<産んで後悔?>【前編】子どもは可愛いけれど、産まない人生を選べば良かった。子育ては修行?
みなさんは子どもを産んだことに満足をしていますか? 「子どもはもちろん可愛いし、人生でかけがえのない存在だ」と思っている方も多いのかもしれませんが、ときには子どもを産まなかった人生や、あと数年生まれるのが遅かったらこんなことができた……などと考える日もあるのではないでしょうか。今回の相談者さんは、子育てを修行だと考えているようです。
『「子どもは可愛いけれど、産まない人生を選べば良かった」と思っている人、いる? 私がこれ。子なしだったらなーって毎日考えている。可愛いんだけれどもね……しんどい。お金がかかる。自分の時間がない。なんの修行? と思うのよ』
彼や旦那さんに“尽くす”という言葉がありますが、子どものお世話というのは“尽くす”なんて言葉だけでは足りないくらい。きっと自分の人生を捧げるといっても大げさでないほどのことをしていますよね。自分が食べたい物や着たい物を我慢して、子どものおもちゃや洋服代に。自分の時間も犠牲にして子どもと公園へ……。いつも子どものことを考えて生きている方も多いでしょう。相談者さんが「修行」と例えるのも納得できます。
ないものねだりなのかも……
たしかに「子どもがいない人生はどうだったのだろう」と思うことはありますが、もしかしたらそれはないものねだりなのかもしれません。経験していないからこそ、こうだったらと考えてしまうのではないでしょうか。
『でも子どもがいない人生を送っていたら、「子どもがほしいなー」と思うんだろうな、とも思うよね』
『子どもを産まない選択をしていても、多分別の悩みがあったんだろな~とか思っちゃうんだよね。たしかに自分の時間が増えるし、使えるお金も増えるけれど、それを充実させて過ごせる自信もない』
『子育てより結婚の方が辛い修行らしいよ。夫婦で幸せな人達ってなかなかいないんだって。仲良い夫婦は他のことで辛い修行をすることになる。独身は孤独や会社の人と辛い修行をする。人生って全て修行なんだよ』
「子どもがいなかったら、あんなことができるしこんなこともできた」などと有意義に使えたであろう時間のことを考えてしまうのは、子どもがいる今を経験しているからです。もし筆者が子どもがいないまま生きていたら……有意義に使うことなくのほほんと過ごしてしまっていたかもしれません。
このまま永遠に“いま”が続くわけではない
修行と例えているということは、きっと相談者さんはいま、育児を辛いものに感じているのでしょう。もしかしたら頼る先がないのかもしれません。あるいは頼る先はあっても、あてにならないのかもしれません。
しかし子どもは日々成長していきます。トイレにまでついてきたわが子は、いまでは1人部屋で寝るようになりました。あの頃は、「早く1人で寝てくれたら自分の時間がもっともてるのに」なんて思っていましたが、いま寂しいのは筆者自身です。
『何歳? まだ小さいのかな? 小さいときは本当に大変。仕事の方が遥かに楽だとよく思った。でも、だいぶ大人の話が通じるようになってくると変わってくる。子どもを頼もしく感じることも増える。それに、お金がかかるのは変わらないけれど、自分の時間がないということは減っていくから、少しの辛抱』
『私もそう思っていたけれど、今がずっと続くわけじゃないよ。子どもは成長する。いろいろ手伝ってくれたり、ヘマしてもかばってくれたり。子どもがいる、家族がいるって心強いよ』
子育ては、幼少期には幼少期の、小学生には小学生の、そして大学生には大学生の悩みがあります。成長しても自分の子どもは自分の子どもで心配なことは尽きません。けれど、成長するにつれて自分の時間はもてるようになりますし、自分を頼りにしていた子どものことを頼りに思えることも増えてきます。きっと子育ては辛いことばかりではありませんよ。
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