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わが子が公園で子連れママに怒鳴られた!子どもに教えたい、公共の場で遊ぶ際の心得とは?

子どもとどこで遊ぼう、と考えたときに公園を思い浮かべる人は少なくないでしょう。遊具や走り回れる広場がある公園は、子育て世代にとって重宝する遊び場ですよね。そんな公園でわが子がトラブルにあったという投稿がママスタコミュニティに寄せられました。

『小学生の息子が公園に遊びに行ったとき、トラブルがあったみたいです。同級生数人と鬼ごっこをしていると、3、4歳くらいの子どもを連れた女性が来て「鬼ごっこは危ないからやめて」と言われたそうです。しぶしぶ鬼ごっこをやめ、サッカーボールでリフティング対決をしていたら、「それも危ないからやめろ」とまた文句を言ってきたそうです。挙げ句の果てに息子たちに「どこの学校か教えろ! クラスと出席番号も言え!」と怒鳴ってきたらしいです。ダッシュで逃げたので学校を特定されることはなかったみたいなんですけど、自分勝手過ぎませんか? モヤモヤしています』

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投稿者さんのお子さんが、見知らぬ子連れママに怒鳴られたというのです。子連れママは「危ないから」という理由で遊びを制限し、挙句に個人情報まで教えるよう迫ったとのこと。子連れママの行動は自分勝手なのでは? とモヤモヤしている投稿者さんに対し、ママスタコミュニティのママたちはどのようなコメントを寄せたのでしょうか。

投稿者さんの子どもに非はなかったのか?

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『鬼ごっこは小さい子がいたら危ないのは確か。そんなに狭い公園なの?』

『遊具を使って鬼ごっこしていたんじゃない? 小さい子が来ても遊具を使って鬼ごっこし続ける小学生はほんと迷惑』

『その親も優しく「小さい子がいるから鬼ごっこやめて」って言うのはアリ。でもクラス、出席番号まで聞き出すのはどんな言い方しようともダメ。その公園はボール禁止ではないんだよね?』

知らない大人に怒鳴られるなんて子どもにとってはショックな出来事ですよね。しかし一方で、大人が見知らぬ小学生を相手に怒鳴るというのもよっぽどの事情がない限りありえないようにも感じます。ママコミュニティのママたちからは、公園の決まりごとや投稿者さんの子どもの遊び方についての質問が寄せられました。ママたちからの質問に投稿者さんも答えています。

『ボールは禁止ではなかったと思います。息子もそれは確認して遊んでいるので。鬼ごっこでは遊具を使っていたけど、そのときは誰もいなかったそうです。小さい子が来たら激しい遊び方はやめて範囲を狭めて走り、その子にぶつかりそうになったりすることは一度もなかったようです。ボールで遊ぶときも、特に蹴ったりはしていないと言っています』

どうやらボール遊びが禁止されている公園ではないようです。また投稿者さんの子どもは遊具使って鬼ごっこはしたものの、子連れママが来てからはやめたと言っています。投稿者さんの子どもは公園のルールを守ったうえで遊んでいたそう。ではなぜ投稿者さんの子どもは、子連れママの怒りをかってしまったのでしょうか。

わが子可愛さについ……

『自分の子どもが優先されて当たり前な考えの親は本当に嫌い』

『幼児連れの、神経質で自己中心的な親はいるよね。大きなトランポリンで小学生の子たちが遊んでたら、1歳にもなってなさそうな赤ちゃんを連れた夫婦がトランポリンに赤ちゃんを乗せてきて、先にトランポリンで跳ねて遊んでいた小学生たちに危ないって文句を言っていた。あなたたちの方がよっぽど危ないことしているんだよ? って、同じ親として思ったわ。年齢に合わない遊具にわが子をブチ込んでくる親って、何を考えてるんだろう。それで怪我をしたら周りや遊具のせいにするのかと思うと、当たり屋並みに怖すぎる』

『簡単に言うと自己中が増えた』

『結局のところ、自分の子どもだけがいい思いをして、周りも自分の思いどおりになればいいって親が増えたよ』

わが子をとても大切に思うこと自然な感情ですよね。しかしながらわが子を大事にするあまり、他人に対して厳しく接してしまう親が存在することは否めないでしょう。ママたちからのコメントにあるように、「我が子さえよければ」という自己中心的な考え方によって他の子どもが萎縮してしまっては、おちおち家の外で遊べなくなってしまいますよね。わが子可愛さについ他の子どもに対して厳しくなってしまう親もいるということを念頭に、その怒りの矛先が自分に向けられないように冷静に柔軟に対応したいですね。

公園がみんなの遊び場であるためには

『この親は自分のせいで自分の子が小学生になるころにはボール遊びが禁止になって、自分の子も遊べなくなるってわからないのかな。一生幼児やっているつもりかな』

子連れママの子どもは現在幼児ですが、いずれは小学生になって遊び方が激しくなることも考えられます。子連れママは、自分が怒鳴った小学生とわが子を重ね合わせて考えることも必要なのかもしれませんね。

『小さい子を配慮しながら鬼ごっこすればいいだけの話。気にしない子も増えたし、頭ごなしに注意する大人も増えた。お互い配慮しながら遊ぶことを教えよう』

『ただ遊んでいるだけなら注意はしないし、私なら自ら離れるわ。あまりにも危ない遊び方しているなら言うかもだけど。何も危害を加えられていないなら、見守りぐらいで何とも思わないなー。むしろ小学生ぐらいの子たちのほうが、幼児を気にかけてくれることが多い気がする。前も小学生ぐらいの男の子たちが「小さい子いるから、気をつけろよー!」って声を掛け合っていたもん。それを見て逆に気を使わせて申し訳なかったぐらい』

『7歳と4歳がいるんだけど、小さいときから近所の公園では小学生が鬼ごっこをしている環境にいたし、危ない目にあったことないや。あんまり激しかったら、鬼ごっこしていた男子の1人に「チョロチョロしちゃってごめんね。お砂場だけ避けて鬼ごっこしてくれたら嬉しいんだけど、いけるかな?」って言うと、「オーイ! 砂場禁止ー! ちっちゃい子がいるから危険!」ってみんなに言って避けてくれた。けんか腰じゃなくてお願いすると、うちの子たちが遊ぶスペースを作ってくれるし、次に会っても優しくしてくれる。そうやって接してもらってきたから、うちの子たちも小さい子見たら自然に気を配るようになったよ。そのお母さんもコミュニケーション取ればいいのにね』

『2歳児いるけど公園に行って小学生いたときは、すみっこで遊ぶか他の公園行くよ。うちの子1人が来たせいで小学生が思いっきり遊べないのはかわいそうだと思うから。たまに一緒に遊んでくれる優しい子もいるしね』

「お互い配慮しながら遊ぶことを子どもに教えよう」とコメントしたママがいました。相手の行動にイライラして文句を言うのではなく、相手の遊び方を尊重し、注意を払いながら遊ぶことを子どもには教えたいですね。

コミュニケーションをとってみれば案外すんなりとお互いの希望が通ることもあるでしょう。相手の要望を聞いたうえでこちらの要望を伝えてみる、という方法も試してみてはいかがでしょうか。いずれにせよ、親の身としては自分の意思ばかりを通そうとせず理性と自制心を持って行動する姿をわが子に見せたいですね。

文・子持ち鮎 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
公園でのトラブル