<大人が泣いたら引く?>子どもの卒業式、私きっと泣いてしまう。恥ずかしいけれど、みんなは涙した?
子どもの卒業式では、親御さんが涙を流すこともよくあります。まわりを見ると、目頭を抑えていた、口元にハンカチを当てていた、なんてこともきっと少なくないですよね? ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、子どもが卒業式を迎えるようなのですが、ちょっと心配なこともあるようです。
『もうすぐ小学校の卒業式なんだけれど、私、絶対泣くと思う。しかも嗚咽しながら……。どうしよう。涙もろくて……』
涙もろくてすぐに泣いてしまうと話す今回の投稿者さん。子どもの卒業式では感動のあまり、大きな声を出して泣いてしまうかもしれず、恥ずかしい気持ちがあるとのこと。きっと卒業式で泣くかどうかというのは、出席する人の気持ちや、式の雰囲気などによっても、大きく違ってくるものなのではないでしょうか? まずは他のママたちの、「卒業式の思い出」について見ていきましょう。
子どもの卒業式で涙は出た?泣くどころか大号泣だった
まずは投稿者さんが安心できるような、「号泣した!」と話すママたちからのコメントです。
『バスタオルいるくらい泣いた』
『私、しゃくりあげた。鼻も鳴ったし。引くよね、引かれたよね。でもこらえられなかったの』
バスタオルが必要なほど涙を流したママや、呼吸が乱れるくらい泣いてしまったママもいるようですね。子どもが卒業を迎えるにあたって、ママたちにもこみ上げてくるものがあったのでしょう。どうしてもこらえることができず、まわりがびっくりするくらい泣いてしまったママが少なくないことがわかりました。
泣けなかったと話すママも。その理由は?
しかしその一方で、卒業式に涙が出なかったと話すママもいました。その理由は……。
『中学校の卒業式は、新型コロナウイルス感染症で短縮。「長居をしないで」とか、「歌わないで」とか、「写真撮影も家族でのみすみやかに」などでまったく泣けなかった』
新型コロナウイルス感染症対策への配慮から、出席できる保護者の数が制限されたり、卒業式の時間が短縮されたりする学校もあったようですね。そのため卒業式本来の雰囲気を味わうことができず、なんだか味気ない式になってしまったと話すママもいました。筆者の娘が2021年に中学を卒業したときにも卒業式の時間が短縮され、式が終わっても写真撮影などせず帰宅する方針となっていました。感染拡大防止への配慮とはいえ、「一生に1度の中学校の卒業式なのに……」と思うと、やはり切ない気持ちになってしまう部分もありました。
『小学校でいろいろあって、「中学受験をして地元の中学にいかなくて良いんだ」と思った。泣いたのではなく、ほくそ笑んでしまった。ここともおさらばできる嬉しさで』
その他にも子どもが在学中に友達とのトラブルがあったり、学校にうまく馴染めなかった場合には、「これからはもう関わらなくても良いんだ」と喜ぶこともあるようですね。卒業する寂しさよりも、学校を去れる嬉しさのほうが強くなるため、泣くどころか清々しい気持ちになってしまったと話す人もいました。
どんな場面で泣けてきたの?
子どもの成長を感じたとき
『泣いたよ。入学式のことを思い出して、あんなに小さかったのになぁと。まわりも泣いていた』
入学当初のことを思い返すことで、今の姿がより大きく感じられ、涙してしまうこともあるようですね。身長が伸びた、体重が増えたという肉体的な部分はもちろんですが、子どもたちは学校でさまざまな経験をして、心も同じく成長しています。わが子の成長をゆっくりと感じられる場だからこそ、感動的な気持ちになれるものなのかもしれませんね。
子どもたちが泣いているのを見たとき
『子どもたちが泣き出すともうダメ』
『中学校ではいつもはヤンチャな男の子が号泣していて、つられて泣いた』
子どもたちが泣いている姿を見ると、それにつられてもらい泣きをしてしまうこともあるようですね。きっと子どもたちなりに学生生活を振り返り、嬉しさや寂しさを感じながら卒業式に出ているのでしょう。そんな姿に不意を突かれ、つられて泣いてしまうママたちも少なくないようです。
スライドを見たり合唱を聞いたりしたとき
『控え室に行く途中で担任の先生に会って泣いた。開式を待っているあいだ、6年間の思い出のスライドがかかって号泣。式が始まってからさらに泣いた』
『卒業式で歌の場面が1番泣いたかも』
『泣かないかなと思っていたけれど、在校生一同の合唱で泣けた。一生懸命歌ってくれる気持ちが嬉しい』
卒業式が始まる前には、会場でスライドショーが行われることもよくあります。学校が持っている写真を使ったり、保護者から預かった写真を活用したりしながら完成したスライドショーは、どのようなものであっても思い出いっぱいのものばかり。他にも合唱の場面で子どもたちが一生懸命歌っている姿など、卒業式ならではの感動シーンで涙してしまうママは、多くいるようでした。
親だって思い出はたくさん。泣くことは恥ずかしいことではない!
『いろんな思いが込み上げるだろうし、泣いて良いんだよ』
卒業をする子どもたちは、それぞれ卒業するまでにさまざまな思い出があり、その生活が終わることで感無量になる場合も少なくありません。それは親も同じこと。子どもの学校生活を支えてきたわけなので、1つの区切りがついたことへの安堵もあるでしょう。子どもの成長を感じたり、これまでの出来事を思い出したりしても、感動してしまうものですよね。そう考えると、涙が出るのは自然なことなのかもしれませんね。
今回の投稿者さんは泣きすぎてしまうことを心配しているようですが、決して恥ずかしいことなどではありません。子どもの門出を祝う涙、それはきっととても素敵なものではないでしょうか?
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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