<私が実家に依存?>夫の本音「誰と家族なんだ?」私が大事にしなくてはいけないのは【第3話まんが】
前回からの続き。3年前のお話です。父はにぎやかなことが好きなため、私(真由子)の実家は家族や親戚の集まりが多いです。毎年、年末年始は実家で過ごしていたのですが、夫(道久)が……。
せっかく行っても「疲れた」と部屋でゴロゴロしているだけ。不満が溜まっていた私は夫に怒りをぶつけると「そんなに実家がいいなら離婚だ」なんて言い出す始末。夫がどうして私の実家を不満に思うのかわかりません。私たちがいま住んでいる家は、結婚してすぐに、父が資金援助してくれて建てた家。結婚資金だってうちの両親がほとんど援助してくれています。私の実家の援助がなくては、いまの私たちの生活はありません。それなのに……。
もし私が義実家とまったく付き合わず、実家に入りびたっているなら話は別です。でも夫は早くに父が亡くなり、1人暮らしの義母には持病があるので、月に1回は訪問しています。
(そうよ! 私は私で義実家と付き合ってるのに!)深く悩んでいましたが、考えれば考えるほど離婚だなんて理不尽な発言をした夫にイラだちます。その晩夫をつかまえて問い詰めました。すると夫に言い返され……。
そんなふうに言われるなんてショックでした。
私は単に家族仲がいいと思っていただけなのに、はたからから見たら実家依存に思われるような関係なのでしょうか?
たしかに私も私の両親も「家を建ててあげた」「結婚費用も出してあげた」と心のどこかで思っていて、それはたしかに態度に出ていました。家族のぬくもりを提供してあげているというおごりもあった気がします。夫は気を遣うから私の実家がイヤだったのではなく、プライドを傷つけられることが不満だったようです。親を大切にするあまり、夫を蔑ろにしすぎる姿も不快だったのかもしれません。「父が怒るから」なんて言ってきたけれど「誰と家族になったの?」と聞かれ、大切なのは父の機嫌より夫の気持ちだったと深く反省しました。私は心から夫のことを大切に思っているのです。
その後、夫にはうちの家族の集まりは、参加したいときにだけ来てもらうことを決めました。数日後、私は両親に夫と話した内容を伝えに行きました。夫の気持ちを大事にしていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃