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わが子が第一志望の会社以外に就職することに反対する私は間違っていますか?

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あるママが子どもの就職についてママスタコミュニティにこんな投稿を寄せてくれました。

『一般的には来年就職という年齢の娘がいます。本人も一応就職には前向きです。でも内定がほしいがために興味のない職種に就いたり、働きたいわけでもない会社に勤めることに私としては抵抗が。それくらいなら別に就職しなくても? なんて思ってしまいます』

娘さんの就職に際し、思うところがある様子の投稿者さん。子どもには自らの本当の望みを叶えて欲しという思いがあるのでしょう。万が一のとき、希望先とは異なる会社に就職することについては否定的な考えをお持ちのようです。それだとすぐに辞めてしまうのではないかといった不安があるのかもしれません。そのような投稿者さんの気持ちも理解できないわけではありませんが、他のママたちからは少し厳しい意見が寄せられました。

本当に希望する仕事に就くのはそう簡単なことではない

『みんながみんな希望の職に就けるわけじゃない。希望の職に就けるだけの努力をしてこなかったのなら、妥協は必要』

『やりたい仕事やりたくない仕事というのは、ただのイメージでしょう。仮に希望の会社に入ったとして、やりたくない業務があった場合にどうするの?』

『新卒のときの就職は大事だと思います。したい仕事に就けるのはとても幸せなことだわ。自分ができそうな仕事に就くのも大切だと思います。私は就職はしてほしいな』

自分が本当に望む仕事に就ける人はほんのひと握りなのかもしれません。第一志望ではない会社に就職する人も少なくなく、それを妥協と呼んでいいのかはわかりませんが、そういった可能性についても受け入れておく必要もあるのではないでしょうか。当然ながら「そもそも働き口があるだけでも幸せ」と考える人もいるでしょう。人ごとに正解は異なるのかもしれません。

ずっと就職しないままになったらどうするの?

『興味ある仕事に就ける人ばかりじゃないよね。一生養っていくつもりなの?』

『就職しなくてどうするの? ずっと家事手伝いみたいな感じで家にいるの? なんか若いのに人生もったいないね』

もし娘さんが就職しない選択をするとして、そうなったら誰が娘さんを養っていくのでしょうか。しばらくは親である投稿者さんや旦那さんが面倒を見るとして、その先は……? 一生養っていくのは難しいのではないでしょうか。
就職して社会に出るからこそできる経験はたくさんあります。若者ならではの感受性を持って多様なスペシャリスト、ゼネラリストや同僚と接し、知恵を授かり社会性を身に付けることには、将来の自身の可能性を広げるための礎となります。その機会を失いかねないのは、子どもにとっても決してプラスではないでしょう。

『一般的には「あの子、就職もしないでブラブラしている」と言われる。アルバイトをしたとしても、「就職しないでバイト? フリーターじゃん」と言われる』

子どもが就職しないでずっと家にいると、世間からの風あたりが強くなることもあり得ます。もちろん本人にちゃんと目的があって選択した道なのであれば堂々としていればいいのかもしれません。けれどもそうでない場合には、周囲の声が娘さんにとってストレスになってしまう場合もあるのではないでしょうか。

イメージや口コミにまどわされず、実際に働いてみてから良しあしを判断しては?

『行きたい会社に行ったからって、満足するかはわからないよ。うちの娘は行きたい会社に行けなかったけれど、それなりにやりがい見つけて仕事をしている。本人次第だと思う』

『やってみたら案外向いていた、なんてこともあると思うよ』

『その仕事が天職になるかもしれないし、やりがいも見つけられるかもしれない。学校と違っていろいろな世代がいるから視野も広がるよ』

『私なんて妥協して中小企業に入ったけれど、第一志望だった大手に吸収合併されたわ。でもね、正直なところ、最初の中小企業のときの方が人も良かったし、働きやすかった。行きたくない会社でも、実はそっちの方が合っている可能性もあるよ』

『どんな理由でも、就いた場所がご縁ある所だよ。必ずその場所で何かの学びがあるんだから、子どもの歩みを止めないで』

最初は自分の希望ではないと思っていた会社でも、実際に働いてみると自分の能力を発揮できる場所だったり、実はすごく働く環境が良かったり、当初考えていたこととは違う状況になったりすることもあります。イメージや口コミからの判断が正しいとは限らないのではないでしょうか。

今の時代、転職がプラスに働くことだってある

『社会に出て経験を積むことは大事だと思う。仕事してみて違うと思えば、転職すればいいだけ。何事も経験だよ』

就職してはみたものの、もし本人が自分に向いてないと思ったり、他の仕事に興味が芽生えたりするならば、そのときは転職を検討することができます。今は転職をキャリアアップと考える人も増え、また転職の回数が多い=経験値が高いとポジティブに受け入れるのが世論の傾向だという見方もあります。実際、筆者自身も今の仕事に就くまで2回ほど仕事を変えています。それに筆者の周りでも、どんどん転職をして自分のキャリアアップをしている人がたくさんいます。

子どもが自立できるように導くことも親の役割

『親は先に死んじゃうんだから、親がいなくても生きていけるように、しっかり働く大人に育てるところまでが子育てだと私は思っている』

筆者にも大学生の子どもがいるので、子どもの就職がそう遠くないことになってきています。大学を卒業後にどんな職業に就きたいと考えているのか、はっきり聞いているわけではありませんが、どんな道を選ぶにしても、働き稼ぎ、生活を築き、社会に貢献してかなければいけないと、しっかりと教えたいとは考えています。今は筆者たちが元気に働くことができていますが、順当にいけば子どもよりも先に筆者たち親が先に他界するでしょう。そうなったときにも子どもが困らず、自らの人生を歩み続けられるように助言することも、親としての役目のひとつだととらえているのです。

もし娘さん本人が第一志望以外の会社以外には就職したくないと言っているのであれば、万が一のときにはその先どうしていくのかたずね、相談に乗ってあげましょう。またもし娘さん本人ではなく、そういったことはあくまで投稿者さんご自身の意見なのだとしたら、まずは娘さんの思いや人生を優先してあげてください。せっかくの機会ですので、コミュニティの他のママたちから届いた様々な意見を伝えてあげ、アドバイスをしてあげてはいかがでしょうか?

文・こもも イラスト・んぎまむ 編集・blackcat

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