだろう……と気になり、聞いてみると。

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「うーん。話し合いはするんだけど……うちの旦那の場合は怒ると無視してきたなぁ。同じように部屋にこもって出ないときもあってさ。当時、まだ新婚だったしこのままじゃいけないって思って、旦那の部屋のドアを取っ払った!」ユカリさんの思い切った行動に驚きます。

私「えー?! それはすごいね……」
ユカリさん「大工をしている兄に協力してもらったの。そうしないと話し合いもできないって思ってさ。旦那も反省したのか部屋にこもることはなくなったよ(笑)」

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ユカリさんの話を聞きながら、「話し合いたいっていう私からのお願いは、アキトにとったら迷惑なのかな……?」と疑問がわいてきます。

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ユカリさんの言葉にハッとしました。はじめての育児でいっぱいいっぱいだったとき、旦那にキツく当たってしまっていたかもしれない。知らないうちに旦那を傷つけていたかもしれない。私は自分のことしか考えていなかったと気づきました。

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今ならわかる。アキトはお刺身が好きな私のために買ってきてくれたのでしょう。忙しい毎日の中で私たちを常に気にかけてくれてる優しい人なのに……。ついキツい口調で言ってしまったと後悔しています。
ユカリさん「で、実家に帰るの……?」
私「……やっぱり戻ろうかな」
私がそう答えると、ユカリさんは笑顔になって、家まで付き添ってくれました。

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旦那はこのところ仕事で多忙でした。昨日も休日出勤で疲れていたのに、私のためにと買い物をしてきてくれたのです。ユカリさんに話を聞いてもらいながら、感情的になって怒ってしまったことを反省し、そのまま家に帰ろうと決意したのでした。旦那の顔を見て、しっかり謝ろう。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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