秋になると一段と美味しくなる「秋刀魚の塩焼き」、みんなはワタを食べる?
秋の味覚のひとつといえば「秋刀魚」。脂がのっていて、とてもおいしいですよね! しかし秋刀魚にはワタ(内臓)があり、こちらに関しては好き嫌いが大きく分かれます。ママスタコミュニティにあるママから、ワタについてこのような質問が寄せられました。
『秋刀魚の塩焼きをしたときの「ワタ」、みんなは食べる?』
秋刀魚の塩焼きのワタ、この味を好むかどうかは人それぞれだと思いますが、みなさんは食べますか? それとも食べませんか?
秋刀魚のワタは食べない!処理してから食べるママたち
『焼く前にお腹をさいて洗い流してしまう』
『家では頭と内臓を落としてから焼く。子どもたちはそのままじゃ食べないから』
まずは「食べない」という意見から。「子どもたちが食べないから」などといった理由から、焼く前にお腹をさいてワタを取り出したり、頭とワタを落としてから食べるママも少なくないようでした。しかし秋刀魚はそのままの状態で売られていることが多く、わざわざワタを取るのは少々面倒なことのようにも感じます。ママたちはなぜ、このような「ひと手間」をわざわざかけるのでしょうか?
なぜワタを取ってしまう?
『苦味が好きじゃないから、焼く前に頭と共に取っちゃう』
秋刀魚のワタを取ってしまう理由として、ママスタコミュニティに寄せられたものの多くが「特有の苦味」を挙げていました。実は筆者も普段からワタを避けて食べており、少し臭みがあるようにも感じられる苦味がどうしても苦手です……。しかしその一方で、「この特有の苦味がなんともいえない美味しさだ!」と話すママたちもいました。
一方で、好む理由も「苦味」!
『ちびちびしか食べられないけれど、あの苦味が止まらなくなる』
『苦さが好き。家族分、全部私が食べる。大根おろしと一緒に』
『肝とか美味しいよね』
ワタの特有の苦味を、なんとも言えない美味しさだと話すママたちも少なくありませんでした。先ほどのとおり筆者は少し苦手でしたが、筆者の祖父はこの苦味を大好物としていました。祖父はいつも「この苦味が最高だ」とお酒のアテにしながら言っていたので、その美味しさがわかるようになると、より一層秋刀魚を楽しめるようになるのかなと感じました。
鮮度によって食べるかを決める人も
『新鮮な秋刀魚を塩焼きしたのなら食べる。解凍物は食べない』
『もちろん鮮度が良い物に限るけどね』
秋刀魚のワタを食べるかどうかを、鮮度によって決めるママたちもいるようです。解凍した秋刀魚のワタは食べず、鮮度が良さそうなものならばワタを取らずに焼いて食べる。どうやらワタの鮮度は、美味しさに大きくかかわっているようですね。
秋刀魚を食べるときにはしっかり加熱を!
秋刀魚のワタを食べるかどうかは、その人の好みによって大きく変わってきます。ママたちからの意見を見ると、苦味を美味しく感じる人が一定数いる一方で、苦さを受け付けない人も一定数いることがわかりました。
ただ、ワタを食べるときには注意も必要。秋刀魚などの魚には「アニサキス」という寄生虫がいる場合があり、生きたまま体内に入れてしまうと食中毒の原因になる可能性があります。目視でも見つけられるサイズではありますが、幼虫の場合には見つけることが難しい場合もあります。冷凍(-20℃で24時間以上)や加熱調理(中心温度60℃で1分以上)をするとアニサキスの幼虫は死ぬと言われていますが、もしも不安な場合には取り除いてしまったほうが安心なのかもしれませんね。
秋の味覚の代表格「秋刀魚」、家族みんなで美味しく食べるためにも安全面への配慮を忘れずに!
文・こもも 編集・古川純奈
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