<クセ強め!ママ友現る>旦那に突然依頼「友だちの家を作って」正直、断りたい……【後編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。うちの旦那に、ママ友Bさんの家を建てて欲しいと盛り上がるママ友Aさん。
ママ友の家なのに設計にまで首を突っ込もうとしているAさんに、違和感しかありません。もうこれ以上、私の中だけで留めておけない……と思い、意を決して旦那に相談しました。
旦那と話し合った結果――。
「このあたりは旦那の担当エリア外。今はたくさんの案件を抱えていているので、担当エリアの外のBさんの家を担当することはできない。でも旦那の同僚でよくできる有能な担当を紹介する」
こんな風に説得してみてはどうか、ということになりました。
「うん……ひとまずはこれで相談してみる」
旦那は意味深な表情でうんうん、と頷いていました。そして、その旦那の話は現実のものとなったのです。
数日後。AさんとBさん、3人揃った状態で直接話をしようと思い、緊張しながらAさんにメッセージを送ります。
「一度、3人で集まらない?」
しかし、すぐにAさんから電話がきました。電話口の向こうのAさんはなぜかとても不機嫌。
聞けば、AさんとBさんが盛り上がった結果……。
「俺は何も聞いてないぞ! そもそもなんで関係のないAさんがうちの家のことをとやかく言ってくるんだ! 金をだすわけでもないのに……気分が悪い!」
とBさんの旦那さんが怒ってしまったそうです。
「あ~……。ははは、大変でしたね……」
私は愛想笑いを浮かべながら(そりゃそうなるよね)と心の中で呟きます。Bさん宅の新築の話は、ここでいったん立ち消えになったようです。
心の底から安堵するのと同時に、例えどんなに親しい友だちでも、よその家のことに必要以上に踏み込んではいけないんだ、自分も気を付けよう……と改めて肝に銘じたのでした。
原案・編集部 脚本・大島さくら 作画・ゆずぽん 編集・荻野実紀子