懐かしき、わが子の幼少期。中高生ママたちの後悔&アドバイスとは
小さな子どもを育てているママたちの大変さは、並大抵ではありません。バタバタしているだけで1日が終わってしまった……。そんなことも珍しくないでしょう。真っ只中にいるときは「いつまで続くの?」とイライラすることもあるでしょうが、ふと気づくと過去の思い出になっていたりもするようで……。ママスタコミュニティにも、わが子が小さかった頃を懐かしむようなトピックがありました。
イヤイヤ期の苦労もよい思い出?昔を懐かしむママたち
『うちの子たちは、もう中高生。ママスタコミュニティで“子どもが寝てくれなくてイライラ”とか、“スーパーで買い物するのが大変”というトピックを見かけると、子どもが小さい頃はそうだったなと思い出して懐かしくなる。あの頃は本当に大変だったけど、今では魔の2歳児もかわいく思える。赤ちゃんなんて本当に天使だよね。今つらい思いをしているお母さん、いつかそれも終わるから大丈夫よ』
『大学生になって家を出た子どもたち。赤ちゃんの頃を思い出すと、寂しすぎて当時に戻りたくなる。寂しくて寂しくてたまらないよ。でも子どもたちのことを思えば、そんなことは言えないよね。お子さんが小さいママは、どうかたくさん愛してあげてね』
遠くなったわが子の幼い時代を懐かしく感じるママたちですね。一方で、幼少期の育児を後悔しているママも少なくないようです。
「もっとかわいがってあげればよかった」という後悔
『うちは高校2年生と中学3年生。イヤイヤ期や「なんで?」攻撃がしんどかったけど、今では本当に懐かしい。もっとかまってあげればよかったな、と後悔している』
『中学生と高校生の子がいるけど、小さい頃とはまったく別の生き物みたいに思える。小学校に入る前に撮った動画を観ると、一生懸命に名前を言う練習や自己紹介をしているのよ。言葉がうまく出なかったり間違えたりすると、ドスの効いた私の声が「やり直し!」とか言ってて。若かった自分が、もう最悪。どうして「よくできたね~」ってほめてあげられなかったんだろう』
『わかる。あんなに厳しくしなくてもよかったなとか、もっと話を聞いてあげればよかったなと後悔している。当たり前だけど、今は一緒に寝てくれない高3男子』
『夜泣きはひどいし、離乳食を食べてくれないしで悩んだ。ダンナの出張も多かったからひとりで必死にやってたけど、常に面倒臭さがあった。絵本も毎日読んであげていないし、ダンナがいない日は手抜きご飯。抱っこも少なかったし、すぐに怒ってばかりだった』
今思えばあれほどかわいかったわが子を、どうしてもっとかわいがらなかったのだろう? 後悔の多くはそこにあるようです。
さらには、心に余裕のなかった自分を反省するコメントも続きます。
『今振り返れば、余裕がなかったな。何をムキになって、あんなに子どもとケンカしていたんだろう。よくここまで育ったよ。あのときに戻れるなら、当時の自分をひっぱたいてやるわ(笑)』
ママになっての年月を重ねた今だからこそ、そう思えるのでしょうね。当時は当時で、きっと精一杯頑張っていたのですから……。
懐かしい気持ちはあるけれど、あの時代には戻りたくない!
逆に「もう当時には戻りたくない」という声もありました。
『懐かしいけど、あの頃に戻りたいかというと微妙。やっぱりキツかったもん。戻るのが一瞬ならいいけど丸1日は勘弁して、と思う自分がいる』
『今日友達の初産妊娠報告を受けたんだけど、今から“あれ”が始まるのかと考えたら「うっ!」となった(笑)。小さい頃って常に目が離せないし、買い物もお風呂も料理作りも離乳食もすべてが大変。仕事をしていたら急な子どもの体調不良による呼び出し、長期休みをどうするかも問題』
当時の大変さを忘れていないママたちの率直な意見です。今はぼんやりとした記憶かもしれませんが、当時のひとつひとつを思い返すと……。やり直すには覚悟がいりそうです。
かわいさの種類は変わっても、わが子はずっと愛おしい存在!
『私も小さい頃のかわいさを、また味わいたいわ。でも、中高生になった今の子どもたちも変わらず好き。今は今なりの楽しい関係性もある。さっきもクラブ帰りの中2の息子のマッサージをしながら、すっかり私より大きくなった身体が寂しくもあり頼もしくもあり。子どもはやっぱり、いつまでたっても変わらずかわいいよ』
かわいさの種類は変わっても、愛おしい存在に違いはないのでしょうね。それは投稿者さんも同じようです。
『たしかに今もかわいい。受験や反抗期で大変なんだけどさ。小学校でやっていた“スポ少”も送迎やママたちとの付き合いが大変で「やめたい!」と思ってたけど、今となってはやらせておいてよかったなと思う。息子のメンタルが強くなったし、娘も運動に自信が持てるようになった。深刻ではない記憶って薄れるんだね』
現在進行系で小さな子どもとの毎日を過ごしているママも、きっと同じように感じるときがやってくるでしょう。よほど深刻だったことは別として、大変だった日々の記憶は薄れ、懐かしい素敵な思い出になる。これって幸せなことですよね。
赤ちゃん時代から幼児期、小学生、中学生、高校生……と、あとで振り返ればあっという間に過ぎた! と感じる子育て期間。そのときなりの精一杯で、素敵な思い出を重ねていきたいですね。