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<不公平は許せない>【後編】副会長をしたのにまだ役員を押し付けられる。理不尽を訴えた結果……?

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前回からの続き。子ども会の役員を決める会議に出席した投稿者さん。しかしほかのママたちから役員を押し付けられそうになってしまいました。しかもその理由は「上の子のときに役員を経験したから」「正社員として働いていて忙しいから」など、理不尽なものばかり。不服に思った投稿者さんは「不公平な決め方で役員を押し付けられるなら、子ども会から脱退する」と宣言しました。するとほかのママたちからは「卑怯だ」と非難されてしまったようです。トピック内では「卑怯なのは理不尽な言い訳を並べているほかのママたちでしょ」と、呆れたような声も聞こえてきました。

「じゃあ抜けます」というのはどうだろう?

さてここで投稿者さんの言動を批判するような声も寄せられました。

『自分の子どもも先輩ママが頑張ってくれたおかげで楽しく過ごせてきたのに、「自分はやりたくない」と押し付け合うのはどうなんだろうね。それなら最初から子ども会なんて入らなければいいのに』

『役員なんてたった1年するだけでしょ? それで文句言うのもどうなんだろうね。役員だって今まで誰かがしてくれてたんでしょ? たしかにその決め方は納得いかないから、腹を立てる投稿者さんの気持ちもわかる。でも「じゃあ抜けます!」っていうのはどうだろう』

「今までほかの人が役員をしていたおかげで子ども会が運営されていたのに、自分が役員になりそうになったら”辞めます”というのはどうなんだろう?」とのコメント。「役員になるのが嫌なら、最初から子ども会に入らなければよかったのに」とやや辛辣な意見もありました。しかしこの主張には「待った!」の声がかけられたようですよ。

役員を拒否しているわけではないよ

『「5年お世話になって」「先輩ママが頑張ったおかげで」っていうのはほかの人も同じだよ。たしかに投稿者さんが悪く思われてしまうリスクはあるけど、フェアに決めないで押し付けようとする方が卑怯だと思うけどなあ』

『投稿者さんが主張してるのは、役員になるのが嫌だから抜けるってことじゃないよね? 公平に決めもしないで押し付けてくるのはさすがになしだし、もともと任意の組織なんだから理不尽を許すのは違うと思うよ』

そもそも”ほかの人が役員をしてくれていたおかげで子ども会の恩恵を受けていた”というのは、ほかの人にとっても同じです。投稿者さんだけに当てはまるわけではありません。しかも投稿者さんが「子ども会を抜ける」と言い出したのは、理不尽なやり方で役員を押し付けられそうになったからですよね。もし公平な方法で選出されたならば、トラブルに発展することもなかったのではないでしょうか。

投稿者さんから語られた意外な事実

さてここで投稿者さんはある事実を話してくれました。

『実は私は今年、子ども会の副会長をやってるんです。本当に子どもの数が少ないので……』

なんと投稿者さんは今年、副会長を務めたのだそう。子どもの数が少ないこともあって、お子さんが5年生のうちから役員を経験したのですね。この事実を知って、トピック内では投稿者さんの肩を持つ声がさらに大きくなりました。

『投稿者さん今年副会長したの? それはカウントしてもらえないの……?』

『すでに副会長をやってるんだね。こんな押し付けるかたちじゃ、そりゃやる気もなくなるね……』

投稿者さんが属している子ども会では「免除制度はなし」とのルールでした。しかし「上の子で役員をやったから」と拒否をしたママたちがいるのも事実です。そのママたちの主張を認めるのであれば、投稿者さんも免除対象になるはずですよね。投稿者さんの事情は汲んでもらえず役員を押し付けられる形になっては、「じゃあもう辞めます」と言いたくなるのも無理はないでしょう。

話し合いの結果……

『自治会長さんと民生委員さんが同席の上で再度、役員決めの場が設けられました』

さて今一度、役員決めがおこなわれたようです。これは展開が気になりますね……。

『ほかのママたちは相変わらず「上の子のときに役員をやった」「正社員だから」と主張を通そうとしました。しかし自治会長さんが「”上の子のときにやった”という言い分を通して免除にするなら、今年度副会長をしている人のほうが免除の優先順位が高いはず。そして正社員うんぬんは関係ない」と言ってくれました。平等にクジで決めることになりました』

同席した自治会長さんが改めて、ママたちに対して「子ども会には役員免除制度はない」「仕事も関係ない」と一刀両断してくれたのだそう。ルールを破ってズルをしなかった投稿者さんの主張が守られてひと安心ですね。そして気になるクジの結果は……?

『結局私以外の2人が役員になりました。とりあえずは平等に役員が決まりました』

結果として投稿者さんは来年の役員にはならなかったのだそう。最後の「平等に決まりました」というコメントからも、投稿者さんは「自分が役員になるかどうか」よりも「平等に決まったかどうか」に重点を置いていたことがよくわかります。投稿者さんとしてはスッキリとした結末になったのではないでしょうか。

理不尽なママたちに押し切られそうになりながらも、最後には気持ちのいい結末を迎えられた投稿者さん。まるでドラマのような展開でしたね。ママたちも平等に決まった結果ならば、文句も言えないかもしれません。そして1年間子ども会の副会長として職務をまっとうした投稿者さん、お疲れ様でした!

文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko

【つぎ】の記事:<新台ダイスキ、パパ>「ママも息抜きしたい!」自分勝手な旦那と離婚した方がいい?【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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