子どもと公園に行くのは疲れる……。ママたちのアドバイスとは?
幼いお子さんをもつママは、外遊びとして公園に行くことも少なくないでしょう。お子さんと2人で過ごすのであれば気にならないことも、公園に集うさまざまな人に心乱されることもあるかもしれません。ママスタコミュニティにはそんな人間関係から「公園遊びは疲れる」というママからの投稿がありました。
『2歳の子どもが公園に行きたがるから連れて行くけど、他の子がいると気疲れしてとにかく疲れる。長時間いる人とか、砂場にいるママとか尊敬する。気にしない性格やコミュ力高い人、育てやすい子をもった人は平気なのかな。みんなはどう?』
この投稿を読んだママたちからさまざまな意見が寄せられました。
同感!「気を遣ってすごく疲れる」の声が多数
投稿者さんの質問にまず寄せられたのが「同感!」という声の数々でした。
『分かる。ちょうど良い距離感でいてくれるママさんだとホッとする。気を遣って色々話しかけてくれるタイプだと、どっと疲れる』
『疲れます。相手のお子さんや親にすごく気を遣って疲れるから、早く帰りたいって思う』
『コミュ障じゃないけど疲れるよ。他のお母さんとかと話すことになると、お世辞並べるのも疲れる』
疲れる要因のひとつに、他のママとの「コミュニケーションの取り方」があるようです。自分から話しかけずにいても、積極的に話しかけられる、あれこれと質問される、といったことがあるのかもしれません。初めての人同士の距離感は難しいものです。いろいろな人に気を遣って疲れてしまう、という気持ちも分かりますよね。
『友達と一緒だと子どもから目を離したくないのに、ママさんとの会話がめんどくさくてすごく疲れる』
『幼稚園の同じバス停のメンバーや近所の子がいるから、5歳の子が行きたがる。みんな知っているママで、遊んでるときはそれなりに楽しいんだけど、子ども同士のトラブルとかがあって気を遣うし疲れるよ』
公園に限らず、子どもが集まって遊ぶとなると、多少のトラブルは避けられないでしょう。「お互いさま」と思える関係であれば良いのですが、それほど親しくない間柄やトラブルが続く、というような状況ではママとしても疲れてしまいますよね。
よその子の相手をするのが苦痛……
『他人の子が葉っぱやら石やらどんどんくれると疲れる。もういらないって言いたい。お母さんも欲しがってるよぉと言って親に戻したり色々やるのが疲れる』
『おもちゃを勝手に持っていったりしても、親が見ていないと自分が対応しなくてはならず、よその子の世話までしないといけないから疲れる』
我が子と遊ぶために来たはずなのに、よその子の相手をしなければならなかった……という経験をもつママもいるでしょう。筆者も公園や児童館に息子を連れて行くと、小さな子に話しかけられることが多く、よく一緒に遊んでいました。我が子に目が届いている間は良いのですが、他のお子さんに気を取られて我が子を見失うのでは、とヒヤヒヤしたことを思い出します。
困るのはおしゃべりに夢中な親たち
『砂場は面倒よね。砂場のおもちゃを持ってきてない子が勝手に取って親に注意されて泣いたり、投げたり。話に夢中で子ども放置の親がいればこっちが気を遣わないといけない』
『ママ友軍団は子どもを見ないで喋りに夢中。その子どもは意地悪する子だと良いことない』
『砂場で子どもを放置して自分達はお喋りしている親はムカつく。子ども監視できないなら放置しないでねって思う』
ママたちが違和感を感じる最大の要因は「我が子を放置する」保護者の存在かもしれません。放置してお喋りに夢中になるのはママだけではありません。休日になると、自分の子どもに目もくれず、スマホの画面に夢中になっているパパの姿も見かけます。小さなお子さんを相手にすることが得意なママばかりではありません。自分の子は自分で面倒をみる、という最低限のマナーは守りたいものですね。
公園で楽しく過ごすためにできること
公園通いが面倒になってきた投稿者さんに向けて、先輩ママたちからのアドバイスも寄せられました。
自宅近くではなく、遠くの公園を選ぶ
『2歳くらいまでは近所でも気にならなかったけど、自己主張が強くなりトラブルが起きるようになって、広い公園に行くようにしたら解放感が半端なかったよ』
『離れた公園が楽だよね。近所だと愛想振りまいて疲れる』
『気疲れしてしまうなら、自宅から少し離れた公園に行くといいよ。もし、何かあっても小学校の校区が違えば関わることないから』
『人気の少ない公園に行って、挨拶だけして会話しなかったよ』
自宅近くの公園ではなく、少し離れた公園や人に会うことの少ない、広い公園を選ぶことを勧めています。広い公園であれば、同じ人に何度も会うということもないでしょうし、親子で思いっきり遊ぶこともできそうですよね。
適度な距離感を保つこと。自身の考え方を変えること
『話しかけられない限り自分から声をかけないし、話しかけられたとしても適当に話してサヨナラ~だと苦にならないよ』
『他人なんかどーでもいい、我が子と目一杯楽しもう! と吹っ切ると楽しめるようになる』
『自分と子どもが楽しく過ごすことを優先にする。子どもが楽しかったのならそれでいいじゃん!』
「我が子と目いっぱい楽しもう」という気持ちを持つだけで、公園での過ごし方も変わるかもしれませんね。「自分と子どもが楽しく過ごすことが最優先」と考えられるようになると、他人のことを気にしすぎて疲れる頻度も減るかもしれません。
公園は、不特定多数の人が集まる場所です。同じ年頃のお子さんをもつ人ばかりでなく、散歩に訪れる高齢者や元気な学生が行き交うこともあるでしょう。
『挨拶をしっかりすることや、相手のことを思いやったコミュニケーションは大事』
というように、皆が気持ちよく過ごせるように最低限のマナーを守りながら利用したいですね。
文・すずらん 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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