<義両親と古民家で同居>同居前リフォームの約束をしたのに……?上手な解決方法とは【後編まんが】
前回からの続き。
「同居前に」と予定していた義実家のリフォームが感染症の影響で棚上げに。このままでは五右衛門風呂があるような「古い義実家」で同居となってしまうことに。幼い娘・サヤもいるのに……? そこで私たちは、あるアイデアを義両親に提案することにしました。
義父「敷地内って、どこに建てるつもりなんだ」
ノブユキ「使ってない納屋と土蔵があるだろ? どちらもかなりボロボロだし、台風や地震があるたびに倒壊しないか親父も心配してたじゃないか。解体したらそれなりの面積が取れるはずだよ」
義母「でも平屋だなんて、子どもが大きくなったら部屋数が足りなくなるんじゃない?」
義父「おまえたち、子どもは3人欲しいって言ってただろ」
ノブユキ「うん、子どもたちが大きくなったら俺らが母屋に移るから、親父たちが離れで暮らして」
義両親「???」
私「離れは高齢者が生活しやすい、介護しやすい作りにするつもりなんです」
ノブユキ「そもそも今の古い家は年寄りには暮らしにくいだろ? 爺ちゃんは寒い風呂場でヒートショックで亡くなったんじゃないか。高校の先輩で“介護しやすい家”を手掛けている会社の人がいてさ。いろいろ教えてもらったんだ。工事もそこに頼むつもり」
私「室内の段差をなくしたり、浴室やトイレを介護しやすい広さにしたり。お風呂の暖房設備も整えましょう」
義父「じゃあ、母屋を介護しやすいようにリフォームすればいいんじゃないのか?」
ノブユキ「そうなると風呂もトイレも廊下も今よりもずっと広くとるようになるし、間取りから何からすべて変えなくちゃいけなくなるんだ。部屋数だってぐっと減るし、そうなったら子ども部屋だってしっかり取れるかどうか……」
お義父さんに任せていたら、母屋のリフォームがいつになるかわかりません。離れの建築費を出すのは正直大変ですが、それで敷地内で別居が叶うならかえってラッキー! 義両親の性格を熟知しているノブユキの作戦のおかげで、2人とも「息子が将来自分たちが住む家を建ててくれる!」とその気になってくれました(笑)。
そして……とうとう離れが完成したのです。
義両親は、新しい機能がついたお風呂やトイレがいたく気に入った様子。母屋のリフォームにも前向きになってくれました。
ノブユキ「はぁ~、これでやっと夫婦2人で水入らずの時間が取れるようになったな。戻ってきてから今まで、古い家で同居を頑張ってくれてありがとうな」
私「ううん。ノブユキこそ、いろいろと協力してくれてありがとう。これからもよろしくね」
ノブユキ「任せとけ! これから2人目も考えていきたいね」
もしあのまま東京で暮らしていたら、ノブユキとこんなに感謝しあうことはなかったかもしれません。子どもがパパっ子になることもなかったでしょう。大変な面もありますが、前向きに毎日を過ごしていきたいと思います!
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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