「もっと、こうしておけばよかった……」子育てで後悔していることはなんですか？
子どもを怒ってしまった日、寝顔を見ながら怒ったことを後悔したことはありませんか？ 子育てがはじまってからは毎日が手探り。正解なんてわからない中で、必死に子どもと向き合ったとしても、「もっと、こうしておけばよかった」という後悔を感じながら、ママとしての経験を積んでいるのではないでしょうか。
ママスタコミュニティの「子育てで後悔していることはありますか？」というトピには、ママたちの後悔が寄せられていました。
今、幼児期のお子さんを育てているママたちには、ぜひ読んでもらいたいコメントばかりです。
子どもに怒鳴ってばかり……もっと穏やかに子育てをしたかった
このトピックで最も多く寄せられていたのが、「怒りすぎた」というコメント。頭ではわかっていても、そのときはそうするしかない状況もありますよね。それでも、子育てを振り返ったとき、多くのママたちは怒りすぎたことを後悔しているようです。
『ただただ怒りすぎた』
『下の子が生まれてから、余裕がなくて上の子にかなりきつく当たってしまった。手は出さなかったけど、ワンオペ育児で怒鳴ってばかりだった……もう1回育児やり直したい』
『神経質にならず、もっとおおらかに育てればよかった』
『叩いてしまったこと』
『怒る時の口調や日頃の言葉遣い』
幼児期にスタートさせていてもよかったかもしれないこと
習い事をスタートさせる時期も、後悔のひとつなんですね。
『習字を習わせなかったこと』
『毎日柔軟体操をさせればよかった。私よりも体が硬い』
『お金も時間もいくらでも頑張ったら作れたのに、自分が楽したいのと本人がやりたがらないからという理由で習い事を何もさせなかったこと』
『もっと、料理を手伝わせたらよかった』
小さいときは、一瞬で過ぎる
「ついこの前まで赤ちゃんだったのに……」。成長は嬉しいけど寂しい。親になって初めて知ったこの感情。すぐに大きくなってしまうからこそ、今、この瞬間を大切に。
写真・動画でその時の姿をもっと残しておくべきだった
『もっと日常的な姿のビデオを撮ったらよかったな』
『もっと写真を撮っておけばよかったな～』
『オシャレで可愛い写真を撮ればよかった』
「抱っこ～」と言われるのは、ほんの一瞬
『もっとたくさん抱っこしたり抱き締めたり、たくさん遊んであげたらよかった。高学年の今なんてくっつくのも嫌がるし、もちろん抱っこもできない』
『泣いて抱っこをせがむ姿が目に焼きついてる。確かに余裕がなかったけど、もっともっと要求に応えてあげればよかった。あっという間に抱けない年齢になっちゃったよ』
『もっと優しくもっといっぱい抱っこしてあげればよかった。ほんの一瞬だよ。小さい時なんて』
『もっと一緒に、公園に行ったり外遊びをしたらよかった』
子どもが大きくなったママたちにとってみれば、「そうそう！」と頷いてしまうコメントばかりだったのでは？ そして、今まさに幼児期のお子さんを持つママたちは、「意識していきたい」と感じたのではないでしょうか。
子育ては、頭ではわかっていても、その通りにいかないことの連続。怒りたくなくても、怒らなくてはいけないことだってありますし、抱っこしてあげたくても、100％対応できるわけではないですよね。どんなに先輩ママたちのコメントを見ても、育児書を読んでいても、後悔のない育児などあり得ないと筆者は思います。後悔しているのは、それだけママたちが子どもと向き合い、子どものことを考えているから。大切なのは、「今できることを精いっぱいしてあげる」ことではないでしょうか。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ
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