いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<人生の選択>「大学には行け」父にレールをしかれた僕:大卒という肩書きだけのために【前編】まんが

父は僕の自慢でした。地元では誰もが知るメーカーの営業職としてバリバリ働いていた父。当時地元では珍しかった海外出張にも出かけ、「シュンくん(僕)のお父さんってすごいんだね」なんて友だちから言われると、なんともうれしい気持ちになったことを覚えています。
前編1
その後。地元の中学、高校へと進み、進路を決める時期になります。通っていた高校は進学校ではなく、たいして勉強しなかった僕は、地元で優秀な子が進むような大学に現役で行くことなんて到底ムリでした。

前編2
先生と僕で話し合い、「文系、関西地方、一人暮らしができるところ」という条件で僕の偏差値から割り出した大学を数校選びました。

前編3
「大卒という肩書きさえ取れればいいんだろうな」とどこか冷めた目で父を見る自分がいましたが、そのことは両親には言わずにいました。都会で一人暮らしをすることにワクワクしていたし、「大学生」になれることを少なからずうれしく思っていたからです。

中編へ続く。

※この漫画は知人の話を元に作成しています。

脚本・rollingdell 作画・りますけ 編集・荻野実紀子

りますけの記事一覧ページ

関連記事

<人生の選択>「大学には行け」父にレールをひかれた僕:妻子持ちの友、フリーターの僕【中編】まんが
前回からの続き。「大学には行け」と何度も同じことを繰り返す父の言葉通り、大学生となった僕。 大学に行ったものの、結局やりたいことは見つからず、気になった会社を受けてみたけど軒並み不採用の通知。就...
まんが【前編】92点で怒られた息子。厳しすぎるエリートの夫「お前が甘いからこうなるんだ!」
でも……そんな夫だからこそ、息子に対しても、学年で1位もしくは100点以外はいっさい認めないし、褒めようとしません。 確かに今回は100点ではありませんでした。 私自身は、勉強は...
<小学生が不法侵入?>勝手に家に上がり込む娘の友達。相手の親に注意すると……!?【前編】まんが
そんなある日、事件は起こりました。 いつも通りに「ただいま~!」と娘が玄関をあける音がしました。わが家はリビングが2階にあります。私が「おかえりー!」と声を掛けても、なかなか2階にあがっ...