<旦那の推し活>【前編】「推しは推せるときに推す」家族よりも情熱を注ぐほどの態度、見逃せる?
アイドルやアニメのキャラなど、自分の好きなものを応援する(推す)活動を「推し活」と呼ぶことがあります。テレビや動画で気軽に楽しむこともあれば、ライブに行ったり関連のグッズを買ったりライブチャットで投げ銭をしたりと、お金を掛ける人もいるようです。ママスタコミュニティに、旦那さんの推し活についての相談が寄せられました。
『旦那が隠れてアイドルの推し活をしていたらどう思う? 気にしない?』
ここ数十年で、さまざまな趣味をお互いに認め合うようになり、アイドル好きだと公言する姿をあちらこちらで見かけるようになりましたよね。熱中するものがある様子を、羨望の目で見られることも。でも場合によっては、家族に不快な思いをさせる場合もあるようです。
推し活上等!堂々と楽しんでほしい
投稿者さんの旦那さんはアイドルの推し活をしているそう。好きなアーティストがいるので、推しがいる気持ちはわかる、と投稿者さん。しかし、ご夫婦には娘さんがいることもあり、旦那さんが娘と同じような年頃のアイドルを推す情熱が理解できないと言います。ママスタコミュニティのママたちは旦那さんの推し活をどのように捉えるのでしょうか。
『隠れてしなくていいよと思う。全然気にしない!』
『別に好きにしたらいいと思う。でも一応誰が好きなのかは聞く』
『自分のおこづかいの中からしているなら何も思わないよ。楽しみがなきゃ働くのも大変だろうし』
『気にしない。一緒にヲタ活したいから隠さないでほしい』
投稿者さんも当初は、旦那さんがのめり込むとは想像してなかった模様です。特に心配することなく見守っていたのでしょうね。でも推し活は日に日に熱を帯びてきたよう。旦那さんは定期的に急に仕事が入ったと友だちと出かけたり、嘘をついてアイドルに会いに行ったりすることもあると言います。
お金の使い方さえ間違わなければOK
値の張るグッズ購入やライブ参加に加え、好きなアイドルと関わることができるイベント参加の機会などもあります。推しへの情熱と共に推し活にのめり込むと、金銭感覚もずれて、家計に影響が出てくることもあるのかもしれません。
『常識的な金額の範囲ならどうぞ。私も推し活をしたいけれど、今は金銭的にも時間にも余裕ない』
『隠れてこそこそしないで堂々としたらいいのにって言う。お金使いすぎていたら困るけれど常識の範囲内なら好きにしたらいいと思う』
『会社のお金を横領してまでとか、ストーカー並みのことをしていなければ別に気にしない』
『私も推し活しているし隠さないでいいのにと思う。使うお金の上限は決めんといかんね』
アイドルとオンラインで直接話すことができるイベント、特別な映像を観ることができる映像特典、オンラインライブでの投げ銭など、お金を掛けようと思えば幾らでも掛けることができる推し活。自分を制御しないと、金銭感覚もマヒしていくこともあるのかもしれませんね。大金を払うことがないのなら、旦那さんの推し活も気にしないというママたちのコメントを読んだ投稿者さんは……。「私の気持ちに余裕がないだけなのかなと思いました。みなさん心が広い」と、自分が旦那さんの推し活を許容できないのが悪いのかと悩みます。でも問題はそう簡単ではないようです。
差別ではないけれど。既婚者が身近な異性を推しにするのが納得できない!?
投稿者さんは、旦那さんの推しの対象がメジャーなアイドルではないことも気になるよう。
『旦那が好きな人は、アーティストではなく地元のチアで、スポーツ観戦に行ったり直接会って交流するといったイベントに出かけたりしています。家のことほとんどしないのに、推し活には惜しみなく時間を注ぐところがもう無理だなと。知ったときには、本当に拒絶反応というか。ちなみに不仲です』
と、なかなか追い詰められているようです。
『アイドルなら全然気にしない。うちの旦那、AV女優で推しがいるから。インスタもツイッターもフォローしている。DVDもざっと20枚は所持している』
『私自身好きなアイドルがいないから気持ちがわからないし、アイドル好きな男は好きにならなかった。でも推し活している人を否定しないよ。あくまで私が嫉妬深いので、知っていたら恋愛にならなかったってだけ』
『遠い存在を推している間はまだいいけれど、そのうち会えるアイドルとか、接点が近いところに行きだすと破綻するよ』
「会えるアイドル」がコンセプトだとしても、コンサートを観に行くとか、数秒しか対面することのできない握手会に行くとか、すでにメジャーな存在のアイドルとファンとの距離感は相当なものです。なんだかんだ言っても、アイドルは遠い存在であることが多いですよね。一方、小さな規模でファンが濃密に楽しめるコンセプトで活動しているアイドルもいて、そうなるとアイドルとファンとの距離感はまた違ってくるようです。目の前で歌ったり踊ったり、横で話したりして、近いところから推す活動は、ファンにとっては魅力的なのかもしれません。
もちろんファンが家族をないがしろにするのは、アイドル本人にとっては責任のないところではありますが……。
隠れて推し活されるのはイヤ!
また堂々と推しへの活動をすることはかまわないけれど、隠れてやられるのはイヤだとママたちは言います。
『推し活するのはよくても、隠れてっていうのは気に入らないな。コソコソする意味がわからん』
投稿者さんも同じ思いがあるようで、「コソコソするのは負い目があるからなんですかね」と隠されることに疑心暗鬼になっているようです。家族の時間やお金を推しにつぎ込んでしまっている旦那さん。趣味と言えど限度があります。推し活をしていても「ママは特別」と思っていてくれるならまだしも、推し活だけに目を向けて熱中してしまっては、大切なものを失いかねないのではないでしょうか。
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