いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<義父の余命宣告>おじいちゃんに会わせる?子どもたちに伝える?伝えない?私の選択【第4話まんが】

前回からの続き。ある日義父が体調を崩し、緊急入院することになりました。すると医師からは「もって数ヶ月というところですね」と、余命宣告を突きつけられてしまいます。悩みましたが、おじいちゃんっこの子どもたち2人(小学一年生と幼稚園児)にその事実を伝えることにしました。その後、義父の最期に立ち会わせるかどうかを夫に相談すると、「なんで親父が死ぬってことを子どもたちに言っちゃったのかな」との返事が。私はなぜ子どもたちに義父の状態を伝えなきゃと思ったのでしょうか……。そんななか、ふとあることを思い出しました。それは同居していた大好きな祖母のことです。
義父4-1

祖母はどこにいるのかと両親に聞いても「ちょっと出かけている」という説明ばかり。次に祖母に会えたのは……仏壇でほほ笑む写真でした。
義父4-2

私にショックを与えるからと、通夜も葬儀も参加させられることもなく、すべていつのまにか終わっていました。その時はよくわかっていなかったけど成長するにつれ、さよならも言わせてもらえなかった悲しみが消えることはありませんでした。私の両親も、きっと私のことを思ってのことだったのでしょう。
だけど……こんな大事なことを親の独断で決めてしまっていいのだろうか、という思いが拭いきれません。夫の言うことにも一理あります。だけど私は、私と同じような思いをさせたくないと思いました。
義父4-3
私:「おじいちゃん、今ちょっと元気なくて疲れちゃってるけど、会いにいく?」
強くうなずく子どもたちを見て、私は連れて行く決心をしました。

衰弱した義父に、最初は戸惑っていましたが笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。義父の最期の日までできるだけ会わせてあげよう、そう思いました。

原案・編集部 作画・んぎまむ 編集・荻野実紀子

【つぎ】の記事:<お節介な義母>世話を焼くのが大好きな義母に育てられた夫は家事育児に非協力的!?【前編】

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

関連記事

<育児を丸投げママ>義姉が家にくる週末がツラい「いい母親になれるよ」に嫌悪感【第1話まんが】
5年くらい前の話です。私は大久保サナエ、24歳です。夫とは2年前に結婚をし、義実家で同居をしています。日中は仕事をして、夕方に帰宅。義母と一緒に料理をしたり、夫や義両親と食事をとったり……、義両親との...
<義父の余命宣告>大好きなおじいちゃんが天国へ。子どもたちに伝える?伝えない?【第1話まんが】
私には小学一年生と幼稚園の子どもがいます。先日、体調を崩して義父が緊急入院しました。すると医師から……。 夫「全身に転移していて、もう長くないらしい」 義父の余命を知った私は、残酷な事実を受け...
<子に会いに来ないで>産後サポートをしていたのに……!嫁の本心は【前編まんが:義母の気持ち】
3年くらい前の話。近距離に住んでいる息子のお嫁さんが、先日赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんはとっても可愛くて可愛くて本当に目に入れても痛くないほど。だけど今……。 「しばらく子どもに会い...