2022/07/14

＜妊婦さんの参考に＞陣痛の痛みってどんな感じ？「腰が砕ける痛み」「それより産んだ後のスッキリ感」忘れた人も

昔から「鼻からスイカ」と表現されるほど大変な痛みなのが陣痛。いきみのがしの耐え難い痛みは経験した人にしかわからない強烈なものですよね。しかしあの気を失いそうになった出産を経て子育てをしていると、いつの間にか「陣痛の痛みってもう忘れたなあ」となるときはありませんか？　ママスタコミュニティにもこのような質問が寄せられました。

『陣痛の痛みってまだ覚えてる？　3ヶ月前に出産したけど、かなり長い陣痛だったにも関わらずやや忘れてきた。最後のいきみのときの感覚は覚えてる』

産後3ヶ月という投稿者さんは、すでに陣痛の痛みを忘れかけているそうです。他のママも同じような状況なのかが気になっているようですね。ママたちは陣痛の痛みを覚えているのでしょうか。寄せられた投稿内容を見ていきましょう。

「腰が燃えている」「下痢を極限まで我慢」。陣痛を一言で表すと？

『鮮明には覚えてないけど、腰がドカーンと砕ける感覚は覚えてる。あんな痛いのを長時間耐えた人を心の底から尊敬する』

『私の陣痛は下痢を極限まで我慢した感じだった』

『痛いを通り越して、骨が砕けて燃えてるのかと思うくらい熱かったのは覚えてる』

数年前の出産を昨日のことかのように覚えているママも少なくなかった今回の投稿。陣痛の記憶について「痛み」という単純な表現ではなく、「腰が砕ける」「下痢を極限まで我慢した感じ」「骨が燃えているかと思うほど熱かった」など、独特の言い回しをしている人がいました。陣痛の痛みは鮮明に詳しく思い出すことはできないものの、「あ～あの感じ！」と当時のことを感覚的に思い出しているママは多かったです。

『忘れた。でももう二度と産みたくないって気持ちは継続中』

『1人目は5年忘れなかった』

『普段は忘れてる。でも生理痛が酷いときに思い出す。「これの数倍痛いやつだったな」って』

『なんとなくでしかない。9年ぶりに出産したときに「こんなに痛かったっけ！」とは思った』

そしてそんな陣痛の痛みについて「忘れた」という人が多かった一方で、「いつもは忘れているけど次の出産で思い出した」というママも。また痛み自体は忘れたものの、そのときの辛さから「もう二度と産まない」という決意を固めたというママもいました。さらには生理痛がひどい際に陣痛を思い出すママもいて、当時の陣痛の痛みが現在にどのような影響を及ぼしているかは人それぞれであることがわかります。

陣痛の痛みよりも産んだ後の気持ちよさのほうが覚えてる！

『覚えてるんだけど、産んだ後のすっきり感の方が印象強いわ』

『産んだ後の爽快感は忘れられないけどね』

『とにかく痛かったのは覚えてるけどぼんやりしか思い出せないや。頭が出てからの「ずるん！」と引っ張り出されてスッキリしたのはしっかりと覚えてる』

一方で陣痛の痛みは覚えていないものの、その直後に赤ちゃんが出てきた瞬間のことを鮮明に覚えているというママも少なくありませんでした。いきみたい感じをやり過ごすいきみのがしは、「思いっきりいきみたい」という欲求との戦いでもありますよね。そしてその長いいきみのがしを乗り越えて、いよいよ「もういきんでいいよ！」と言われたときに力を入れてふんばり、赤ちゃんが出てきたときの感覚は何とも言い難い気持ちよさやスッキリ感があるでしょう。痛みの記憶はぼんやりしていても、赤ちゃんが出てきたときの感動はしっかり覚えているママは多かったです。

あのときの痛みを忘れるから2人目、3人目がほしくなる？

『「忘れるから2人目、3人目を産めるんだ」って助産師さんに言われてなるほどって思った』

『2人目の陣痛が始まってから、「あーコレコレ！」と思い出して、「これから激痛が続くんだった」と絶望したけど、産道ができてるからか割と安産だった。で、またあっさり忘れた。でもそうじゃなきゃ何人も産まないよね～』

もしかしたらママがいつしか陣痛の痛みを忘れるからこそ「2人目、3人目がほしいなあ」という思いが出てくるかもしれません。ちなみに筆者の友人は1人目も2人目も同じ産院で同じ先生が担当したそうですが、2人目出産時にあまりにも陣痛の痛みが辛く「もう二度と産みません！」と言ったんだとか。しかし先生からは「あれ？　1人目のときもそう言ってましたよ～」と笑顔で返されたそうです。今回の投稿でも、陣痛の痛みは普段は忘れているというママがいたり、それよりも産んだ瞬間の爽快感のほうを鮮明に覚えているママが多かったりするのも納得できますね。

個人差があるとは言えど、一度経験した人でないとわからない陣痛の痛み。「あんなに痛いならもう二度と産まない！」と心に誓いたくなりますが、その痛みを乗り越えた先に愛おしいわが子に会えるのが出産。どんなにキツイ陣痛にも耐えられるのが母の強さなのでしょう。みなさんは陣痛の痛みをまだ覚えていますか？

文・AKI　編集・山内ウェンディ　イラスト・松本うち

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