<義母の生活費、毎月12万円!?>「2万増額して」に疑問が。お金の使い道を教えて!【中編まんが】
前回からの続き。昨年の話です。義母から毎月の生活費の増額(2万円)を求められ、普段からいろいろと助けてくれるので快諾しました。しかし「その2万円は、義姉の子の習い事代として仕送りしている」と聞き、私はモヤモヤしてしまいました。義姉(ミチコさん)は私(ノリコ)がお金を渡していることは知らないようです。
正直、義姉夫婦に対し、自分の家計でまかなえないような習い事をさせるなんてどうかとも思います。しかもその仕送りがいつまで続くのか終わりがないのも不安。
私は義母に「お金の出どころを内緒にしておくかどうかも含めて、この先のことは少し考えさせてください」と言いました。
その晩、夫に義母と話したことをすべて伝えると、夫は2万円増額の理由をはじめから知っていたようでした。夫はうちの子たちが生まれるまで姪を溺愛していました。
でもいまの私は姪の応援もせず、2万円を出し渋っている冷たいおばのように思えてきて何も言えません。その後もずっと義姉への仕送りの件が頭から離れずいろいろ考えましたが、どうしても納得いきません。
同居をしているから巻き込まれるトラブルだとも思い、別居も少し考えました。でも義母の助けがある前提で仕事をしているので、現実的ではありません。それにこの辺りの賃貸での生活費を考えたら、仕送り分が増えても同居の方がお金はかかりません。
そもそも額の問題でもない気がしました。
義母にとっては実の娘、夫にとっては実の姉なのに、腫れ物にさわるように気を使っている様子に違和感があります。ただ甘やかしているだけのようにもうつります。
さらにある晩。
夫「サナちゃん「吹奏楽部が有名なA高校に進学する!」って言っているらしいぞ。すごいよなあ」
私は素直に喜ぶことはできませんでした。
私は「A高校って私立だよね? 2万のレッスン代も払えないのに大丈夫なの?」
「ハハハ……」苦笑いする夫にまた腹が立ってしまいました。
私「なんでトシもお義母さんも、そんなにお義姉さんに気を使うの? 私の気持ちは誰も配慮してくれないんだけど!」
夫は黙ってしまいました。
姉の子を応援したい夫の気持ちはわかります。でも私の気持ちをないがしろにされたことに腹が立って仕方ありません。
「近いうちにお義母さんも交えて話したい」と言うと、夫は渋々「わかった」と言いました。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃