<産んで後悔?>【後編】毎日きょうだい喧嘩で親がイライラ!現実的な対処法はある?
前回からの続き。今回の相談者さんのお子さんは、女の子2人きょうだい。毎日あまりに互いの嫌味を言いあうため、投稿者さんは聞いているだけでイライラが止まらないと悩んでいます。「こんなことになるのなら一人っ子が良かったかな……」と現実逃避をはじめた相談者さんに、ママさんたちから建設的なアドバイスが届いているのでご紹介します。
あまりに喧嘩が頻繁なら、ルールを作るのはどう?
あまりにも嫌味の言いあいや喧嘩が激しいようならば、家庭内でルールを設けてはどうかというアドバイスが届きました。きょうだい喧嘩の仲裁は大変かもしれませんが、きっといつかその努力は報われるはずです。
『年子兄弟だけど喧嘩もしないし小さい頃から仲良く遊んでいたから思ったことないな。うちは、たとえ兄弟でも相手を傷つけるようなことやイライラさせることはお互いにしないってルールにしていたよ。むしろ兄弟だからこそ思いやりを持って大事にしようね。って話していた。今から話し合ってもダメかな?』
筆者自身は3姉妹で、幼い頃から喧嘩NGの家庭で育ちました。当時は妹におもちゃを貸さなかったり、少し言いあいをしたりするだけで、よく父に怒られたものです。
そのため嫌味を言いあったり、喧嘩をしたりといったことは昔からありません。それが子どもたちに良い影響を与えるか悪い影響を与えるかは別として、あまりにも喧嘩が激しいようならば、口酸っぱく注意することで子どもたちも理解してくれるのかもしれませんよ。
嫌なことより2人で良かったことを考えてみよう!
『2人で遊んだり、留守番したり、ゲームやスポーツしたりしてくれて楽。特に今はおうち時間増えて2人でいてくれて安心する。アニメや最近の歌の話とか私じゃわからないことも2人で盛り上がったり、学校の事とかもお互いに確認したり助かる』
『うち4姉妹だけど4人で良かったよ。ネチネチ喧嘩するけどまたすぐに仲直りしてひっつくし、あまり気にしない。言葉が悪かったらその言葉不細工だよって指摘している。そしたらお嬢様言葉で喧嘩しだすしまぁ面白いですわ(笑)』
『小さい頃は、喧嘩して叱ることが多かったけれど、大きくなってくるとお互い尊重しあって仲良くしている。2人の個性が違って楽しい』
一人っ子には一人っ子の良さがあるように、きょうだいにはきょうだい、大家族には大家族の良さがあります。すべてのことに、メリットとデメリットは存在するのです。他の人の良い面を羨ましがることは簡単ですし、もちろん他の人が羨ましくなってもまったくおかしくありません。少し弱気になったそのあとは家庭内の良いところに目を向けてみませんか。「きょうだいを産んで、そして育てて良かった」と思うことが必ずあるはずですよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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