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<臆病の裏返しは?>公園の遊具で遊びたがらないわが子。慎重すぎてイライラする!

028_ママ(単体)_善哉あん

公園に行くと親の手を振り払ってでも遊具で遊ぼうとするお子さんもいれば、ママのそばから離れないお子さんもいます。はたから見ればどちらも微笑ましい姿ですが、それはあくまでも”他人事”だからのようで……。ママスタコミュニティにはこんな投稿がありました。

『3歳5ヶ月のわが子。とっても臆病で、公園の遊具は絶対にやらないし、乗り物にも乗らない。公園では地面の石を拾うだけ。砂場で遊んでも素手で泥団子作るのが嫌いで、すぐに服で拭う。見ていてとにかくイライラする』

投稿者さんのお子さんは、公園の遊具や乗り物を極端に怖がり、挑戦することは断固拒否。砂場で手が汚れるのも嫌うようで、「スコップやバケツを使うことはあっても、素手ではやりたがらない」と言います。少し神経質な性格なのでしょうか。

遊具で遊ばない子どもは少なくない?

公園に行っても遊具で遊ばないわが子に対して、投稿者さんは「なんでうちの子だけ?」と感じているのかもしれません。だからイライラするのでしょう。けれど、そんなお子さんは珍しくないようです。

『うちの息子の小さい頃にそっくり。小学3年生くらいまで遊具で遊べず、いつも遊具の下をうろついてた。そういう子はどうやっても無理なんだよ』

『うちの3歳の息子も遊具で遊ばない。すべり台は好きだけど、ブランコは1人で乗るのが怖いらしくて「ママも一緒に乗ろう」って言う。体の動かし方が不器用って感じ』

『うちの娘もそんな感じだったよ。公園行っても遊具は怖いって乗らなくて、葉っぱと花を集めて、砂いじりして終了だった』

「そういう子はどうやっても無理」とママたちが言うとおり、このタイプのお子さんは親がどれだけ遊具で遊ぼうと促しても「遊ばない」一択のようです。

年齢と経験を重ねることで変化が生まれる場合も

そんな「遊具では遊ばない」と強い意志をもったお子さんでも、年齢とともに変化が生まれることもあります。

『集団生活が始まれば、友達と遊びたくて自然とやるようになるよ』

『うちも3歳すぎても「滑り台怖い。砂場嫌い。ブランコ怖い!」って感じだった。5歳すぎてやっと遊具で遊ぶようになったよ』

幼稚園や保育園などでお友達との関係が生まれれば、苦手なことであっても「やってみようかな」と興味を持ち始めるかもしれません。活発なお子さんから影響を受けたり、先生やお友達に励まされたりすることもあるでしょう。親と一緒のときはつい甘えてしまうけれど、お友達のなかでは頑張れる可能性もあります。そんな生活のなかで、自然と遊びが広がっていくといいですね。

この際「インドア派」として育てるのもアリ!

月齢とともに遊び方が変化するお子さんもいれば、一向に外遊びに興味を示さないお子さんも。そんなわが子にママたちは「インドア派で良し!」と言い切ります。

『今5年生。勉強はそこそこできて、ピアノとゲームと漫画とプラモ好きな超インドア少年だよ。室内で活躍させよう(笑)』

『外で遊ぶのが正解というわけでもないし、家の中でたくさん遊べばいいと思う』

『うちもそんな感じだったよ。工作が好きだったから、家では延々と工作やらせてた。あとピアノを与えてみた』

子どもだからといって、誰もが「外で元気に走り回りたい」とは限りません。室内で静かに遊ぶことを好むお子さんもいます。本人の趣向といったところでしょうね。
外遊びばかりが”健全な遊び”なわけでもありません。工作やピアノなど夢中になれるものがあるならば、思う存分楽しめる環境を用意してあげてはどうでしょう。遊びから発展して、思わぬ能力を発揮することがあるかもしれませんよ。

慎重な子をもつとママは安心?!

公園の遊具が苦手なお子さんに共通するのは“慎重な性格”のようです。ママたちからはこんな意見も寄せられました。

『うちの子もそんな感じだったけど、危ないことしないからラクだった』

『上の子は慎重派で怖そうな遊具はやらなかった。でも下の子は、怖いもの知らずで高いところから降りられなくて助けを呼んだり、怪我も多かったり』

『そういう子は育てやすい。「危ない!」って注意することもないし、一緒にいても私の体力が消耗されない』

慎重派のお子さんは、自分にとって”無謀”なことには挑戦しません。「高いところやスピードのあるものは怖い」と本能的に感じるのでしょう。見守る側のママとしてはヒヤヒヤさせられることも少なく、気力・体力も温存できそうです(笑)。

コメントのなかには「泥遊びしないと服も汚れなくていいよ」「私も泥団子作りは苦手だから助かった~」など、前向きな声も聞かれました。ママの考え方ひとつで、お子さんに対する見方も180度変わるのですね。

投稿者さんのように、慎重派のお子さんに悩むママさんたち。「これがわが子の性格。私もラクでいいわ~」と考えられるようになれば、イライラはぐんと減っていくのではないでしょうか。どうかわが子との貴重な時間を楽しんでくださいね!

文・すずらん 編集・千永美 イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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