<ママ友と金銭トラブル>「10万円貸して」突然の要求!断ると思いがけない報復が【前編まんが】
これは1年くらい前の出来事。私はヒロコといいます。息子が通う園のママ友と、ひょんなことからトラブルに発展してしまいました。
フミカちゃんとは特別仲が良かったわけではありません。ところがある日、園で会ったときに挨拶をしたら突然呼びとめられたのです。
「ヒロコちゃん……ちょっといいかな?」
向こうから積極的に話しかけてくるなんて珍しいな、と思いながらも「どうしたの?」と聞くと、フミカちゃんは少し声をひそめてこう言いました。
その夜、フミカちゃんからLINEが届きました。開いてみると「10万円を貸してもらうのが無理なのはわかったけど、いくらなら貸してくれる?」とのメッセージが。スマホを眺めたまま固まっていると、旦那が「どうしたの?」と声をかけてきました。
「実は今朝、お金を貸してほしいと言われて……。断ったんだけど今またLINEがきたの……」
私がフミカちゃんとのやりとりを説明すると、旦那も「確かにお金の貸し借りはしないほうがいいよね」と同意をしてくれました。そこで私はあらためて「うちのパパとも相談したんだけど、お金を貸すことはできません。ごめんなさい」とメッセージを送りました。
しかし翌朝。息子を園に送っていくと、仲の良いママ友のミサトちゃんが心配そうな顔をして駆け寄ってきたのです。その口からは驚きの言葉が飛び出しました。
ミサトちゃんは、私に関する悪い噂が次々に広まっていると教えてくれました。
「私はヒロコちゃんがそんなことをする人じゃないって知ってるけど……。フミカちゃん、どうやら私だけじゃなくて他のママたちにも同じようなLINEを送ってるみたいなの……」
どうやらフミカちゃんは連絡先を知っている園のママたちにあることないこと言いふらしているようです。私は絶句しました。
その内容は「ヒロコちゃんはお金遣いが荒い」「10万円貸してとお願いされた」、挙句の果てに「ヒロコちゃんにお金を貸したのに返してくれない」などというもの。園のママたちの間では私が一方的に悪者だと思われている……目の前が真っ暗になりました。一体どうすればいいのでしょうか……。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子