<旦那の推し活>【後編】娘の年齢くらいの推しに情熱を注ぎ、家族をないがしろにした旦那の行く末は?
前回からの続き。推し活に情熱を燃やしている旦那さんについてのお悩みです。投稿者さんの旦那さんには、推し、つまり好きなアイドルがいると言います。ライブを観に行ったり関連グッズを買ったりして日々、推し活に精を出しているのだそう。ママとの間に年頃の娘さんがいるという旦那さんが応援しているアイドルは、メジャーなタレントではなく、地元のチア。距離感の近い、身近な女の子を応援しているというのです。もちろんそのアイドルはまったく悪くないのですが、娘でもおかしくない年齢の女の子ということもあってか、投稿者さんは旦那さんの推し活を許容できないのだそうです。
もしかして心が狭いのだろうかと思い悩む投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちの考え方を聞きたいようです。
だんだん家庭がおろそかに……
投稿者さんの旦那さんは、推しに夢中になるあまり、家庭をおろそかにするようになってしまったようです。家族の存在を無視して、目の色を変えて旦那さんが若いアイドルを応援し始めたら、ママはたまったものではありません。
『一線引いて応援しているならぜんぜん構わないけれど、私の旦那はそういうタイプじゃないから、なし。のめり込むタイプだもん。家庭をおろそかにして……』
『年齢によっては自分の娘と同じ歳の女の子推しているのでしょう? 無理だわ』
応援するアイドルが、旦那さんの年齢の半分以下という場合も珍しくはありません。ママよりも、わが子の方に年齢が近いなんてこともあることを考えると、いろいろと思うところはありますよね。
いっそのこと一緒に楽しんじゃえば?
『「私も○○カフェ行きたい!」って一緒に行って別行動かな?』
『「いいなあ。楽しそうで」と言って、私は私で推し活するわよ。お互いアイドル追っかけ活動しよう! って言って楽しみたいわ。友達みたいになるのが私は理想かしらね』
『気にしない。自分は旦那にオープンに推し活しているわ』
『一緒に推し活してあげるかな。嫉妬するけれど』
一方で、夫婦で仲良く好きなアイドルの推し活を楽しもうという考え方もありますよね。お互いに推しへの情熱を語り合ったら、夫婦の会話が盛り上がりそうです。
趣味だとしてもやっぱり気になる
推し活では、アイドル自身を好きになる場合もありますが、他にも売り出しているコンセプトや楽曲、作品などに魅力を感じることもあるようです。仕事に育児に家庭生活に追われる日々のなかで、たまには非日常を味わいたいと思う気持ちは、ママにだってわかりますよね。でも旦那さんがあまりにのめり込んでしまったら、趣味だとわかっていたとしてもママはモヤモヤしてしまいそうです。
『うちは隠れてないし、推し活というほどのレベルでもない(冠番組録画したり、たまにCD買ったりする程度)からかもしれないけれど、まったく気にならない。隠れたい気持ちは理解できなくもないけれど、嘘つかれるのは嫌だな。どれが本当でどれが嘘かを考えるのが疲れるし、全部嘘に聞こえてくるから』
『うーん。お金あるならいいんじゃないかな? でもなんか嫌な感じだな。私なら気にするよ』
『うちの旦那はあるアイドルグループを箱推しして、そのなかの一人を単推ししているオッサンだけれど、やっぱりツアーやイベントの度に土日出かけて行ったり、グッズに浪費したりを見るといい気はしないよ。旦那と仲いいわけじゃないけれど、土日は家族で過ごしたいし。最近は子どもを洗脳して一緒にライブ行こうとしているよ』
なるほど。あるママの旦那さんは有名なアイドルグループを推しているようです。自分が情熱を傾けている推しですもの。あっけらかんと、ご家族一緒に楽しみたいと考えてもいるようですね。推しのいいところを、堂々とわが子に力説する。結果、お子さんと一緒にライブを楽しめるようになるのは、ファン冥利に尽きるのかもしれませんね。
でも投稿者さんのご家庭の空気は、やや重たくなっている模様です。夫婦不仲で、子どもも旦那さんに懐いていない。このままいくと、離婚かなと追い詰められているのです。
推し活はだんだんヒートアップして……この夫婦の結末は?
旦那さんのSNSのアカウントから、旦那さんの推し活の様子を知る投稿者さん。旦那さんの推し活は、日に日に激しくなっているようです。ほかにも、カフェで働く女の子を推すようにもなったのだとか。
不仲なのでずっと家にいてほしくないし、推し活もお小遣いの範囲内でなら楽しんでいい。でも家庭を省みなくなるのはいや。そんな自分の気持ちに矛盾を感じていると言います。旦那さんが、推し活をしていることを隠していることもまたイヤな気持ちになるのだそうです。また投稿者さんの娘さんは、お父さんの推し活への情熱を知らないそうですが、投稿者さんは旦那さんの推し活で悩んでいることを、娘さんに伝えようか迷っていると言います。
実は投稿者さんの家庭では、すでに夫婦関係は冷え切っていて、夫婦共に離婚に同意していると言うのです。お子さんがある程度大きくなったら、投稿者さんは出ていくと口約束をしているようです。しかし、このところの旦那さんの推し活の様子から、予定より早く離婚してしまいたいと考えているのかもしれません。
推しと妻、愛の熱量の違いがモヤモヤを生む
今回、ママスタコミュニティに投稿したことで、アイドルへの推し活には、賛否両論あるということがわかったという投稿者さん。
『わたしは気持ち悪いと感じてしまったのでもう無理かもしれないです』
と結論を出しました。もしかすると離婚を決意した決定的な理由は、推し活ではないかもしれません。でもきっかけのひとつに推し活があったのではないでしょうか。もちろん夫婦の問題であって、推し本人はまったく悪くありません。
趣味として、推し活を楽しむ時間も大切。でも目の前の快楽を追い求めるあまりに、本当に大切なものを見失わないよう節度を保ってもらいたいところです。
たとえ推しがいたとしても、それと同等の、あるいはそれ以上の熱量をママに向けることも、ひいては健全な推し活動に繋がる気がします。筆者の個人的な考えになりますが、アイドルを10推したら、ママを20推す。アイドルを100推したら、ママを1,000推す。家族をおろそかにしなければ、推し活もまた否定されるものではなくなるでしょう。もちろん妻も、夫から推してもらえる存在であるように努力は必要ですけどね。
【つぎ】の記事:<謎行動の真相は?>はぁ!?意味不明なメッセージを送ってくる夫「それくらい汲みとれ」【まんが】
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