<義両親と古民家で同居>農家の後継ぎと結婚。同居前リフォームの約束をしたのに……?【中編まんが】
前回からの続き。
「結婚しても、すぐに戻ってくる必要はない」と言ってくれていた義両親。しかし元気だった義理の祖父が突然倒れて死去。義理の祖母も後を追うように亡くなってしまい、義両親は私たちに「なるべく早くこっちに戻ってきてもらえないだろうか」と言いはじめたのです。
「リフォームの話も具体的にしてくるよ」とノブユキは言いました。
1カ月後、私は無事、娘サヤを出産しました。私が都内の実家に里帰りしている間、ノブユキは義実家でリフォームの件を相談。風呂や洗面所、台所などの水回りだけでなく耐震工事も施すことになり、かなり大掛かりなリフォームになりそうでしたが「家族が安心して快適に暮らすために」としっかり話をつけてくれたのです。
ところが、その直後に感染症が流行しはじめ、ノブユキは実家に帰れなくなってしまいました。田舎ですから「東京から息子が帰ってきている」とわかれば、近所の人たちが良い顔をしないでしょう。義両親も「農作業は近所の人と助け合ってなんとかするから」と言うので、私たちは様子を見ることにしました。
ノブユキが義母と電話をしました。
私「どうしたの?」
ノブユキ「ごめん! ミカ! リフォームの件、まだ全然進んでないらしいんだ」
私「え!」
ノブユキ「感染症の影響で、工務店がバタバタしてたようで。職人に濃厚接触者が出たり、建材が予定通り入ってこなかったり……。そしたら親父、カッコつけて「うちはいつでもいいから!」って言っちゃったらしくて」
私「あぁ~、お義父さん、言いそうだねぇ」
母が話してくれた内容をノブユキに話すと「そのアイデア、すごくいい! うちの両親に話してみよう!」とノリノリ。私たちは実母からのアイデアでこのトラブルを乗り越えたのでした。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・べるこ 編集・秋澄乃