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<わが子が貶す>子どもがCMを見ては「こんな家に住みたい!」と言う。わが家が嫌なの?【前編】

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子どものちょっとした発言にドキッとしたことがあるママは、意外と多いものではないでしょうか。子どもの無邪気な発言が大人を感動させることもあるでしょう。しかし時には逆に落ち込ませてしまうこともあるかもしれませんね。今回の投稿者さんも、お子さんのある発言に肩を落としているようですよ。

『わが家は10年以上前に建てました。今の流行りの家のような設備はないですし、暮らしやすさを優先して建てたので、実用的でおしゃれさはあまりないです。でも夫と私が一生懸命建てた大事な家です』

投稿者さん夫婦は10年ほど前に今住んでいる家を建てたのだそう。投稿者さんのコメントからは家をとても大切にしている様子が伝わってきますね。さて投稿者さんが悲しい気持ちになってしまったのは、どうやら家にまつわるお子さんのセリフだったようですよ。一体どんなひと言だったのでしょうか?

CMを見た子どもたちが……

投稿者さんは、今回ガッカリしてしまった原因について話してくれました。

『しかし最近CMなどを見て、中学生の子どもたちが「いいな! こんな家に住みたい!」などとやたら言うのが、とてもつらくてたまりません。まるでわが家を貶されているような気持ちになります』

素敵な家が出てくるCMを見て、「あんな家に住みたい!」とキラキラした目で言ってくるお子さんたち。投稿者さんはその様子を目の当たりにして、まるで自分たちが今住んでいる家を、貶されたような気分になってしまったようですね。「とてもつらくてたまらない」との言葉に、投稿者さんの苦しそうな気持ちが伝わってきます。

『もともと後悔している部分もあったこともあり、最近はリフォームしたくなったり、「いっそのこと家を売ってもう1軒建てたい」とまで思いつめてしまいます。環境的にも金銭的にも不可能なのに……。なぜここまで悲しくなるのかわからないのですが……とてもしんどいです』

投稿者さんは家に対してもともと「こうすればよかったな」と、後悔している部分もあると明かしてくれました。お子さんの言葉の影響もあるせいか、最近では「リフォームしたい」「理想の家をもう1軒建てたい」とまで考え込んでいるのだそう。しかしリフォームすることや、もう1軒家を持つことはいろいろな事情により不可能であり、その状況もさらに投稿者さんを追い詰めているのかもしれません。さてママスタコミュニティのママたちからは、どのようなコメントが寄せられたのでしょうか?

深い意味はないんじゃない?

CMを見ながら「素敵な家!」と漏らしたお子さんの言動に対して、ママたちからは「深い意味はないと思うよ」との感想が集まりました。

『投稿者さん夫婦が一生懸命建てた家だし、気持ちもわかるよ。でもお子さんたちもそんな深い意味で言ってないと思うよ』

『ただ単にいいなって言ってるだけでしょ? きっと深い意味はないよ』

「投稿者さんにとって今の家がとても大切なのはわかる」と理解を示したうえで、「でもお子さんたちは、今の家を貶そうとして発言したわけじゃないと思う」と話したママたち。ただたまたま目についたCMに対して、「いいな~」と言っただけなのかもしれませんね。

真に受けなくていいんじゃない?

『そんな真に受けず、同調して「ほんと素敵ね~!」って一緒に「憧れるぅ~」って言っとけばいいじゃん』

『真正面からまともに受けることかな? 新しくて素敵な家に憧れるなんてよくあることじゃない?』

お子さんの「あんな家に住みたい!」という発言に対して「かなりしんどい」と話した投稿者さん。しかしママたちからは、「そんなに真剣に捉えなくていい」とのアドバイスも寄せられました。「この家が嫌いなんだ……」と考えるよりも、お子さんと一緒に「本当に素敵な家ね~!」と盛り上がってみるのがいいかもしれません。

夢を持たせてあげて

『お子さんたちも、貶したくて言ってるわけじゃないよ。「将来はこんな素敵な家建てられるといいね!」って夢持たせてあげるだけでいいんじゃない?』

『うちも子どもたちに言われるよ。「大人になったら素敵な家を建ててね!」って返してるよ』

『将来どんな家を建てたいかってワクワクするのは、子どもあるあるじゃない? 大人になって現実を知ると夢もなくなるかもしれないしさ。夢を見るのは子どもの特権だよ』

「こんな家に住みたいな」と話すお子さんたちに、「将来こんな素敵な家が建てられるといいね」と返すのも、返答のひとつでしょう。お子さんたちにとってはその言葉が、夢をかなえようと頑張る糧になるかもしれませんよ。

CMを見た子どもたちが「あんな家に住みたいな~」と発したことによって、ショックを受けてしまった投稿者さん。自分たちが建てた家を貶された気持ちになってしまったのでしょう。しかしお子さんたちには今の家を貶めるつもりはなく、ただ目に入ったものに対して「素敵!」と感想を述べただけなのかもしれません。「本当、素敵ね!」と同調したり、「将来こんな家に住めるといいね」と返したりすることでお子さんとの会話も膨らむのではないでしょうか。

後編へ続く。

文・motte 編集・みやび イラスト・善哉あん

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